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1分で読める短編シリーズ

暖かくなってきた日

作者: 優木貴宏

いつものように電車に乗って待ち合わせ場所に向かう。


ふと気づくと電車の空調が涼しい風を当ててくる。


そういえば、駅に向かう時も寒さを感じなかったどころか少し暖かったような。


もう冬も終わってまた春が来てることを思うと、彼が春生まれだから誕生日が近づいていることを思い出す。


「今年の誕生日プレゼントはどうしようかな」


彼はお金を使ったプレゼントは嫌がるのでそれはそれで悩む。


「欲しいものを何となく聞き出さないとなー」


なんて彼のことを思う時間はなんだか楽しい。


考えているうちに電車は目的地の最寄りに停車した。


私は電車を降りて外の暖かさを改めて感じる。


同時に彼のことを考えて胸の奥が暖かくなるのを感じつつ誕生日プレゼントに頭を悩ませ、彼との待ち合わせ場所に向かっていった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公の、相手に対する優しい気持ちが春の描写によく合っているところが良かったです。
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