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パーム   作者: 吉田 椿
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序章

序章




あなたは、今いる世界とは別の世界を信じますか。

なぜこの世界では、皆が同じ言語を話すのか。

なぜこの世界では、争いが絶えないのか。

なぜこの世界は、今も生き物の均衡を保てていたのか。

では、あなたが知る由もない話しをお話ししましょうか。


昔々、世界は1人の人間によって治められていた。

その人物はパームを操り、国を正常なパームの流れへと流す者。

パーム使いは、聖剣の主と共に人々が平和で暮らせる国を作っていた。

しかし、どの世界にも逆らう者はいる。

いつからか、世界を虚無の世界へとしたい者が、パーム使い【世界の王】に抗い始めた。

抗う者たちを人はレジストと呼んだ。

パーム使い、聖剣の主達とレジストの戦いは、世界を消滅させるほどのものだった。

パーム使いは、世界が消滅する瞬間に最後の力を使い、パームの力と聖剣の力を次の世界へとつなげたという。


ある書物によれば、この話にある次の世界とはここのことらしい。


皆様、読んでくださりありがとうございます。

ちょっとした気まぐれで、書いてみようと思ったこのお話。

どれくらい続くかはわかりません。

1.2話で終わるかもしれないし、はたまた100話を超えるかもしれません。


ですが、皆様に楽しんで良いでいただけるようどのお話も精一杯、作成しようと思います。

どうか、今後もよろしくお願いします。

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