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一般的高校生の一般的恋愛模様

作者: 月殻バナナ

 夢を見た。君はショートカットの黒髪をなびかせながら笑顔をこっちに向けた。そのあまりの愛しさに、僕は心が痛くなった、、、。


 一年生で同じクラスになった君。一目見たときから気になっていた。中学で見てきた他の誰よりも大人びた雰囲気を出していたのを覚えてる。

 5月に行った遠足は気になっているだけだった君に僕は本格的に落ちるきっかけになった。初めてみる私服の君はジージャンにズボン、黒のキャップを被っていてやたらとボーイッシュだったことを覚えてる。

 そのまま君と話すこともなく僕の唯一の抵抗は9月の文化祭に向けての班決めで君と同じ衣装係になったこと。どうか神様、、、このちっぽけな僕に勇気をくださいと祈るばかりだ。

 無情にもそのまま話すことなく入った夏休み。僕の胸が躍る出来事!!君からのLINE!!

「文化祭の衣装係の男子もこのグループに招待してくれる??」

たったこれだけ。これだけの文章に胸は高鳴り、踊り、弾んだ。ひたすらに不器用だったあの夏の頃、、、

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