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棒使いの冒険記  作者: 月代
雨の街ベルデル編
11/16

外伝:「リューク」

今日は二本更新です。(多分)

三人称、説明回です

(あのガキども、なかなかやるな。)


消えたと見せかけて、この男、リュークは「幻術」を使っていた。

無論陽が倒れたところも見ていたが、そのまま立ち去った。


(いい目だった。ここで摘み取ってしまってはもったいない。さすがは勇者だな。」


「おい、まさかとは思うけど、負けたんじゃねえんだろうな?」


リュークの幻術をあっさりと見破ったのは「五芒団」三つ星のトレバー。

彼は雨の街ベルデルの領主を暗殺する仕事を請け負っていた。


「そういうあなたは終わったんですかい?」

「冗談きついぜ、リューク。俺が失敗する訳がないだろう。」

「まあそうですね。あなたの性格上逃がすなんてことはありえない。」

「まあな。で、どうだ、成功したのか?」

「いえ、逃がしました。あいつは間違いなく転移者。こちら側に引きずり込めるかもしれないので。」

「相変わらず狡猾な奴だぜ。まあいい。ボスにはいっとけよ。」

「承知しております。」


その時、誰かが話に入ってきた。


「終わったか?」


今までだらけていたトレバーも急に背筋を伸ばす。


「終わっています。」

「分かった。引き上げろ。」

「了解。リューク、行くぞ。」


トレバーの言葉に頷くリューク。

そして、次の瞬間二人は消えていた。




短めですがご了承ください

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