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ぱふぱふ  作者: 一狼
ぱふぱふⅪ(美食編Ⅴ)
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42/43

42.ぱふⅩⅩⅩⅩぱふぱふ

ぱふぱふ(・∀・ ≡ ・∀・)

 吾輩はぱふぱふである。名前はまだない。




 異世界転生してカレーライスを食べることになりました。


 ……ですが、残念なことにカレーライス屋さんの仕入れ先と連絡が取れなくなり食べることが出来ませんでした。


 何とかしてカレーライスを食べようと頭を捻っていたら、どうやら私はカレーのレシピを知っているようです。


「ぱふぱふ……?」


 そう言えば、つい最近みんな(・・・)でカレーライスを作った記憶があります。


 ……ん? みんな? みんなって誰でしょうか?


 はっ、そんな事より今はカレーライスです。


 私は項垂れている店長さんやバルディさんを発起させるため、カレーの作製を促します。


 まずは鑑定!


 お店の中にあるスパイスを確認していきます。


「ぱふぱふ! ぱふぱふ!」


 私は抱きかかえているベティちゃんを誘導して、カレーの元となるスパイスのある棚へ行きます。


「わ、どうしたの? ぱふぱふちゃん」


「ぱふぱふ! ぱふぱふ!」


 私は必死になって各種スパイスの入った瓶を叩きます。


「……はっ! もしかしてぱふぱふ、お前カレーを作れるのか……?」


「ぱふぱふぱふぱふ!」


 バルディさんに応えるかのように瓶を叩きます。


「カレーが作れるですって……!」


 店長さんもカレーが作れると分かり、気力が戻ってきました。


 私の指示の元、お店の中にあるスパイスをかき集めていきます。


 ですが、どうしても1つだけスパイスが見つかりませんでした。


「くそっ! ぱふぱふ、どうしてもその食材が必要なのか?」


「ぱふぱふ」


 どうしてもって訳じゃないですが、味が思いっきり変わりますね。


「うーむ、残りの食材がトンガラシですか……」



 品種:トンガラシ

 詳細:尖がった味がする辛味唐辛子。刺さると痛い。


 普通の唐辛子でもいいような気がしますが、今私の知っているレシピにあるのはこのトンガラシです。


「確かトンガラシって収集難度Cの難易度高めの食材だよな」


「ええ。トンガラシは食材としては比較的入手しやすいのですが、生育区域が迷いの森ですからね。魔物も厄介ですが、迷いの森が入手難度を高くしてます」


 どうやらトンガラシの入手は一筋縄じゃいかないようです。


「だが生えてる場所は分かってるんだ。ここは俺の出番だろう」


「……お願いしてもよろしいでしょうか?」


「ああ、こういう時の為の冒険者だろう? それに俺もカレーライスを食べてみたいからな!」


「ありがとうございます。トンガラシを入手してきた暁にはカレーライスをサービスさせて頂きます」


 おお、バルディさんが一肌脱いでくれるそうです。


「バル兄……」


 ブリード君とビート君は期待するような遠慮するような視線を向けてきますが……


「流石にお前らを迷いの森まで連れてはいけないぞ」


「うん、分かってる」


 流石に2人も無茶を要求しているのを理解していたのか大人しく引き下がります。


 そしてバルディさんはベティちゃんに視線を向け、手を伸ばします。


「ただ……お前は連れて行くぞ」


 伸ばした手で掴みあげたのは私でした。


「ぱふぱふ!?」




 ぱふぱふ!?









ぱふぱふ∑( ̄Д ̄;)

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