第8話 スキル創造の威力
起きてご飯食べて書きました。主人公ヤバくなっていきます。ここからがチートの本領発揮ですよ・・・
さて、冒険者になったからまずはこの街から出ないとな。ん?その前に俺の偽名が知りたい?あぁ、それはギルドカード見た方が早いと思う。
リーク
ランク:F
依頼達成数:0
登録場所:アルガネス王国王都(名称:アマガノ)
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書いてある事項は少ないけど冒険者ならこれくらいで必要十分だよな。そして俺の偽名は「リーク」だ。うん、陸魔の陸から取って伸ばしただけだ。そこ、もうちょっと捻ろとかネーミングセンス無いとか言わない!あの短時間で思い浮かばなかったんだよ!
閑話休題
とりあえず王都を出よう。さらば王都!
「あ、冒険者になられたんですか?」
「えぇ、お陰様で。」
声を掛けてきたのは門番の兵士だった。ちゃんと俺のことも覚えてたとかマジでいい人や。
「それにしても良く俺のこと覚えてましたね。」
「それはまぁ・・・凄く格好いい容姿ですからどうしても覚えちゃいますよ。」
あ、そっか。俺変装スキルで凄いイケメンになってたんだった。自分でも驚いたんだから普通の人も結構びっくりするよな。まぁそれはいいや。それはともかく、言っておかなきゃいけないことがあったんだった。
「あの・・・冒険者に登録するのにお金取られるって聞いてなかったんですけど・・・」
「あ・・・すみません。普通だと常識だったので言い忘れてました・・・」
あーそっか常識なのか。なら言い忘れることもあるわな。てかこの町の人って言い忘れることが多いのかな?
「まぁ、どうにか冒険者には成れたからいいんですがね。」
「本当にすみません。で、ええと・・・王都の外に出たいんでしたよね。」
「はい。」
「冒険者の方からはギルドカードの提示をお願いしているのですがよろしいですか?」
「あ、はい。これですね。」
俺はギルドカードを提示した。
「まだこの街への無料通行許可証になってませんね。でしたら、今からさせて頂きましょう。」
「無料通行許可証?」
「はい。冒険者になると良い事は、冒険者が依頼を受け、街の外の危険を減らしたりしてくれる代わりに、冒険者の証であるギルドカードに、無料で様々な街を行き来出来るようにすることが出来るのです。それが無料通行許可証となります。この無料通行許可証は、とある魔法道具によって、直接ギルドカードに記録されます。これをまた、とある魔法道具で調べることで、どこの街を無料で行くことが出来るのかを調べられます。記録されているところであれば、通行料を支払わずに入ることが出来ます。ただし、街に入るのが1度目の時は、例え冒険者でも通行料が必要となりますのでご注意くださいね。」
「だから冒険者になることを勧めたんですね。」
「はい。ですが、冒険者になるということはつまり、命の危険を伴う仕事と同義です。ですから、腕に覚えのない人は、冒険者にならず、冒険者を雇うことが多いですね。通行料を支払わずに済み、また、道中の危険を排除してくれますから。特に貴族や商人なんかが、よく冒険者を雇ったりしていますね。冒険者を雇うのは、結構なお金がかかると言われてますが、やはり命には変えられないのでしょうね。あ、それと、ギルドカードを失くされた場合、それまでの無料通行許可証の記録は全て消えてしまいますので気を付けて下さい。」
「親切に教えていただいてありがとうございます。」
「いえいえ、これも仕事ですから。それでは、お気を付けて。」
「はい。それでは、お世話になりました。」
こうして俺は王都から出たのだったーーー
・・・おぉ、ここが街の外か~。自然がたくさんあって気持ちいいわー。
さて、と。次の街に行こうとは思っていたが、お金が無いと入れないらしいからなぁ・・・とりあえずはお金稼ぐか・・・あれ?どうやって稼げばいいんだ?それに俺この世界の常識や相場なんて全くわからんぞ!?
どうしよう・・・あ、そうだ。こんな時こそスキル創造使えばいいじゃん。あ、でも何創れば・・・そうだ!ゲームとかではまず必ずあるあの機能・・・
「スキル創造『ヘルプ』!」
【スキル『ヘルプ』を創ることに成功しました。】
よっしゃ!これで色々分かるかもしれん。さてと、それじゃ早速・・・『ヘルプ』
A:質問をどうぞ、マイマスター。
!?いきなり脳内で声がした!しかも呼び方がマイマスターなのか・・・マスターだけで良くね?
A:かしこまりました。マスター。
設定変更まで出来んのかよ・・・何だよこの高性能なヘルプは・・・まぁいい、とにかく色々質問しよう。
Q:まず、どうやって金を稼げばいい?
A:仕事を熟す、依頼を達成する、モンスターを倒す、等が挙げられます。
Q:モンスターって魔物?
A:はい。
Q:お金の単位は?
A:銅貨、銀貨、金貨、白金貨、黒金貨、聖邪金貨の6つとなります。価値は聖邪金貨が最も高く、銅貨が1番低くなっています。
Q:お金の価値を低い順に並べるとどうなる?
A:先ほど言った通りです。銅、銀、金、白、黒、聖邪の順です。
Q:銀貨は銅貨何枚分の価値がある?
A:100枚分です。
Q:ほかは?
A:全て一つ前の単位の100枚分の価値があります。
なるほど・・・他にも知りたいことはあるけどここまでにしとくか。
それはともかく魔物狩りか・・・てか他にもスキル創っておくか・・・とりあえず強くなりたいから・・・
スキル創造『全魔法習得』!
【スキル『全魔法習得』を創ることに成功しました。】
これで俺も魔法が使え・・・
【全ての魔法を使えるようになりましたので、魔法欄に『魔法創造』が追加されました。】
は!?ちょっと待って、なにそれこわい。え?俺スキルだけじゃなくて魔法まで創れるようになっちゃったの!?・・・使ってみたい。けどそれは後だ。他にもスキル創らなきゃ。
スキル創造『ステータス超絶補正』
【スキル『ステータス超絶補正』を創ることに成功しました。】
これでレベルアップした時にかなりの補正がかかるはずだ。どれくらいかは分からんが。後は・・・鑑定した時に隠蔽持ちがいたら面倒だな・・・鑑定の上位互換創れるかな・・・
スキル創造『超鑑定』
【超鑑定というスキルは実在します。自力で手に入れられる可能性がありますが、本当に創りますか?】
のわっ!?いつもと口上が違うせいでビビった・・・てか超鑑定ってスキル実在するんだ。うーん、でもなぁ・・・いつ手に入るか分からんし創っておいて損は無いだろ。
▶はい
いいえ
ポチッとな
【スキル『超鑑定』を創ることに成功しました。】
こんなもんかな。とりあえず次は・・・魔法創造を試してみようじゃないか・・・
そういえば前話の時点でブクマが20件になってました。小説書き始めて4日目なのに凄いと思いましたwでも人気小説ってもっともっと多いんですよね。ブクマしてくれると嬉しいですし、拡散してくれるともっと嬉しいですwこんな稚拙な作品ですが、少しでも多くの人に、暇潰し程度でもいいから見て欲しいです。それでは次回お会いしましょう。