幼馴染との一時的な別れ
前回の話の続きです
数日後瑠羽姉が久しぶりに登校してきた。その事で上の学年は盛り上がっていた。ただ何故瑠羽姉1人が帰ってきただけでそんなに盛り上がるか?と思っていたら瑠羽姉の同級生が俺の方に走ってきてこう言った。
瑠羽の同級生「翔くん!瑠羽が宝翼病を発症したって!」
俺はその報告を聞いて喜んだ。宝翼病とは奇病の一種で体の一部が宝石になっていく病気でその宝石を粉にするとどんな病も治る薬になると言われていて世界では宝翼病を発症した人は神から祝福をもらったと言ってもてはやされる。その為宝翼病を発症すると言う事は名誉な事なのだ。
翔「本当に!?瑠羽姉すごい!祝福をもらんだね!」
そう言って俺は瑠羽姉に話しかけたが、瑠羽姉は少し顔色が悪く俯いていたが
瑠羽「うん!すごく名誉なことね!私も嬉しいわ!」
と明るく笑顔で言っていた。でも俺は少し違和感を覚えた。小声で瑠羽姉が何か言っていた。確か、「本当は削命晶の方が合ってるけど…」と言っていた。だが俺はその意味を理解できず、瑠羽姉は少し疲れてると思った。
そしてその数日後、瑠羽姉に迎えがきた。
迎えと言うのは宝翼病を発症した人を保護するために専用の施設に連れていく人たちの事を指す。瑠羽姉をお見送りする時俺は少し寂しかった、しばらく会えなくなるのだから。でも瑠羽姉は俺に向かってこう言った。
瑠羽「私は大丈夫!世界の人たちの役に立てる凄い人になるんだから」
と笑顔で言った。その笑顔は昔俺をいじめてきた奴らから守ってくれた笑顔とそっくりだった。
翔「うん!絶対にお見舞いにもいくからね!待っててね!」
と手を振って瑠羽姉を見送った。




