違和感
今頃アーサーとアリスは海の上だろう。
そう思いながら2人の発信機を持って学園の教室に居た。
クラスの奴らは誰が誰だか分からないが1人だけ少し分かる奴が居る。
「昼ご飯を誘ってくれてありがとう」
ルーナ、こいつを探る為に学園に残った。
「ピザが食べたい、近くに店があるらしい、行こう」
昼休み、俺はルーナを連れて学園を出た。
そしてアリスが教えてくれたピザ屋さんに入った。
「ピザ2つ下さい」
「どのピザですか?」
「お兄さんのお任せで」
ピザ屋の店主は笑顔を見せ、厨房に戻る。
「ルーナ、お前はプライドを知っているか?」
「七つの大罪の1人、勿論知っている」
ルーナは無表情では無いが表情が分かりずらい、笑っているようにもおっとりしているようにも眠そうにも見える。
俺は横目で表情を確認しながら、
「ルーナはプライドの仲間?それともこちら側?」
普通の会話のトーンで問う。
「まさか神だって事2人に黙っててくれたのか?」
「返答次第で今後を考える」
ルーナは少し嬉しそうな表情を見せ俺を観察するように見る。
「俺は15歳のお前と協力して下界で好き勝手するプライドを追っていた。正確には俺は神界から頼まれて、お前は勝手にプライドを捕まえようとしている」
「つまりお前は神界直々の探偵みたいな者で俺は別で追っている······だな?今は信じてやる、代わりに1つ質問だ。なぜ俺はプライドを追っている?」
店主が運んで来たピザを受け取り、半分をルーナに分けて疑うように目線を合わせる。
死んだアマノが俺に残した真理の義眼、俺の目をそれに変えてルーナにバレないようにした。
アーサーが言うには15歳の俺は真理の義眼で真実を変えたり、広い範囲を一気に見たり、危機を察知したりと神でも出来なそうな事をしていたらしいが今の俺はそんな使い方知らない。
今出来るのはルーナの心の中を見る事、近未来を見る事くらい······だが十分だ。
「詳しくは知らないがアーサーの手伝い?あとプライドの顔に付いた手が気になるらしい」
そしてルーナの心の中に嘘や企みは無い。
「なるほど、じゃあ一応味方って事か」
それなのに何か引っ掛かる。
直感かもしれないがルーナに違和感を感じる。
すみません、次回この話の続きを書き直します。




