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キャラクター

フラガ・ストロングフィールド

黒髪黒眼の髭を生やした大男 役職―団長 身長210cm

 傭兵団長としてストロングフィールド傭兵団を取りまとめたリーダーであり生前は最強の戦士である。例えば腕力、知力、技術、それぞれの分野で彼を上回るという人材はいるのだが一騎打ちをした場合総合力で上回っている。

 基本はその体躯を活かした力任せであるが傭兵として培ってきた経験に裏打ちされたクレバーな立ち回りも見せる。

 性格は粗雑ながら大らかで気安い。そうでない者もいるのだが基本的には団員たちの兄貴分的な存在であり個性あふれる団員たちを力だけでなくその包容力で治めていた。


転生後

ライル・ライオンハート

金髪碧眼ショタ 身長120cm

 転生してストロングフィールド傭兵団最弱となった姿。ストロングフィールド傭兵団は力任せの荒くれ者だけではなく諜報や策謀を得意とした文官も数多くいるのだがそれを含めてなお弱い。

 戦闘の才能はからきしなのではあるがストロングフィールド傭兵団の魂を受け継いだ生まれ変わりに力を与えるという特殊能力に目覚めているらしい。

 性格は基本的に生前とあまり変わらないのだが肉体に引っ張られているのか少々言動が幼い。また、基本的にフラガ・ストロングフィールドという人間はいざとなれば自分がどうにかすると考えており事実それで多少の無茶は効いていたのだがその時の感覚で行動するためかなり危なっかしくなっている。


サクラ・ストロングフィールド

桃色髪青眼 身長168cm B119 w59 h107

 ストロングフィールド傭兵団を前世から見守り続けるハイエルフの女王。二百年前、ストロングフィールド傭兵団とは幼女の状態で出会ったのだがそれから成長した姿である。

 現在過去未来……本来生命が認識できないほどの長い年月にわたる魂の行く末を見ることができる能力を持ち、ストロングフィールド傭兵団は彼女に導かれ再結成していくことになる。

 性格は温厚で優雅なのだが顔見知りであるストロングフィールド傭兵団には、特に団長には子供じみた面を見せることもある。


軍師ジーン・アルバトロス

青髪黄眼 役職―軍師 身長152cm

 ストロングフィールド傭兵団の軍師。年若いながらも戦術眼は紛れもなく非凡ではあるのだが政治力……というより年相応な生意気さゆえに人といさかいを起こしやすい性分をしており副団長であるミーシャが取りなしてようやく機能する形だった。

 ストロングフィールド傭兵団亡き後、国の政治体制を一代で築き上げた。


ミーシャ・シューティングスター

白髪紅瞳 役職―副団長 身長172cm

 ストロングフィールド傭兵団の副団長にして団長フラガの幼馴染でともに傭兵団を組織した最初の仲間でもある。

 戦闘の才能はないものの温厚な気性で交渉力に秀でており、戦闘力以外の各方面でストロングフィールド傭兵団を支えた。

 フラガとは、お互いがお互いにないものを持っていることを感じ取っており尊敬と同時に嫉妬を覚えていた関係である。

 最終決戦の前に死亡している。



剣闘士スーリア

黒髪紅瞳 役職―団長側近  身長162cm

 ストロングフィールド傭兵団の所有物である奴隷剣士。様々な才を持つ英傑が集うストロングフィールド傭兵団の団員をして戦闘の天才と言わしめた逸材。

 基本的に意志薄弱で放っておけば飯も食わないということで団長であるフラガとしては不本意ではあるのだが奴隷契約を残し、直々に面倒を見ていた。

 肉体スペックで言えば団長フラガを上回っていると目されていたが、ここぞというときの精神力、気迫に欠けているため一騎打ちでは勝てない。彼が一番戦果を発揮するのは団長の指示のもと戦うときだけである。


神降ろしフレイ・フレイヤ

水色髪青眼  身長170cm

 信仰を力に変える神官戦士でその中でも特に強大な神降ろしと呼ばれる戦士。豊穣の戦女神フレイヤを信仰している。性格は寡黙で真面目であるが、時折神への皮肉を口にするという変わり者だった。傭兵団の仲間とも打ち解けようとせず反りが合わないことが多々あった。そもそも何故入団したのかが分からない、何を考えているのか分からない面があった。

 その信仰により痩せた土地に活力を送りこみ実り豊かな土地へと変える力を持っている。その力ゆえにサクラ、ジーンらとともに最終決戦のメンバーから外され、その後の復興を担ったのだが突如誰にも言わずに国を去り、自らの記録を歴史から抹消した。



魔導科学者シエン・ジークムンド

紫髪藍眼 役職―科学者 身長176cm

 魔法都市から追放された異端者。魔法に関する知識量、理解力などは図抜けているのだが本人の資質、魔力量だけが極端に低く魔法都市での地位は著しく低かった。それは彼自身も認めており自身の魔法に対する自己評価は『マッチ棒一本にも劣る奇跡』。

 そのため魔法都市の中において科学を研究し自らの魔法に絡めて事象を起こす独自の技術を開発していた。しかしそれで成し遂げられるのは何でもありの戦闘技術への応用くらいしかならず、結果、自らの価値を証明するために魔法都市を半ば追放されるように出奔し傭兵へと身を窶すこととなる。

 酒の入ったスキットルを常に肌身離さず持ち歩いておりこれを主に魔術的なアプローチを用いて科学的にry……して戦うスタイル。主に引火。爆発屋。また、戦闘に限らず酒好きの飲んだくれでもある。


死神リスト・サーティンス

紅髪金眼 身長183cm

 死神と称された戦闘狂。生まれながらにして敗北を知らず、自ら窮地に立つために戦場を渡り歩いていた。本人曰く勝ちたいのではなく戦いたい、とのこと。

 ストロングフィールド傭兵団との邂逅では別陣営の戦士として戦っており、団長との一騎打ちにより時間稼ぎをされそれが原因で陣営が敗戦した。敗戦の責任を取らされるところであったがそのままストロングフィールド傭兵団に勧誘されることとなった。その方が面白そうだ、と。

 その後何度も団長やスーリアに戦いを挑んでいたのだが両者とも絶対に本気になることはなかったのでつまらないと投げ出したりしていた関係。

 ちなみに武器は大鎌なのだがこれは本人が当時一番使いにくかった武器ということで縛りプレイの一種。


悪路王アクロム・フォールナム

赤髪青眼 役職―遊軍隊長  身長194cm

 どのような環境にも適応して地の利を得た上での奇襲を得意とする。ただし彼についていける者はストロングフィールド傭兵団内においてもまた少ないので少数精鋭の奇襲という形に落ち着いている。

 かつてはレジスタンスとして活動しており傭兵団と敵対していたのだが和解し、行動を共にするようになる。

 傭兵団の指揮系統とは別の私兵を持っており、団長と匹敵するほどのカリスマを秘めているため傭兵団を切り崩す一手として懐柔するのにもっとも効率的な一人と目されているが本人は団長に心底惚れ込んでいる。

 団長にとっては悪友と言えるような間柄でありたまに二人きりで組んでくだらないことに精を出していたり軍師役の頭を悩ます暴走をしていたりする。また元王族としての人を治める帝王学を教えている。


斥候レンジ・アドベント

茶髪黒眼 役職―斥候 身長162cm

 チンピラ然とした見た目だが傭兵団の優秀なスカウト。

 実戦闘能力は乏しくそのため多少臆病であるがそのため撤退の判断は決して誤らず、最低限帰還する。斥候スカウトとしての才能は極めて高く、団内において単独行動が許されるほど周りからの信頼は高かった。しかし本人は傭兵団の団員たちに比べ自分は見劣りすると言うのも憚られるほどの劣等感を抱いており、それを隠すためにあえて明るく軽妙なノリでムードメーカーに努めていた。


励騎士クラウス・アルタール

金髪碧眼  身長181cm

 かつてフラガと知己の女将軍”残火のアシュレイ”に仕えていた騎士。

 戦乱に巻き込まれる最中、自らの死期を悟ったアシュレイによって半ば押し付けられる形で傭兵団に加入。

 かなり義理堅く潔癖な性格の持ち主で、新たな主人となったフラガのことを認めなかったもののその強さと外面のよさで活躍した。


リーリエ・ライオンハート

金髪金眼

長女。過保護な姉その一。あらあらうふふ。


エレノア・ライオンハート

金髪金眼 

次女。過保護な姉その二。愛が重い。




組織

ストロングフィールド傭兵団

 団長フラガをトップとする傭兵集団。人間だけでなくドラゴン、亜人、ゴーレムはてはアンデッドまで在籍し、戦闘員だけではなく商人や職人、学者、料理人なども抱えた一団。基本的に一癖二癖あり、正当な英雄とは言い難い寄せ集めの集団といえる。

 


国家

ストロングフィールド王国

 かつて起こった魔族との戦争においてその前線となった地であり、ストロングフィールド傭兵団によって解放された領土である。

 今もなお生きるハイエルフの女王サクラ・ストロングフィールドが女王として治めており、その力によって繁栄と安寧を享受している。

 ストロングフィールド傭兵団たちの生き残りによって復興したこの地は一から国を築き上げることとなり様々な実験的な取り組みがなされた。その結果、実り豊かな土地、安定した教育や政治制度を築く。

 平和な時代が続き、基本的に穏やかな国民性だがストロングフィールド傭兵団の功績が人々の心の中に根強く残っており、彼らのように国を守るために立ち上がろうという志願兵も多く軍事においても隙はない。


種族

ハイエルフ

 エルフという種族は血統を経るごとにその力が落ちていく。特に混血と混じるとその劣化が著しいため、エルフは森深くに集まり血を絶やさないように努めている。

 ハイエルフは神が創造したエルフの祖と言われている。ハイエルフの半数は子を成し今のエルフの祖となったがもう半数はその後の歴史においてハイエルフの力が必要になったときのため、赤ん坊のまま時間凍結され古代遺跡に封印されている。

 ストロングフィールド傭兵団は、戦力増強のため古代遺跡に侵入した際、事故によって今のサクラ・ストロングフィールドを目覚めさせてしまいそれ以後、面倒を見るようになった。


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