表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

hate to think what lies ahead

―――意味は「先に何が待ち構えているのか考えたくない」


まさにその通り。

ヤンデレって何だろう。そう自分なりに考えた結果であるからして、

向かう先が何処なのか、先があるのさえもわかりません。


ガチャリ。金属の擦れ合う音。

それは私が身動きするたびに鳴った。

――不愉快だ


ふんわりとしたベットの四隅にはしっかりとした柱が立てられ、

そのベットを覆い隠すよう上質な布がかけられていた。

おそらく、天蓋つきベットと呼ばれるものであろう。


そして、その柱の一つにはおもりのついた鎖が巻かれ、

それは私の足にはめられた鉄の塊につながっていた。


――実に不愉快だ


ついでに言うと、ちょっと自慢だった形のいい耳が無くなり、

そのかわりに頭の上の方に獣耳と、ケツから尻尾が生えてるあたり、


――かなり不愉快だ


ついでに言わせてもらうと、私の首にはまっているこれは、

ペット用の首輪で間違いないでありますでしょうかこのやろう。



「ハ――ルちゃん!僕ががいない間良い子にしてた?」


突然現れたこの男は、この屋敷の主にして、ここに私を繋ぎ止めた張本人であり、

神の最高傑作と言っていいような容姿をしている。もとい、してやがる。


「何でそんな顔してるのかニャー?あ、分かった。僕がいなかったから、寂しかったんでしょ。もーそんなかわいいと―――襲っちゃうぞ」




――こいつ…いっぺん死んでこい。いろんな意味で


続く……だろうか。。。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ