第114話 ココ達から見るお風呂回
何かもう、タイトルとか内容が適当なのは勘弁してください。モチベの著しい低下に伴い、内容も薄っぺらくなってるような気がしないでもないような気がしないでもないと思われなくもないです。
ーーーside ココ
妾達が、リークの湯浴みに突入する数十分前、妾達は、自分達の部屋の部屋の外で集まっておった。
「はぁ・・・ご主人様と同じ部屋じゃないなんて・・・」
ニノは、リークと同じ部屋になれなかったことに大層不満のようじゃ。
「まぁ、リークにも色々あるのじゃろう。」
「でもぉ、あのエイルさん・・・でしたっけぇ?リークさんと何かないか不安なのですがぁ・・・」
ベルは心配そうな顔をする。妾も心配ではあるが、エイルは昔からの付き合いじゃし、かなり信用しておる。じゃから、リークと何かあるとは思えん。・・・確証は無いのじゃが。
「・・・エイルであれば、それなりに弁えてもおるし、何も無いとは思うがの・・・」
とはいえ、少し心配じゃの・・・むぅ、先ほど随分と嫉妬させられてしもうたから、リークのことに対して敏感になっておるようじゃの・・・
「・・・あれ?何か声が聞こえません?」
ニノはどうやら、妾達のおる廊下の先の声を拾ったようじゃ。
「本当ですねぇ・・・聞き取りにくいですけどぉ、何やら言い争っているような・・・?」
そうしてしばらくしておると、声は聞こえなくなった。
「・・・何かあったんですかね?」
「お祖母様の声に聞こえたんじゃが・・・嫌な予感がするのは妾だけじゃろうか?」
「いいえぇ、私もぉ、嫌な予感がするんですよねぇ・・・」
どうやら、ベルも嫌な予感がするようじゃ。・・・様子を見に行ってみるべきじゃろうか?
そう思い、2人に相談してみると・・・
「別に気にすること無いと思いますよ?それより、私はご主人様に構ってもらいたいんですよぅ!」
「それは皆同じ気持ちじゃ。それにしても、リークは何故あそこまで妾達と別になりたかったのかのぉ・・・」
ニノの一言で、一瞬で話題がリークの事になったが、それを気にするものはここにはおらぬ。皆、リークの方が大事なのじゃ。
「そうですよぉ、今からでも遅くはありませんしぃ、リークさんにもう1度直談判しに行きませんかぁ?」
「むむっ!そうですね!それが良いです!早速行きましょう!」
ニノが、ベルの提案を即刻受け入れた。じゃが、リークにも何か訳があるのじゃろうし、流石のリークも、ここまでしつこくされては、本気で妾達を嫌いかねん。それだけは嫌じゃっ!
「待つんじゃ!確かに今寂しいのは分かるが、ここで無理を言ってリークに嫌われたらどうするんじゃ!?」
「うっ!?そ、それは・・・うぅ~・・・」
ニノは唸り、頭を抱えた。その気持ちも良くわかるが、リークに嫌われるのだけは御免じゃ。・・・が、何か話すべき話題でもあれば別じゃが・・・
「何か大切な話題でもあるのなら、怒られんじゃろうがな。・・・じゃが、そんな都合のよい話題も無いじゃろう?」
妾は、先程思ったことを口に出した上で、そんなものは無いと言った。じゃが、ベルは何か思い当たったようで、
「・・・あ、そうです。リークさん、『暴食』スキルを取るのを忘れているかも・・・」
「「あぁっ!!」」
ニノと妾は、揃って声をあげた。そうじゃ、リークのことじゃから、存外忘れておるやもしれんの・・・
「な、なら!話題もありましたし、ご主人様を探しに行きましょう!」
話題を得たことで、妾も会いたい気持ちが限界を超えてしもうた。今すぐリークに会って、耳と尻尾を撫でてもらいたいのじゃあ!
「・・・でもぉ、よくよく考えたらぁ、リークさんを泊めているエイルさんのお部屋ってぇ、一体何処にあるんでしょぉ?」
「「・・・」」
先程から、妾達はベルの言葉に一喜一憂しておるの・・・って、そんなことはどうでもよいのじゃ。
「エイルの部屋なら、恐らくお祖母様が知っておるじゃろう。お祖母様かエイルを探すのじゃ!」
「はい!(了解ですぅ♪)」
「まずは、お祖母様の部屋に行ってみようぞ。」
そうして、妾達はお祖母様の部屋へと赴いたのじゃ。
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で、お祖母様の部屋へ来たわけじゃが、普通におったので、大して苦労もせずに見つけることが出来た。
「お祖母様、妾達はリークと大事な話があるのじゃが・・・」
「む?婿殿と大事な話とな?そうじゃのぉ・・・わっちがエイルに申し付けて、今は『風呂』に入ってもらっておるはずじゃが・・・エイルと共に、の。」
妾達はその一言を受け、凍りついてしもうた。
「・・・何故、ご主人様がエイルさんと『風呂』なるものに入っているんですかぁ?」
ニノは、目の色を暗くし、さらに目を細くして、威圧感を出してしもうた。まずいのじゃ、これじゃあお祖母様がまた気絶してしまう・・・
そう思い、お祖母様の方を向くが、妾は意外な光景に愕然とした。
ーーー何せ、あれほどまでに精神の弱いお祖母様が、白目を向いて気絶していないのだ。
「まぁ、何じゃ。折角来てもらった孫の婿殿なのじゃから、何のもてなしも無しでは、わっちとて面目が立たんのじゃ。じゃから、妾は先程、エイルに身体を存分に使い、精一杯もてなせと言ったのじゃ。じゃから、今頃きっと2人で『風呂』に入っておるのでは・・・おや?」
お祖母様が語り終わる前に、妾達は浴場に向かっておった。そのようなことを言いおったお祖母様には、後で気の済むまで説教をしてやるとして、はようリークの元へ行かぬと、2人の間に間違いが起きるやもしれん!というか、エイルも何故お祖母様の言う事をほいほい聞くのじゃ!まさかお主までリークに惚れたなどと言うのではあるまいのぉ?そんなこと言いおった日にはーーー
そんなことを考えておると、目の前に浴場へと繋がる扉を見つけ・・・
「お腹まで洗いましたので、次はーーー」
その声が聞こえた瞬間、妾の中の何かが切れた。そして、頭の中では、ただ一文だけが浮かんでおった。
『そ れ 以 上 は 言 わ せ ん ぞ ?』
妾は扉を開け放ち、叫んだ。
「一体どういうことじゃあぁぁぁぁ!!!!!!!?エイルぅぅぅぅ!」
そして、妾の顔を見た2人の顔が恐怖と驚愕に変わり、エイルがすぐに情けない声で言い訳をしようとしおった。じゃが、
「あ?」
という、妾でも驚くような声が出た。この時の妾は、恐らく感情が余りにも不安定だったのじゃろう。気が付けば、リークの腕の中じゃった。
それから、少し落ち着いた妾は、リークとエイルの混浴は後で咎めることにして、とにかく妾達と一緒に混浴してもらうことにした。
「ふふん♪リーク、妾の耳を触るがよい。」
妾は、先程からして欲しくて堪らなかったことをねだり、極めつけに3人で同じことを言うた。
「私(妾)達の身体、好きにしていいんですよぉ(良いんじゃぞ)?」
と。すると、リークの方も理性が限界だったのじゃろう、妾達を瞬時に襲ってきおった。妾達もそれに応え、しばらくは快楽の海に沈んでおった。
全く、相変わらずリークは激しかったのぉ♡
新しい小説も並行して書いてみようかなとも思うのですが、皆さんはどんな小説が好きですか?参考までに教えていただけると嬉しいです。