2話 知らない天丼
んー主人公能力の大まかな説明回です。
かなりたるいと思われるので、飛ばしても大丈夫多分。
行き当たりばったりで書いてるけど、この辺の設定は後から覆えせないだろーなと思いつつ、一応慎重に書いた。つもり。
「頼むから!HDDを破壊してくれえええ、…あ?」
気がつくと俺は、鬱蒼とした森の中に突っ立っていた。
見渡す限りの木、木、木。
てか、おいどうせ転送するなら、町の中とは言わずとも、町の近くくらいに送ってくれよ…。
いきなりガチの遭難とか、普通に生命の危機に陥らせてどうするんだこれ。
更にだ。
見れば俺の格好は、前の世界での最後の記憶でしていたまんまだ。
絶賛ニート中な俺は、あの白い世界に送られる寸前はいつも通り自部屋のPCで2ちゃんまとめサーフィン中だった。
つまり今の俺の装備は。
白T。
グレーのトランクス。
以上。
おいいい!どうすんだよこれぇ!
スタートが遭難状態からてのも大概だが、装備がこれってハードモードすぎだろうが!
その辺ちょっと手を回してこの世界の普通な格好してるとか!あるじゃんそういう配慮!
下手したら、即通報されそうな格好で異世界生活スタートかよ…。
まぁいい。良くないけど!
とりあえず大事なのは、そう、“ステータス”だ。
確かあの野郎(神)、「この世界では突出した力」とか言ってたな。
という事はだ。「どれくらいのチートなのか」、まず大事なのはこれだ。
とりあえず誰もいないし、色々テンプレ試してみるか。
「ステータス!」…反応なし。
「ステータス確認!」…反応なし。
「ステータスチェック!」…反応なし。
んん?ステータスは無い世界観なのか。
どんな能力があるのか一目瞭然じゃないと、初動が動きづらくなるな…。
もっと試してみよう。
「メニュー表示!」…反応あり。
頭の中に、VRMMOものでよくありそうな、半透明で縦長長方形のメニュー枠が表示された。
その内容は割とシンプルで、上から順にこんな内容だった。
-アイテム
-スキル
-ステータス
-システム
とりあえず上から確認だ。
まずはアイテムを(頭の中で)タップする。
すると、今俺が持っているアイテムが一覧で表示された。
Tシャツ(白)
トランクス(灰)
ですよねー。いや知ってたよ。
実はアイテムボックス内に聖剣的な武器とか当座をしのぐ資金が入ってるとかさ、そういうちょっとした気遣いができない子(神)なんだって。
これでチートも中途半端だったら、まじでどうしよう。
気を取り直して次だ。
スキルをタップする。
すると…これは判断に困るな。
-スキル
・パッシブスキル
身体能力限界突破(-)
魔力総量限界突破(-)
動作自在(-)
魔力自在(-)
直感(-)
・アクティブスキル
索敵(10)
鑑定(10)
アクティブスキルが少し寂しいが、パッシブからはなかなかのチート臭が漂うな。
それぞれのスキルをタップしてみると説明文が表示される。
身体能力限界突破:身体能力の限界解放。
魔力総量限界突破:魔力総量の限界解放。
動作自在:身体制御の自在化。動作イメージを自在に再現。
魔力自在:魔力制御の自在化。顕現イメージを自在に再現。
直感:選択肢の最適解を感知。
なんか書いてる内容が抽象的すぎて分かりにくい…。
直感はなんとなく書いてる事が分かるが、あとは何ができるのかいま一つハッキリしない。
まあ、おいおい試してみるしかない。
アクティブスキルの方はもうお馴染み過ぎて説明文見る気もしないけど。
まあ試しに使ってみた方がいいな。
「索敵起動」と呟くと、周囲の生き物の気配?の様なものが感じ取れる。
気配までの距離が何メートルとかって正確には分からないが、どの辺にどんな生物がいるのかが分かる。
特に自分に対して攻撃してきそうな奴がどれなのか、危険の無い奴がどれなのか、はっきりと分かる。
なかなかに使い勝手が良さそうな感触である。
続けて鑑定も試してみる。
まあ試しに自分のパンツでも鑑定してみるか。
トランクス:灰色の男物の下半身用下着。化学素材製。未洗浄のまま2日が経過しており、微量の体液が付着している。防御力1。
やかましいわ。詳細すぎるだろ。無駄に。
スキルに関してはこんなものだろう。後は実践で試してみよう。
じゃ次にお待ちかねのステータスを見てみようか。
比較対象がないから、見てもすごいかどうかよく分からないけどな!
―ステータス
HP 9999/9999
MP 9989/9999
STR 991
VIT 825
INT 868
MND 910
AGI 933
さて。
一般人の攻撃力が1000オーバーとかだったら完全無理ゲーだが、流石にそんなことは無いだろう。
一般人の能力が平均100くらいの世界か。いやそれだときつそうだな。
一流戦士で平均数十くらいの線なら、無双できそうって感じか。
いや、何て言うか正直微妙な数字だな。もっとこう、HP1億とかSTR500万とかさ。そんくらいのぶっ飛んだ単位なら、もっと安心できるんだが。
と、思ってたがその機会は割と早く訪れるっぽい。
発動したまんまにしている索敵スキルが、俺の後ろから猛烈な速度で近づいてくる気配を捉えた。
さて、異世界初戦闘いってみるか。いや前の世界でも殺し合いの戦いなんてした事ないけど。
…大丈夫だよね?俺チートなんだよね?
実は他の生物は平均ステ10000オーバーとかないよね?
やばい普通に緊張してきたんだが。
システムに関する説明はまた後で。
多分この小説の根幹的な部分的なもの的になる的な。
次話はバトル初描写。つってもバトル自体はすぐ終わるんだろーな。
なるべく早くかきたい。