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東方Project ~緋色の旅路~  作者: 帰ってきた桜の花
序章
4/15

信じるか否か…

はい、皆さん!作者のアリシア(桜花)です!


今回は会話が多めです。

突然起きた体の変異

突然現れた、八雲 紫と言う名の女性。


紫さんの話によると

もともと、私はこの世界の住民ではないらしい


ならば何故、私はこの世界に居るのだろうか?

そもそも、そんな馬鹿げた話なんてあるのか?


私は何が何だかと、頭の中はグルグルと回って

何も考える事が出来なかった。


けど一つだけ確信できる事がある

それは、私自身の物語が

ようやく動き出したという事だけだ…。



……


夜、自宅にて

私は義母さんと夕食を一緒に食べていた。


あれから、紫さんの話を聞き

私がこの世界の住民じゃないと言う事や

私の中にある力が抑えれなくなってきたとか

何が何だか訳のわからない事ばかりな話だった。


まったく、疲れて変な妄想にでも囚われていたのだろう

それよりも…


「……」


「……」


何だこの沈黙は…?

いつもなら義母さんが話かけてきて

和やかな雰囲気にいつもはなっているのに

今日は何だかいつもと違う…

それどころか…


「……」


「……」ジー…


めっちゃ私の顔をジーっと見つめてくるのですけどー!!

落ち着け!私!!

義母さんが困るような事を私はしたか?いや!

私は何もしていない!

けど義母さんは私の顔をジーっと見つめてくる!

きっと何かやらかしたんだ!そうに違いない!!


私は、とりあえずこの沈黙を破る事を前提に

義母さんに話かけようとしたが…


「ねぇ、アリシア?」


沈黙を先に破ったのは義母さんだった


「な、何?」


「今日…、いつもと違う何かがアリシアに起きた?」


「えっ…」


まるで見透かしたかのような質問に

私は少し驚いてしまい

それが顔に出たか、義母さんはやっぱりと言う顔をしている。


「やっぱり何かあったのね、アリシアはすぐ顔に出るからわかりやすいわ~」


「う…」


私って顔に出やすいタイプなのか…

義母さんのおかげで、改めて自分の事を知れた…。


「な~んてね」


「え?」


「顔に出やすいなんてのは嘘よ、むしろ顔に中々と出さない方よ」


「えっと…」


「私はアリシアの本当の母じゃないけど、私はアリシアが小さい時からずっと見てきたから、何となくわかるのよ」


えーっと…?

つまりだ…

私は顔に出やすいタイプじゃなく

むしろ中々と出ないポーカーフェイスみたいなのと…

で、義母さんが私に何かあったのがわかったって言うのは

義母さんの感と…。


「何があったかはわからないけど、その事でアリシアが悩んでいるのなら私に話してみて?そうすれば少しは楽になると思うわ」


「けど、あまりに非現実的すぎて馬鹿らしく思えるかもよ?」


「それでもよ」


「義母さん…」


そっか…

義母さんは私の本当の母じゃないけど

いつも私の事を大切に思って見てくれてたのを忘れてたな…


どんな時も、義母さんは私の事を

いつも味方になってくれた

どんな悩みも、否定しないで聞いてくれた


そんな義母さんが近くに居ると言うのに私は…。


「今回ばかりは…、本当に非現実な話だから…」


私は義母さんに学校で会った

八雲 紫さんの話をした。


私がこの世界の住民ではないこと…

私には力があるということ…。


そして…

私の記憶がそこにあると言う事…。



……


「あなたはこの世界の住民じゃないの」


衝撃的な言葉だった

突然現れて、私に向かってこの世界の人間ではないと

いきなり何の前触れもなく言ってきた。


「私が…、この世界の住民じゃないとは一体どういう意味ですか?」


「ん~、あなたは元々、幻想郷と言う世界の住民で、あなたがこの世界に居るのはある理由があってのこと」


「ある理由…?」


「わからない? あなたが今、一番欲している事よ?」


私が一番欲しているもの?

私が一番欲しているものって一体…

もしかして…


「記憶?」


「そう、あなたは記憶をとある事から記憶を失ってこの世界に居る」


「とは言え、記憶だけがこの世界に居る理由じゃないけどね」


他にも理由があるのか…

ていうか、そんな非現実な話

どう信じればよいものか…。


「ちょっと待ってください、そんな非現実的な話、一体どう信じろと?」


「それはあなた次第、あなたが信じるか否かで、あなたの物語は始まるし終わりもする」


紫さんはそう言いながら

一枚のメモのようなものを私に渡してくる。


「これは?」


「あなたがもし、この話を信じると言うのなら、その紙に書かれている場所へと行きなさい」


紙に書かれていた場所は

何の変哲もない、今は誰も足を踏み込まない神社の場所が書かれていた。


「こんなとこに、私の記憶が…あれ?」


私が顔を上げて前を見たときには

既に紫さんの姿はなかった。


私の手には一枚の紙がある

はたして、これは夢なのだろうか?

もし夢だとしても、今までの話を信じていいのだろうか?


今の私には、どうしてもこの話が信じれなかった…。



……


「と、言う事なんだけど…」


「……」


私は、紫さんの話を

受け取った紙をも

全て義母さんに話をした。


「あはは…、やっぱりおかしな話だよね ごめんね義母さん、なんか疲れてるみたい」


そう言って私は、席を立ち上がり

部屋へと戻ろうとした時


「待って、アリシア」


私の腕を掴んで

待ってと言う義母さん。


「今の話…、私は信じるわ」


「えっ?どうして…?」


「そうね…、アリシアがちゃんと話をしてくれたように、今度は私が話さないとね」


義母さんはそう言うと

ゆっくりと私の腕を掴んでいた手を離した

すると…


「っ!?」


突然、義母さんが光始めた

目の前で起こるありえない出来事

けどこれは夢じゃない…

私はただ、じっと見ているだけしか出来ないのだ。


はい、今回はここまで!


いかがでしたでしょうか?

途中でグダって、もしかしたら誤字、脱字、表現がおかしい場面とかが見られると思います。


もし、そう言ったところがありましたら

コメントやメッセにて教えてくださるとありがたいです。


その他にも感想や、あれをしてほしい等のコメントでも!


ではでは、これくらいにして…

次回はいよいよ旅立ちます。

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