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東方Project ~緋色の旅路~  作者: 帰ってきた桜の花
序章
8/15

出会いは突然

はい、皆様こんばんは!アリシアです。


今回は突然なお別れ回となっております。

夜...


真っ暗な空が広がるこの世界、幻想郷

夜の幻想郷は妖怪達が活発になり、夜な夜な人を襲ったりする恐ろしい世界へと変わる。


と言っても、それは毎回ある訳ではなく

ようは妖怪達が活発になりますよって意味だ。


つまり、私が何を伝えたいのかと言うと...


「迎えに来たわ...お兄様...」


「き、君は...?」


はい...、夜に何故か寝付けなくて

なんとなく風にでも当たろうかと外を出て夜空を眺めていた時にでした。


いきなり黒い物体が私の視界に入り、そのまま私の近くに降って来たので

何だ何だ!?と驚いているところに「迎えに来た」である。


通常の3倍驚きましたよ...。


で...、この、誰かわからない

少し変わった丸い帽子に紅いリボン?

そして、白に近い服に黒い翼

んでもって、身長は結構小さめで声からして女性。


そんな人?から迎えに来たと言われているのです。


「私はレミリア・スカーレット、紅魔館の当主であり、夜の帝王でもある誇り高き吸血鬼よ」


どうやら彼女の名前は、レミリア・スカーレットと言う名であるらしく

おまけに「あなたの妹でもあるわ!」と何故かここだけ強調して付け足してきた。


「えっと...、とりあえずはじめまして、私はアリシア・スカーレット、失礼ですがどこかでお会いしましたか?」


「いいえ、これが初対面よ」


「はぁ...、それで、レミリアさんは私に何か用で?」


「だーかーらー!迎えに来たんだってば!!」


両腕を上に上げて、黒い羽をもバタつかせて

うがー!とならんばかりに訴えてくるレミリア。


「んと...、大変失礼なんですが、会った事もない方に迎えに来ましたと言われて、はいそうですかって言ってホイホイとついて行くほど、私は単純じゃないので...」


そう言って私は、出来るだけ柔らかく断ってみた。


「うー...、お願い、一緒についてきて...、お兄様が欲しがっているものがあるから...」


さっきまで、威勢よく迫ってきてたレミリアが

今度はどこか...こう...、何かがくすぐられるような感じになり

少し、落ち込んだような状態で私にお願いする。


それにしても...


(私が欲しがっているもの...記憶が...?)


少し考え事をしていると...


「だぁー!もう!!うっさいわね!!!」


まさに怒ってますと言う状態で

大きな声で怒鳴りながらやってくる霊夢。


「少しは時間を考えなさいな霊夢」


「うっさい!それはこっちの台詞よ!」


と、さっきまでの落ち込んだ状態とは別に

まるでカリスマのよなものを感じさせながら言うレミリア。


対して霊夢はご立腹。


「で、一体こんな時間にアリシアさんに何の用よ?」


「実は...」


霊夢の質問に対し、私が何故か答える。



~少年(笑)説明中~


「なるほどね、まぁ、行くかどうかはアリシアさんが決めることね」


「よいのですか?」


「いいもなにも、別に私がアリシアさんを束縛する理由なんてないし、権利もないしね」


権利があったら私の事、束縛する気ですかね...この人...。


「恩も十分に返してもらったし、別にアリシアさんがここに居たいってなら構わないわよ?」


「...」


私は考えた

霊夢さんは居ても構わないと言ってくれているが、さっきも言ったとおり

私はレミリアが言った「私が欲しいものがある」と言う言葉。


それがどうしても気になって、考えに考えた結果


「すいません霊夢さん...、私、ちょっと行って来ようと思います」


結果、私はどうしても気になる言葉の答えを見に

レミリアに付いて行くことにした。


「そ、まぁいいわ、夜の道には気をつけるのよ?」


「申し訳ありません...」


「いいって、また遊びにきてね?」


「はい、喜んで」


「それじゃ、私に付いてきて」


突然の別れの挨拶を交わし

私はレミリアの後を追うように空を飛んだ。


霊夢さんには空を飛ぶ事から身を護る為の術も

幻想郷の事など、多くの事を教わった。


それなのに自分は、家事、洗濯に料理

これと言った恩返しをしていないことに、罪悪感を覚え

博麗神社を後にした。

今回はここまで!

次回はアリシアの新しい一日として、場所は紅魔館へと移ります!


それでは、次回も~?


ゆ っ く り し て い っ て ね !


評価、コメント、たくさんお待ちしてます!


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