登場人物紹介(一章終了時点)
一章終了時点でのネタバレ込み。
備忘録兼読んでもあまり意味のない情報。
・アリシア
元魔王。
魔力を持たないが、他者から魔力を奪うことで魔法が使えるように。
ドミニクを配下に加えたものの、残り魔石は二個と厳しい状況。
とりあえず困ったことは天恵のおかげで誤魔化す方針。
「やらなければならないこと」を見つけ、四歳の誕生日前に失踪。
・シンシア。
魔法も剣も使える、所謂魔法剣士タイプ。
誕生日プレゼントの毛皮のコートのおかげで魔法にめっぽう強い。
進路に迷ってたら妹が失踪するという予想外の精神的ダメージを負う。
・カイン
上記二人の兄貴分――のつもりだけど、振り回されてそう。
魔法は使えるけど、目くらまし程度で基本は剣術で戦う剣士系。
シンシアと揃って天狗になってたら鼻っ柱を折られる。
その後、冒険者たちと出会い、外の世界へ興味を持ち始め、冒険者の道を歩むと決める。
一章終わっても結局両親の名前は出せなかった。
・セシリア
シンシアに魔法を教える。最低でも上位魔法までは使えるらしい。
有名人。
・エイベル
巷では『竜殺しの英雄』とか呼ばれてる。でも親馬鹿。
上級の魔物程度なら大量にいても夫婦で駆逐できる。
過去は孤児だった。
敵襲なんて考えないほどちょっと平和ボケしてました。
・アンナ
恋愛に目覚めた結果、劇的ビフォーアフター。
最大の脅威はリバウンド。
・ダロス
村で一番芋を育てるのが上手いヒト(セシリア談)
本編中では一人称なので書けませんでしたが、育てるのが上手いというのはあくまで知識のないセシリアから見た結果で、天恵は品種改良に関する知識だったりします。
この世界では植物の品種改良という概念はありません。大体のことは魔法で解決してしまえるので、発達しなかったのです。
・ミューディ
若草色の髪のエルフ。ババア。
エイベルの育ての親。色々探し回っている。
・レミング、ミーシャ、ムルムル、ハルト
Aランク冒険者たち。
棚ぼたで大儲け。アリシアの痣について気づくが……。
・ドミニク
コソ泥からチート魔力を手に入れて魔王に転身と意気込んでたら即蝙蝠にされた可哀想な吸血鬼。
家族から冷遇された結果、魔法の使い方すら理解してなかったのだが、強引に魔法を使用できてたあたり一種の天才かも。
なんだかんだで村に馴染んでた。
・シャドーウルフ&ブラッドオーガ
犠牲になったのだ……。
ちなみに、ドミニクは竜石をシャドーウルフの皮に隠すことで追尾魔法の目を逃れていました。適当に呼び出したのではなく、偵察兼対魔法戦闘要員も兼ねていたのですがあっさり全滅。
焦ったドミニクは人質作戦に移行する……という流れだったのかも。