第20話 SSSの強さ
総合評価が200を超えました!2週間も経ってないのに、凄いと思います!(いえ、普通は2週間でどれくらいかなんて知りませんけど)これからももっと精進していきます!ですのでどうか、このまま見放さずに付き合ってくださると嬉しいです!
あれはーーーSSSです。
アイはそう言った。まさかこんなところにSSSランクが出るなんて・・・
「ニノ、今すぐ逃げろ。」
「で、でもご主人様は!?」
「やつは俺達のことに気付いてる。多分2人で逃げても追いつかれるだろう。俺がしばらく時間を稼ぐ。だからお前だけでも逃げるんだ。せめて麓まで行くんだ。」
「そんな・・・ご主人様を置いてなんて行けません!」
「いいから早く行け!・・・って、うわ!」
奴が何か飛ばしてきたみたいだ。ニノを逃がすのはもう無理か・・・?それにニノは行く気は無さそうだ。・・・仕方ない。守りながら戦うしかないか。
「ニノ!いるのは許すが、あまり動き回るなよ!」
「は、はい!」
「それじゃあこれを掛けといてやる。『ホーリースフィア』!」
「あ、ありがとうございます。ご主人様。」
あの球体にかなりのMPをかけた。そう簡単には壊れないだろうが・・・ステータスを確認しておくか・・・隠蔽があるかもしれないな。『超鑑定』!
邪竜ウロボロス
ランク:SSS
Lv263
HP 385600000/385600000
MP 37000000/37000000
攻撃 76900000
防御 77520000
魔攻 150000000
魔防 65000000
スキル 隠蔽、大暴風、飛風刃、恐怖喚起、死爪、煉獄焔舞、邪竜崩撃、HP自動回復(大)、MP自動回復(大)、龍鱗、即死攻撃無効
魔法 咆哮、全火魔法使用可能、全闇魔法使用可能
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ちょっと待って、強すぎない?HPと魔攻に至っては1億超えてんですけど?・・・俺もさっきの狩りで多少レベルは上がったけど無理っぽくね?ちなみに俺のステータスはこれだ。ステータスオープン。
リクマ・カンナギ
Lv68
HP 68000000/68000000
MP 52000000/68000000
攻撃 68000000
防御 68000000
魔攻 68000000
魔防 68000000
運 100
スキル 鑑定、超鑑定、隠蔽、スキル創造(固有)、全魔法習得、ステータス超絶補正、変装、金銭ドロップ量倍増、物質鑑定
魔法 全魔法使用可能、魔法創造、天体消滅魔法・アリア、死神の鎌、再生
魔法適性 火、水、風、土、雷、氷、光、闇
称号 魔神、スキルを創りし者、魔法を創りし者、全ての魔法を習得せし者、金持ち、死神
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何か称号に死神とかついてんだけど何これ?何で死神?いや、まぁそれはどうだっていいんだ。とにかく、このウロボロスをどうにかしなきゃいけない。あいつ確か即死攻撃無効とかあったよな・・・まさかとは思うけど死神の鎌って即死攻撃に含まれる?だとしたらやばくね?
「グァァァァァァァ!!」
考えてたら邪竜が雄叫びを上げた。俺達を殺る気満々だ。とか思ってたら何か口の中にためて・・・?
A:マスター!ブレスです!避けてください!
ブレスってどれくらいの威力なんだ?とりあえずここは避けて様子見か・・・なっ!
俺は思いっきり真横に跳んだ、と同時に、ウロボロスが俺がさっきまでいたところにブレスを放った。
ジュゴォォォォォォ!!!
・・・ヤバい。威力がおかしい。なに?何で地面が消えてんの?ていうか地面の断面溶けてね?
・・・これはマズいな。かなり厳しい。しかもあいつあれだけの威力なのにMPは1500くらいしか削れてない。何あのチート。俺のアリアと同レベルじゃん。
「グルゥ・・・」
・・・ズシン。ウロボロスが地面に降りてきた。今の一撃で消し飛ばなかったからか?・・・って!何かあいつの爪に黒いオーラが纏い始めたぞ!?アイ!あれは何か分かるか!?
A:あれは死爪です。食らえば即死です。
マジで!?ふざけんなよったく。それなら俺だって・・・
「スキル創造『即死攻撃無効』!」
【スキル『即死攻撃無効』というスキルは存在しま・・・】
▶はい
いいえ
ポチッ
【スキル『即死攻撃無効』を創ることに成功しました。】
今は時間が惜しい。いちいち聞いていられない。それより、これでもしも食らっても、即死効果は発動しないだろう。まぁ、普通のダメージは来そうだがな。こっちも様子見てばかりじゃいられない。行くぞ!
「マッハパンチ!」
ヒュン、ドゴォ!
「グォッ!?」
防御が高いから大したダメージはないだろうが、それでも怯ませることくらいは出来る。その隙に・・・
「スキル創造『MP自動回復(特大)』!」
【スキル『MP自動回復(特大)』を創ることに成功しました。】
HPは魔法でいくらでも回復出来る。そこまで重要でもない。他に重要そうなのを創っていこう。スキル創造をフル活用しないと勝てそうもないからな。けど、1回創る間に既に体勢を立て直してくる。恐ろしいやつだよ、SSSってのは。
「グォァァァッ!!」
A:恐らく煉獄焔舞です。気を付けねば大ダメージを食らいます。
あれがか。まぁ、そう簡単に食らってはやらん。と、ウロボロスが神速レベルで突っ込んできた。だが、一直線に突っ込んでくるだけじゃ、俺には当たらない!
「ていっ!」
俺が上に飛び上がり回避した・・・はずが、
ズドォンッ!
「がはぁっ!?」
何、だ?確かに俺は・・・避けたはず・・・なのに、何で・・・
A:マスター!大丈夫ですか?どうやらあれは追尾してくるようです。まさか追尾までしてくるとは思わず・・・
ぐ・・・そういうことか。くっ、身体が熱い・・・って燃えてる!?うわぁ!水!水!
A:マスター、水魔法を!
って何を使えば・・・あぁ、もう!アクアウォール!(あるのか?)
ブシャァァァ
と、地面から水が壁のように噴き出してきた。俺は一目散にその壁に突っこんで火を消した。
「いって・・・よくもやってくれたな・・・」
あいつは魔防が1番低い。恐らく魔法が1番効くんだろう。だが、おそらく火や氷、闇は効果が薄いだろう。水はそこまで火力が高くないし・・・
A:マスター、ここは光が有効かと。
それもそうだな。とりあえず適当に選んで使うか。
「ライト・エクス・レイ!」
ズドォォォン!
「グギャァァァ!!」
効いてるみたいだ。HPが630000程削れた。それでもまだかなりある。さっき俺が食らった攻撃の方がダメージが大きい。68000000あった俺のHPは、さっきの一撃だけで45800000まで削られていた。並行してHPも回復しておこう。
「エクストラヒール!」
ふぅ。さて、これからが本番だぜ、SSS!
SSSとの戦いは、結構長引くと思います。この戦いは、主人公の数少ないガチバトルとなります。後はほとんど無双ですからね。こういう苦戦も欲しいとの意見もありましたので、ここでSSSを投入した次第です。さぁ、この戦いは見物(多分)ですよ!




