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スキルを創って異世界最強!? 〜つまらない日常から一転、非日常へ〜  作者: 日下辰巳
第3章 獣人国王都アガレーヌ編
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第120話 ベルゼブブのステータス

すいません、執筆中に眠りこけてしまいました・・・カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ

起きて寝惚けつつ書いたので、ちょっと大雑把になってしまったかもしれません。今度は、今度は早めに投稿しますから!だからどうか許してください!(土曜か日曜に書ければと思います)

はい。ルゼと早食い勝負をしてきました。え?結果はどうなったのかって?そりゃもちろんお察しの通り・・・


「わはー!リクマは良い人間なのだー♪」


分かったろ?呼ぶのをやめてくれてないってことは、そういうことだ。


「いや、それは嬉しい評価だが、一体何で良い人間だと思ったんだよ?」


「ルゼと遊んでくれたからなのだー。後、ルゼのことをルゼって呼んでくれるからなのだー♪」


あぁ、そうそう。俺はベルゼブブのことをルゼって呼ぶようになった。そっちの方が嬉しいらしいし、紛らわしくないからな。ちなみに、やっぱり早食い勝負は遊びだったらしい。


「いやまぁ・・・そっちの方が紛らわしくなくて良いから呼んでるだけだけどさ。」


「それでも嬉しいのだ♪あ、そうなのだ!ルゼはリクマの力を見るために呼び出して貰ったのだー!リクマ、ルゼと勝負なのだー。」


また勝負かよ・・・まさか今度こそ大食いとか言うなよ・・・?


「・・・今度は何の勝負だ?」


「今回は普通のバトルなのだー!ルゼも結構強いのだぞー?」


どうやら、普通にバトルのようだ。まぁ、そっちの方が有難いけど、ルゼはベルより小さいからなぁ・・・正直バトルは気が引ける。


「まぁ、俺としてはそっちの方が勝ちの目はあるだろうし良いけどさ、やっぱり女の子に殴りかかるってのはなぁ・・・」


「リクマは結構優しいのかー?でも、ルゼはそこまでやわじゃないのだー!」


「・・・どうしてもやるのか?」


「どうしてもなのだー!」


うぅん・・・気が進まないなぁ・・・まぁ、一応ルゼのステータスを見てみるか・・・




ベルゼブブ

Lv7824


HP 3.226958E+21/3.226958E+21

MP 2.759886E+22/2.759886E+22

攻撃 3.681423E+21

防御 3.165762E+21

魔攻 2.918963E+21

魔防 3.535628E+21

運 82


スキル 大食、悪食、雑食、大罪悪魔専用ステータス超補正、砕牙、噛み砕き、食事回復、早食い、食事強化、グラトニー・パーティー


契約時の力 魔食、技食、ステータス一時加算、食事回復、味覚強化、豪食


魔法 全土魔法使用可能、ストーム・ブリンガー、エンペラー・トルネード、ラース・オブ・アース、エルトレス・ペンネクレイル


魔法適性 土、風


称号 悪魔、大罪悪魔、大食らい、甘えん坊、好奇心旺盛、八重歯少女


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なぁにこれぇ?これがルゼのステータス?他の皆に比べたら低いけど、ルゼは1番年下らしいし、レベルが低いのは納得がいくけど、なんかスキルが色々やばそう。


いくつか見てみるか・・・


大食

効果:パッシブスキル。いくら食べても太らず、食べられる量を格段に増やす。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


悪食

効果:パッシブスキル。腐ったものなどを食べてもお腹を壊したりしない。また、普通不味いものも、美味しく食べられる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


雑食

効果:パッシブスキル。どんなものでも食べられる。それが例え形の無いものであろうと食べることが出来る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なんか地味に嬉しい効果が多いな・・・悪食あったら何を食べても平気な気がする。ってか、雑食の効果が本気でヤバい。


「んー?ルゼを鑑定してるのかー?」


「良く分かったな・・・」


「何となく、そんな気がしたのだー。でも、勝手に人のを見るのはどうかと思うのだー・・・」


それは確かに・・・プライバシーもクソもねぇよなぁ・・・


「わ、悪い・・・」


「まぁいいのだー。どうなのだー?ルゼと戦う気になったのかー?」


「正直やっぱり戦うのは気が引けるけど、どうしてもやらなきゃいけないんだろ?」


「そうなのだー。じゃあ、準備が出来たら言って欲しいのだー!」


と、ルゼは言う。まぁ、俺ももう準備は出来てるし、始めるとしようかな。


「俺の準備は良いぞ。ルゼから来ても良いぞ?」


「分かったのだー!それじゃあ食らえなのだー!」


ルゼは、単純なステータスで殴りかかってきた。が、俺はそれを苦もなく躱す。


「反応が早いのだー・・・ステータスじゃルゼの負けなのかー?」


「まぁ確かに、純粋なステータスの数字で測るなら、俺の方が上だな。」


「ふわぁー・・・すごいのだー!ならルゼももっと遠慮なくいくのだー!」


ルゼはそう言うと、姿勢を低くし、今にも俺に飛びかからんとしていた。その構えはそう、まるで猫のようだった。


「てやー!」


そんな掛け声と共に、ルゼは俺に突っ込んで来た。多分これ、俺を噛み砕く気だと思う。ゾッとするわ・・・


「よっ、と!」


だが、そう簡単に噛み砕かれてやる訳にはいかない。俺はギリギリまで引きつけて避けた・・・のだが、


「ぐっ!?」


俺は、左腹部からの激痛を感じた。ルゼの一撃は躱したはず。一体何があったのかと、そこに視線を向けて、言葉を失った。・・・否、失ったのは言葉だけではなかった。


「なんだよ、これ・・・」


そこには、さっきまであったはずの俺の左腹部が消えていた。何かに食われた(・・・・・・・)ような跡(・・・・)を残して。


「がっ、ぐぅ・・・」


俺は、脳が焼き切れそうなほどの痛みを必死に耐え、瞬時に回復魔法を施した。痛みは消えたけど、さっきの光景を思い出し、寒気がした。本来のルゼのステータスでは、俺にあんなダメージを与えることは出来ない。ってことは、あれは明らかに防御力を無視してる。食べる力に、防御力なんて関係無いってか・・・


「今のは流石に痛かったぜ・・・」


「ルゼを甘く見てるから、痛い目に会うのだー!」


全くもってルゼの言う通りだ。ちょっとルゼを甘く見すぎていた。どれだけステータスの差があろうと、油断は禁物ということだ。・・・とはいえ、この差をほぼ無視して大ダメージを与えてくるのだから、暴食の力の強さに戦慄する。


「なら俺も・・・もう少し本気で相手をしてやる。はっ!」


今度は俺から仕掛ける。ステータスにものを言わせて、ルゼの反応出来ないレベルの速度で動く。そのままの速度で、ある程度加減した蹴りを放って・・・ルゼの身体を捉えた。


「わぁぁぁ!?す、凄い力なのだー・・・」


俺の蹴りを、ルゼは咄嗟に腕でガードしていたみたいで、それほど怪我はなかった。・・・てか、反応出来ない速度で動いたはずなのに、普通にガードされてんだけど・・・


「んんんー・・・これでも食らえなのだー!」


するとルゼは、その場で大きく口を開け・・・何かを噛み砕く動作をして・・・俺は直感で真横に飛んだ。理由は分からない。だが何となく、そこにいるとヤバい気がしたからだ。そしてその予感は的中した。


「おいおい・・・こんなもん食らったらヤバいって・・・完全に俺を殺しに来てやがる・・・」


俺がさっきまで立っていた所の地面から、さらにその直線上にあった森の木が、巨大な何かに食われたような感じで消し飛んでいた。あのままあそこにいれば、俺は確実に喰われてた(・・・・・)。ルゼは俺を殺す気で戦っている。これ、下手すれば俺死ぬんだけど?


「今のは避けられるとは思わなかったのだー・・・ちょっとショックなのだー・・・」


「いやいやいや、今完全に俺を殺しに来てたよね?契約者殺そうとして大丈夫なのかよ?」


震え声で聞いた俺は悪くないと思う。だってさ?普通殺す気でかかってくるとか思わないよね?それともあれか?俺が平和ボケしてるだけなの?違うよね?違うって言ってくれ・・・


「死んじゃったらそれまでの人間だったってことなのだー。ルゼはルゼが本気を出しても死なない人間しか気に入らないのだー。」


「結構ドライ!でも悪魔らしいな!」


「だからリクマもルゼを殺す気でかかってくるのだー。そうしないと、リクマの方が死んじゃうのだー!」


ヤバいわ。ルゼが真面目に悪魔し過ぎてる。ってか、割とマジで本気でいかなきゃ俺が死ぬな・・・


「・・・んじゃ、俺もほとんど手加減無しでいくからな?打ちどころが悪いと死ぬかもしれないぞ?」


「そうこないと面白くないのだー!それじゃあここからが本当の・・・勝負なのだー!」


そして、俺とルゼはほとんど手加減抜きで戦ってーーーとうとう決着が着いた。

結構意外な展開でしたか?私にも意外な展開になりました。だって、最初こんなバトルなんて組み込むつもり無かったですもん、、、作者も予想外の展開にしてしまいましたwこんなんで大丈夫なのだろうか・・・( ´・ω・`)

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