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「 」内は言葉を想像しながら読んでください。

 その喧嘩は些細な事から始まった。僕が病気で寝込んでいるからと、彼女が御飯を作ってあげるとやってきたのだ。僕は勿論阻止した。だって……もう殆ど治っていたけれど、動くのがただ面倒だっただけなんだから……。


「ねぇ、ちゃんと寝てなくて大丈夫なの?」


TVゲームをしながら御飯が出来るのを待っている僕に彼女が優しく声をかける。


「                    」


そう答えると、また料理に取り掛かる彼女。僕はただ待っているだけ。


「                    」


そう僕が言った時だった。


「そんな事言うんだったら自分でやれば! 何よ! 寝込んでるって聞いたから御飯くらい作ってあげようと思ったのに、ゲームばっかりして元気なんじゃないの!!」


そんな事を言われる筋合いはない。だって、僕は何も頼んでなんていないんだから。


「                    」


そう言ったが途端、彼女は更にヒートアップ。


「そんな事言うの!? 人がせっかく心配して来てみれば、そんな事言われなくちゃならないの!!」


彼女が何と言おうが、僕が頼んでいないのはれっきとした事実だ。


「                    」


そう言った途端、彼女は


「もう勝手にしたら! 私帰る!!」


と、そそくさと帰ってしまった。仕方がないので、作りかけの料理を仕上げて食べる。適当に引き継いだが、それなりに旨かった。


「                    」


そう呟いて、またTVゲームを始めた。




『僕は、悪くない』そう自分に言い聞かせて……。





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