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シスターさんやり過ぎです。

主人公はどれだけのピンチを乗り越えないといけないのでしょうか?

どっか! 『ぐはっ!』


うわぁ…


たっ がっきん!


えっ、あっ、さすがにそれは…


『ぎゃあああ!』 どさっ…


……すげぇ、ふるぼっこだ。


    ※


数分前…


シスターさん?なんで?騎士団なにそれ美味しいの?


理解不能です。誰か説明を!私に説明をしてくれ!


そうしたらいきなりシスターさんが腰にさしていた剣を抜き出した。…剣?


そして、シスターさんと変人集団の闘いが始まった。なんで!

いやいや、騎士団とか言っててもシスターさんだし、女の子だし(今のうちに逃げてしまおうかな…)

よし!逃げよう!


トコトコ

……がしっ!

逃がしてもらえませんでした…ひぃいい!ゴメンナサイ怒らないで!引っ張るな!。

しかも、シスターさんに対する変人集団はフードを脱ぐと実はかなりのムキムキさんでーすって人が数十人、怖いっす…


そして今…


シスターさんは、とても強い、と言うより速いのだ、とてつもない速さで変人集団ムキムキバージョン(笑)の懐に一気に攻撃をあたえていってる。

…しゅげー、けど怖いっす。


    ※


さて、闘いも終盤だな。あれ?なんか私馴染んでないか?なんだかんだ言って手に汗握ってたしなー。シスターさんにハラハラしてたら、途中からシスターさんの援軍(?)がやって来てからは一層にすごかったし。


…何か忘れている気がする。何だろう?

……そうじゃん!!私何でここに居るんだよ!

えーと?私は確か天界から落ちて、気がつくと光の中でまたまた落っこちて、今度は変人集団のど真ん中。

…私の人生、どこで狂ったんだろう?


ざっ! 『うわぁああ!』


うるせぇ!そうだよ、事故った時だよ!思い出したよ、こんちくしょう!


そして更にわからない事がある。


ここは日本じゃないの?

みんな話している言葉は日本語。でもシスターさんも変人集団も皆日本人に見えない、

シスターさんは綺麗な金髪碧眼だし。

いいなぁ…金髪がその綺麗なお顔に上手く合っていて何と言うか大人っぽい、うらやましい…


変人集団も赤髪や茶毛、色々な色の髪があるけど、一つだけ…

黒髪だけが無い。


…逃げよう!とにかく逃げなきゃ始まんない!そもそも、あのシスターさんが私を助けてくれるとは限らないしね!


だっ! がしっ!

ふっ、甘い!また逃がしてもらえないとわかっていて同じ手に引っかかっる私じゃないんだよ!

そいして私は、私の肩を掴んだ人の中指をおもいっきり曲げてやった。

「ぎゃああああ!痛ででで!」


はっ!

誘拐されそうになった数……何回かは覚えてないが、多数の私!これくらい楽勝に出来るんだよ!


ぐわしっ!


「精霊様、逃げられては困りますな…」

あっれぇえ?ゆっくりと後ろを向く。

ひぃいい!何この人今までの変人集団の中でもひときはデカい!そして怖い!


「おい!お前ら精霊様がどさくさに紛れて逃げようとしているぞ!」


止めろ!仲間を呼ぶなぁ!あぁゴメンナサイ…怒らないで…。


「精霊様…そうだ、精霊様に願いさえ叶えてもらえれば…」


アレ!!まさか私余計で事しちゃった!?しまぁたぁああ!逃げようとなんてするんじゃなかった!


『精霊様!私の願いをー!!』


ぎゃああああああ!全員で来るなぁあ!


だ、誰か…

「誰か助けてぇええ!」


だっ、だっ! たっ


「はぁああああ!!」

ずっっっっしゃん


…シスターさん?

さっきのシスターさんが私の周りに群がっていた変人集団を一気にかたずけた。


「あっ…」

「大丈夫だった?」

「は、はぁい…」

「良かった、ごめんね怖い思いさせて。」

そう言ってシスターさんは私の頭を優しく撫でてくれた。

あっ手以外と大きいですね。素敵です。

「あ、ありがとうございます…」

「どう致しまして。」 ニコッ

やばい…このシスターさん、恋しちゃいそうなくらいカッコイいです…。 はぅう…

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