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幻想見聞縁起  作者: silica
#01
3/7

#01-03 如何に生るか

とりあえず第3話。よろしくお願いします

from=hall of royal palace time=1000 august 15

「皆様ありがとう御座います。まずステータスを見るためのアイテムであり、身分証明証となるステータスプレートを配布致します。お手元に渡りましたら、備え付けの針を用いて血を右上の魔方陣に擦り付けてください。また結果が出ましたら、私のところへと持ってきてください」

そう神凪は説明する。それに従って私達は行動していく。自分に配られたステータスプレートに血を擦りつけてステをチェックする。

===========================================

名前:絢波狭霧 年齢:16歳 性別:女 レベル:44

職業:生存者

体力:6660

魔力:6660

筋力:400

攻撃:1400

魔攻:1600

防御:400

魔防:500

敏捷:1900

器用:800

幸運:25

===========================================

かなり身に覚えのある内容で呆れる私。とはいえなんとも言えないため、夕姫のところに向かう。その前に勇者一行が見つかったらしく騒ぎになる。っとステも公開するらしい。

===========================================

名前:雨宮光 年齢:16歳 性別:男 レベル:16

職業:勇者

体力:3500

魔力:3500

筋力:500

攻撃:500

魔攻:500

防御:500

魔防:500

敏捷:500

器用:500

幸運:500

===========================================

===========================================

名前:阿賀野平 年齢:16歳 性別:男 レベル:16

職業:守り人

体力:5600

魔力:3500

筋力:700

攻撃:350

魔攻:300

防御:700

魔防:700

敏捷:400

器用:500

幸運:400

===========================================

===========================================

名前:劔岳八重 年齢:16歳 性別:女 レベル:16

職業:剣士

体力:2800

魔力:3200

筋力:360

攻撃:1400

魔攻:340

防御:380

魔防:400

敏捷:1900

器用:500

幸運:400

===========================================

===========================================

名前:高岸瑞穂 年齢:16歳 性別:女 レベル:16

職業:聖女

体力:2800

魔力:5600

筋力:360

攻撃:360

魔攻:400

防御:380

魔防:400

敏捷:500

器用:700

幸運:600

===========================================

なんだろ。この微妙な感じ。というか運が1/20って悲しくなってくる訳だがその他の所は余り変わらない。取り敢えず私も見せることにする。


from=hall of royal palace time=1030 August 15

「ご協力有難うございます。まず、目安としては、特に何もしていない人がただ生きている場合でレベル=年齢、運と体力、魔力を除くステータスは年齢×10と言ったところです。つまり、貴方達だとレベル16前後、ステータスが160くらいです。ただ、普通に生きているだけでそれは軽く越えることが多いですし、戦闘職だと2000あたりまではザラにいます。更に言えば戦略戦術や相性で万単位のステータス差がひっくり返ることもあります。が、基本的にステータスの差、特にAGI若しくはENDの差は結構響くので上げるに越したことはないです」

「表示をスキルタブに切り替えてください。そこにスキル、称号が載っています。スキルは才能ではなく基本的に努力によるものです。その為1人しか持てないスキルは存在しません」

「称号はまた別で、神仏霊が相応しいと思うものを勝手につけます。それに付随するスキルも似たようなものです。なのでスキルに勇者と魔王、称号に大罪人と聖人が存在する農家なんてのもあり得ます。その他諸々の貴方達との常識のズレがありますのでそれをすり合わせるためにまず座学から行います」

「「ええー」」

それを聞いて私は当然ではないかと思ったが、異世界で座学をやりたくない人は沢山いたようだ。私が考えるに、それは事実かは置いておくとしてどう教え込みたいかは伝わるから、何を目的としているかを知るためにも大切な筈だけども。やはり反応見るに無双したい人が多かったらしい。

「ではこちらに移動してください」

そういう神凪に連れられ私たちは座学の教室へと移動する。


from=home of the ■■■■■■■■(on the ■■■) time=■■■■ ■■■■■■ ■■■■

「だあもうクソッタレ。いい加減沈みなさいよ。なんでまた襲撃してくるのよ」

「ちったあ落ち着きなさいよ。現想姫。っと《展開》」

その声に合わせ空間が裂け槍が飛び出す。本人を象徴するかのような緋い槍は13本に分裂し標的を突き通すと共に虚空に消える。

「んなこと言っても数が多いじゃん。矛盾姫。アンタ以外には軽くぶっ放せる範囲殲滅はないから順番にやるしかないのよ」

「まあそれはそうね。全壊姫。まあでも、幸いコイツら美味いしさ、肉の調達って事にしときましょう」

そう言いながらも現想姫はライフル片手に爆弾ばら撒き近づいてくる相手は錨らしきもので殴り飛ばす。矛盾姫は槍を片手に槍を連射し、全壊姫は素手で片っ端から破壊していく。


数刻後、そこには血とバラバラな身体が散乱して浮いているのみとなった。


主人公の微妙な感じには触れないで下さい。種明かしの予定はありますから


2019/11/11 ステータス周りの整合性が取れるように修正しました。

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