↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぱふぱふ  作者: 一狼
ぱふぱふⅨ(魔王編)
PR
31/43

31.ぱふⅩⅩⅩぱふ

ぱふぱふ プンε=(`・д・´)=зプン

 吾輩はぱふぱふである。名前はまだない。




 私は今謎の人たちから逃げています。


 いいえ、勇者さんの言葉によれば光の王国の人たちからです。


 ぽちぽちが襲われ、五十鈴さんやキャロさんに助けを求めに行ったのですが、こちらにも光の王国の魔の手が迫っていました。


 五十鈴さんやキャロさんだけでなく、又子さんやウルスさんまでもが彼らの手に掛かってしまっていました。


 そして最後まで立っていた勇者さんも・・・


 私は他に助けを求めるべく走ります。


 ですが訪れるところ全てに彼ら――光の王国の手が及んでました。


 武田さんの養豚場は火が放たれており、飼っていた豚さん達が火達磨になっていました。


 武田さんも杖を持った男の人に火炙りにされ大火傷を負っていました。


「ぱふぱふどん・・・逃げるどん・・・」


「おや、あれだけ啖呵を切っておきながらビッツは魔王を逃がしましたか。まぁいいでしょう。ビッツは文句を言うでしょうが誰が捕まえても同じですし」


 杖の男の人は私にその杖を向けて何やら呪文のようなものを唱えようとしました。


 ですが、それを武田さんが必死になって食い止めます。大火傷を負ったまま。


「ぱふぱふどん! 逃げるどん!」


 私はまた逃げ出します。


 私は何もできない自分に悔しさを覚えます。


 そして美濃さんのところでも同じように光の王国の者が居ました。


「くそ・・・ぱふぱふはお前らなんかに渡さない」


「あら、威勢のいい事ですわね。何時までその気丈を振る舞ってられるかしら」


 美濃さんの牧場もお牛さん達が何故か痙攣して地面に倒れてます。


 それをしたと思われるシスターさんに美濃さんは立ち向かっています。


 幸いの事にシスターさんは私が来たことに気が付いておりません。


 美濃さんは私に気が付き、シスターさんの気を引いて目で逃げろと合図を送ってきました。


 ですがこのままだと美濃さんも五十鈴さん達の用に・・・!


 そこで私はこのモリノ森でもう1つの大きな戦力があることに気が付きました。


 美濃さんの事が気になりますが、断腸の思いで踵を返しモリノ森の奥へ走っていきます。


 そう、モリノ森最大の戦力・ドラゴンさんの所へです。


 一縷の望みをかけてドラゴンさんの所へ向かいます。


 そうして辿り着いたドラゴンさんの所ですが、何故か荒杵さんや赤ヘルムさんも一緒です。


 3匹が1人の男の人と戦っていたのです。


 ここにも光の王国の魔の手が及んでいました。


 何故こうまでして私の関係者を襲っているのでしょう?


 3匹を襲っていたのは金髪のイケメンでまるで勇者さんの様な勇者な格好をしてました。


 それでありながら圧倒的力であのドラゴンさんすらも蹂躙していました。


「グガァァァ・・・」


「グゥルゥ・・・」


「参ったわね。まさかエンシェントドラゴン相手にしているのにここまで一方的だとは」


「当たり前だ。真の勇者の力を前にして敵う者などいやしない。そして真の勇者には運命すら味方する」


 そう言ってイケメン勇者は私の方を見ます。


「ぱふぱふ!? ダメだ、来ちゃダメだよ! 早く逃げて! こいつらはぱふぱふの・・・魔王の力を狙っているんだ。早く逃げて!」


 荒杵さんも私に気が付き逃げろと言います。


 魔王の力って・・・私そんなの持ってません!


 何故私を狙うんですか!


 いえ、何故私だけを狙わないんですか!


 何故関係のない皆さんを狙うんですか・・・


「グラッァァァ!!」


「グルウゥッ!!」


 同じように私に気が付いたドラゴンさんと赤ヘルムさんが力を振り絞ってイケメン勇者に立ち向かいます。


 その間に逃げろと。


 また私は皆さんが傷ついているのに何もできずに逃げます。




 ぱふぱふ。









ぱふぱふヽ(`Д´)ノウワァァァン

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。