第10話 事情聴取
眠たすぎて全然話が進みません。事情聴取って書いてはいますけど、事情聴取のシーンなんてほんの数行くらいで終わります。次話は進む予定なので、今回は勘弁してくださいお願いします何でもしますから(なんでもするとは言ってない)
ーーーギルドにて
俺は何でこんな所にいるんだ?俺は確か門番の兵士さんに街に戻るように言われて、それで特に行くところの無い俺は兵士さんに連れられてギルドへと来たんだっけ。・・・まぁ王城じゃなかっただけマシとしようか。ちなみに俺が入ってくるなり、さっきお世話になった受付嬢が対応してくれた。それから俺は今・・・
「・・・で?他に見たものは無かったのか?」
「だからさっきから何度も言ってるじゃないですか。見てないものは見てないんですって。」
・・・門番の兵士さん(名前を聞いたらカナックと言うらしい。)の同僚の人達に事情聴取をされている。もちろん、先ほどの山が消し飛んだ騒ぎの件だ。俺を引き止めたのはこの為だったのかと、一瞬カナックさんを疑ったが、カナックさんが同僚の人を止めようとしているので、それは違うと判断した。だって、
「ラハル(カナックさんの同僚の人)さん、私もさっき話をしたから間違いありませんって。ですからもう聞く事は無いはずです。この人は偶然あの場に居合わせただけなんですから。」
って、俺を擁護してくれてんだもん。こんな人が仕組んでたとは、どうしても思えないよな。
「・・・まぁ、これ以上話しても何の情報も得られそうにないしな。開放してやる。」
この人が上から目線過ぎてイライラして来たぞ。戦ったら多分、俺の方が強いのに。
「ごめんなさい。あの人、悪い人ではないんですけど、山を消し飛ばすなんて桁外れの力を持った人が近くにいると分かって、この街を本気で守ろうとしているんです。少しでも多くの情報を集めて、犯人を見つけ出し、この街に危害を加えないように捕まえようとしているんです。まぁ、相手が話せるような相手なら、話し合いで解決しようとはしてるみたいですけど。」
ここで俺がやりました、なんて言ったら話し合い出来んのかな?・・・多分無理だろうな。真っ先に攻撃されるだろう。てなわけで黙ってよう。
「なるほど、あの人もこの街を本気で守ろうとしてるんですね。それならまぁ、少しは理解出来なくもないと思われなくも無いような気がしないでも無いです。」
「どっちなんですか・・・まぁ、少しでも理解して貰えたら、ラハルさんも少しは嬉しいんじゃないでしょうか?」
「そういうもんですかね?」
「そういうもんです。」
そういうもんらしい。
「っと、そうだ。あれから特に何も無かったので、出ようと思えばこの街から出られますよ。どうなさいますか?」
「あ、それじゃあ出ます。2度・・・いえ、3度ですかね?とにかくお世話になりました。」
「あ、もう行ってしまわれるんですか?」
俺が行こうとしたら、今度は受付嬢が声をかけてきた。一体何用だろう?それに俺は、1度この街を出るにしても、お金が溜まったらまたここに来るつもりなんだが・・・受付嬢にお金返すために。俺はあんまり貸し借りを作りたく無いんでな。・・・いや、やっぱ貸しはいくら作ってても損は無いか。借りは作るだけ損だけど。
「えっと、まだ行っちゃいけないんですか?」
「あ、いえ、そういう訳では無いのですが・・・その、もう少しここにいて欲しいなぁ・・・って思って・・・」
「どうしてですか?」
「ふぇ!?そ、それは・・・貴方のことが・・・ゴニョゴニョ」
「え?何ですか?聞こえません。」
「き、聞こえなかったのならいいです!大したことじゃありませんから!」
「そ、そうなんですか?大したことじゃないなら行ってもいいですよね?」
「う・・・は、はい。引き止めて申し訳ありませんでした。」
・・・?なんだろう。顔がめちゃくちゃ赤かった様な・・・まさかな。
「それじゃあ今度こそ、行ってきます。」
「「はい。お気を付けて」」
カナックさんと受付嬢が同時に見送りの挨拶をしてくれた。本当にええ人達やなぁ・・・
「それはともかく・・・今度こそ、しゅっぱーつ!」
ーーーこうして俺は、今度こそお金稼ぎに出るのだった。
今日はBBQとかやってて全然書く暇がありませんでしたwそれでも、毎日更新を頑張っているので、意地でも今日ぎりぎり書き終えました。短いのと話が進まないのは本当にごめんなさい。明日埋め合わせをする予定です。明日を楽しみにしててください。それではおやすみなさい。