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19.宝物庫

「潜入完了……ですね。」

「ああ、そうだね……」


俺と頭は二人で窓から乗り込み、あたりを見渡した。


「騎士相手にみんなは大丈夫でしょうか??」

「あいつらはタフだからね!そう簡単にはやられはしないさ。」


かしらはにこっと大きく笑いそう言った。


「さ!気にせず、あたいらはあたいらの仕事を急ごうか!」

「はい……」


(そうだ……ちゃんと集中しないと!)

俺とかしらは急いで目的地へ向かった。


---

<宝物庫前廊下>

俺とかしらは宝物庫前の廊下に到着していた。


「見張りが2人……ですね。」

「そうだね。」

「どうします?やりますか??」

「そうだね……でもあまり音は立てたくないんだよね。何かいい魔法はないかい??」

「んー。そうですね。やってみます。」


そう言って俺は見張りに向かって魔法を放つ準備を始めた。


「水中級魔法【水牢(ウォータープリズン)】」


見張り兵士たちの周りに水がどんどん集まり兵士たちを包み込みながら大きな球状になっていく。

「な……なんだこれは……いったいなん……ごぼおぼぼぼっぼぼ……!」

「くそ……どうなって、おい!お……ごぼぼぼぼぼぼおぼぼっ……」


兵士たちはいきなりのことに水の中で暴れるが、出ることはできずその見た目はまさに球状の水の檻にとらわれた囚人のようであった。

そして、水の中で息のできない兵士たちは次第に暴れる力を亡くし気絶してしまった。


「よし……。完了です。早く宝物庫の中に入りましょう。」

「あ……ああ。いや。ほんとにすごいね。」


かしらは驚いた顔をして俺のほうを見ながら呆然と立っている。


「そんなことないですよ。何も守れない力に意味なんてないので……。ほら行きましょう!」


そう言って俺は宝物庫のドアに手をかけ開けようとする。

しかしどれだけやってもドアは開かなかった。


「あれ?くそ、開かない……鍵がかかってます。どうしましょう。」

「やっぱりな。」

「知ってたんですか??」

「ああ」

「そうなんですね。鍵とかないですよね??壊しますか??」

「そう簡単には壊れないよこれは。」

「そうなんですか……?」

「ああ、これもアーティファクトでねそう簡単には壊れないのさ。」

「くそっ!じゃあどうすればいいんだ!?ここまで来たのに。みんな頑張ってくれてるのに。くそっ!」


かしらは取り乱す俺に「まあまあ」というふうに頭をポンポンとたたいた後、俺をどけて扉の前に立った。


「かしら??」


そしてポケットから何やら小さいものを取り出し、それを扉にくっつけた。


遺物(アーティファクト)想像鍵(イマジンキー)】解錠」


するとびくともしなかった大きな扉が鍵なんてかかってなかったかのように開き始めた。

俺はその様子を呆然と眺めることしかできなかった。


「あ……開いた……。え。どうやったんですか⁉」

遺物(アーティファクト)だよ。ほら、先を急ごう」

そうして次はかしらがすたすたと宝物庫の中へと入っていった。

俺も急いでその後を追って中へと入っていった。


---

<宝物庫>

中に入ると、明かりはついておらず真っ暗であった。見える範囲には、美術館のように遺物(アーティファクト)だと思われる物たちが綺麗に飾られており、その数はぱっと見では数えられないほどあり、埃一つかぶってない。


「す……すごい……。これ全部遺物(アーティファクト)ですか……。」

「ああ、そうだよ。すごいだろう??これがこの国が最強である所以さ」


(これを見れば納得と言わざる負えないな……この量があれば国だってつぶせるほどだろう……)


「おいおい。そりゃぁまるで俺らがアーティファクトがなけりゃ弱いみたいじゃないのぉ~」

いきなり横から声が聞こえ俺らはそっちに振り向いた。


そこには黒の長髪に丸眼鏡をした175㎝くらいの身長の体つきの良い中年男性が地面にあぐらをかいて座り込みこちらを見ていた。


俺とかしらは急いで構え戦闘態勢をとった。

(くそ!見張りがいたのか!!気づかなかったっ!)


その男は俺らのその姿を見るなりキョトンとした後大口を開けて笑った。

「あっはっは!!そんな構えなさんなってぇ~!そんなすぐ取って食いはしないからよー!少しお話でもしようぜー!」


俺はその態度に呆気にとられ口を開けた。

「油断するんじゃいよ!レオルド!」


そんな俺の尻をひっぱたいてそう言った。

俺はすぐに気を引き締め再度戦闘態勢をとった。


「んだよ!つまんねえなあ!」

俺らのその態度に笑いながらふてくされたようにそう言った。


「あいつはあんな感じだが、警戒は解くな。やっかいだからね。」

「はい!すいません」


それでも警戒を解かない俺らにほんとに嫌気をさしたのか笑顔が消え、男はため息を漏らした。

「はあ、これでも警戒とかねぇとか、ほんとにつまんねえなあ……ん?」


しかし男は何かに気付いたのかこちらを覗き込み始めた。


(なんだ……?いきなり?)

俺たちが混乱をしていると納得したのか「おお!」という顔ををしそして話しかけてきた。


「なんっだよ~!お前かよお~!道理で油断してくれねえわけだ!」



ん?その言葉に俺が混乱しているとかしらも話し始めた。


「まさか、あんたが見張りをしているなんてね……」

「意外だろう?」

「そうだね。柄ではないね。」


男は笑いながら答えた。

「だろうな!理由がなきゃやってないな。それで……?お前はなにしに戻ってきたんだ?」

「革命のため。」

「そうか……なら敵ってことだな?」


男はにやっとしながらそう言ってきた。

「そうだね。」

「そうか。」


そう言って二人は剣を構え合い、その刹那すぐに二人の刃はぶつかった。


「ならば、死ね!」

「断る……!」


そう言って剣を弾き合った。

そうしてこっちでも戦闘が始まった。



大変遅くなり申し訳ありません!!また投稿頑張ります!

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