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棒使いの冒険記  作者: 月代
雨の街ベルデル編
9/16

第八話:連絡

少し文章に違和感があるかもです。

今、俺は領主の家の前に来ていた。

家でかいな…


あの後、聖剣の勇者に伝えたいとかで、聖弓の勇者はどこかに走って行った。

その間に、俺はデメトリオに報告することにしたのだ。


もうじき、1時間が立つだろう。

その時を見計らって話しかけるしかないかな。

おっ、デメトリオが出てきた。

なんか表情が暗いような…


「デメトリオ、少し報告したいことが…」

「おお、陽か。待たせて悪かったな。俺からも話があるんだ。

陽から先に言ってもらってもいいか?」

「分かった。」


そこから俺はデメトリオに起こったことをほぼ全部伝えた。


「なるほどな。実は俺が話すことも関係があるんだが。

……悪い、先に言っておく。済まない、俺の力不足だ。」


…なんだか面倒なことが起きてそうだな。


「実は、俺が救助してもらったことを話すときに、お前が異世界人ということを話してしまったんだ。

そのせいで「なら、召喚者組に編入しろ。」

と言ったんだ。」


ええ…コミュ力ないのになんで全く知らない人達とパーティーを組まなきゃいけないんだ…

はっきり言ってギグシャクするのが目に見えてると思うんだがなぁ…


「分かったよ。」

「本当に済まない。おれのせいだ。」

「いや、いいよ。」


まあデメトリオはそんなに悪くないと思う。

そういえばデメトリオって勇者達の教育係だったっけ。

まあ、仕方ないかな…


「で、どこに行けばいいの?」

「この先の街、日照りの街ローベルだ。」


日照りの街…?雨の街と対を成す街かな?


「まあ名前の通りこことは正反対に日照りの続く街だ。ただな、はっきり言って陽にそんな義務はないし、

この世界の人間でもないんだから、従わずにいてもいいと思うぞ。」


確かにな。領主は俺に対して束縛できる訳でもない。

なんなら逃げることも考慮すべきだろうな。

でも、本当にそれでいいんだろうか…

…………………………………………………………………………

悩んでも答えは出ない。

だったら行ってから決めよう。

それからでも遅くはないはずだ。

そう思って口を開いた瞬間。


「大変だ!奴らが出たぞ!」


ん、どういうことだ?

街の至るところからサイレンが鳴り響く。

え?え?


デメトリオは西口の方へ走って行った。

え、俺どうすればいいんですかね?

そんなことを思っていると後ろから声がした。


「なるほど、さすがリーダー。あっしにここを任せると言うことは最初からこれを

狙って居たのでしょうね。」


え?誰?


「おっと失礼いたしやした。あっしは「五芒団」二つ星のリュークともうしやす。

もっとも、あんたは今から死ぬんですけどね。」


こいつ、俺を殺す気か?


「あっしの手持ち武器は鎌です。あなたの武器は…なんでございやしょう」


口調安定しないなこいつ…


「聖棒!」


よし、棒が出た。


「なるほど、やはり勇者ですか。

さすがリーダー、ここまで計算ずくとは…

ま、おしゃべりはこれくらいにして、さっさと仕事を終わらせましょうかねぇ」


そういうと両手に持った鎌を投げつけて来る。

片方を棒でたたき落としてそちら側に避ける。


「では今度は、これで」


いつのまにか後ろに移動していた奴は、大きな鎌を振り下ろしてきた。

やばい!

間一髪かわすと今度は横に切り付けてきた。

なんとか棒を両手でもってたえる。

だが、威力をころしきれずに吹っ飛ぶ。


「どうやらたいしたことないようですな。」


あっという間に背後に詰め寄った奴。

そしてそのまま鎌を振り下ろして来る。

ああ、終わったなこれ。



第一章(約六千字分)を、

(短いので)

五話の下に一話としてまとめようかなーと思っています。具体的には

~一章~

・一話

・二話

・三話

・四話

・五話

・総集編

~二章~


というふうにしたいです。

(説明下手ですみません)

感想等で意見教えてください…

(質問でも大丈夫です)

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