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棒使いの冒険記  作者: 月代
雨の街ベルデル編
10/16

第九話:共闘

昨日更新出来なくてすいませんでした…

そう思った瞬間、どこからともなく表れたスライムが俺の前に踊り出た。

リュークが驚いて一瞬鎌をとめる

ぎりぎりスライムは避け切れず鎌に切り裂かれてしまう。

その隙に俺はなんとか体をねじりよけることができた。

しかし、スライムは俺のために……

やめよう。

考えるのはこいつを倒してからだ。


「ほぉ…使い魔を持っているとは、さすが勇者といったところでしょうか。…っ!!」


なぜかリュークが思いっきり左に飛んだ。

リュークがさっきまで居たところには弓が刺さってる。


「私、これでも勇者だからさ。この世界の人達は守らなければいけないんだよね。」


よくみると左奥の家の上に聖弓の勇者が立っていた。

…本当に嫌な世界だなここは。

どうして子供が試練を背負わなければならないんだろう…


「聖弓の勇者ですね。これは想定外でしたな。ですが先代と比べればまだ日が浅く技も荒削りですな。

これなら私でも勝てるでしょう。」


甘いなぁ…俺もいるってことを忘れないで欲しい。

こっそりと近づいて棒を突き出す。

だが、当たる寸前にうまいこと避けてダメージを与えられなかった。


「おい、聖弓の勇者!二人で協力するしかこいつを倒す道はないようだ!手伝ってくれ!」


返事こそないが相手が頷いたのを見て伝わったと断定する。


「ふむ、これは厄介ですなぁ。ですが二人組んだところで」

「だまれ」


被せてしゃべりながらまだ棒を突き出す。

リュークは大きく舌打ちすると棒を避けてまた鎌を降るって来る。

しかし、振りかぶった瞬間弓が飛んできてリュークに避けさせた。


思いっきり聖棒を押し出す。

当たれ!!!

そんな思いを思いっきりこめて棒を突き出す。


[所有者の成長を確認しました。一本突きを習得しました。]

[さらに成長を確認。一本突きを神速突きに進化完了しました。]

[さらに成長を確認。神速突きに[電気属性]を付与完了しました。]


「神速突き!!!」


思わず技名が声に出る。

本当にものすごい速さで突き出された棒はリュークの腹に当たった。 

リュークが吹っ飛ぶ。

しかしさすがというかなんというかうまいとこ着地してダメージを軽減したようだ。


「くっ…これは想定外でしたねぇ。仕方がありません。逃げさせていただきます。」


その言葉を発した瞬間、奴は消えていた。

やばい。頭が痛すぎる。

ああ、このまま死んでしまうんだろうか…

そんなことを考えながら陽は倒れた。


[所有者の成長を確認。乱れ突きを習得しました。]

[さらに成長を確認。乱れ突きを百烈突きに進化完了しました。]



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