準備期間
すいません
あの憂鬱な時間。あの戦略的にいじめられた時間。
後のことは、ほとんど覚えていない。私には刺激が強すぎたのかもしれない。
あの衝撃的な話を聞いたときは、ウォッカを取られたロシアみたいな顔をしていたに違いない。あれから1日が過ぎた。
一日たったくらいで、先行きが不安にではなくなってhappyになれるほど私はプラス思考ではない。精神衛生上悪い話を長い時間、聞かされるなんて。しかも、戦争だ。意味が分からない。校長先生の話の才能もなかなかだが、それと張り合えるぐらいの才能を彼女は持っている。できれば、その才能は使わない方がいいと思う。そして知らない方がいいと思う。学校のためにも。私のためにも。
世の中には知らなくていいことがたくさんある。その中には、才能も含まれているだろう。せっかくだから、私が最近知らなくてよかった情報を紹介し酔おうと思う。それは、この世の中の情報を全部鵜呑みにしてはいけないということである。奴の趣味について調べているときに知った。このようなことを調べていくと疑心暗鬼になりそうだ。少なくとも全てに先入観を持って生活しないと、タブロイド思考に陥っている皆様の仲間入りは絶対にしたくないと思う、今日この頃である。
そういえば、校長も輩も、人の思考を停止させるのが上手な気がする。たいして面白くない長話をして、結論かと思えば体験談に入る。やっと終わったと思ったら、結論が出ないまま別の話にもっていく。こっちは最初は聞いているが、最終的には考えるのが憂鬱になり、10秒に一回位合図地を打つようになる。そして、あいつらは嬉しそうに帰る。もっと嫌なのは数値を出してきた場合だ。意味の分からん話で数値を出されてもさらに意味がわからなくなるだけだ。しかも、セットに行き道理まで感じる。ただでさえ聞いてるだけで辛いのに、そんな時に言われるお頭いいですよアピールに聞こえてくる。
そいえば、私は市、しっかりと説明ができているのだろうか。そう考えると暗い気持ちになるのでやめておこう。
初頭効果という心理学的用語をご存知だろうか。初めて出会った瞬間にだいたいの評価が決まってしまうという心理のことを指す。
この小説を見た皆様はどうしてこの小説を見ようと思ったか聞いてみたい。多分、というか確実に題名だろう。題名が面白そうだったからこの小説に入ったのではないのだろうか。だいたい小説を読もうと思う気持ちは題名とあらすじ、そして1話目の文章見て印象を決めてみているのではないだろうか。初頭効果とはこれと似たようなものである。印象を決めてこの人と仲良くしようなどと決めるのではないか。最初会った瞬間で評価が決まるので、最初の掴みを失敗したら後々が暗くなる。だから、明は頑張って考えていた。じぶんのもてる知識を使って。
だが、現実は甘くない。明は結局何も答えが出ないまま、次の授業に臨むのであった。
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