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8話 ハンターさんの仲間入り?!





「……ミロク…!!」




啓介はその男が誰だか分かったのだ。

そして、感付いた。


ここはあの『オンラインゲームの世界』じゃないかと…。






「やっぱり啓介だったのか!」


「ふぃ?お前さん達知り合いかね?」


村長がそう問うとミロクが威勢よく答えた。


「知り合いなんてもんじゃありませんよ!!」


「ふえぇ、それはびっくりだわい。それより、坊や。どうやってここへ来たのじゃ?」


村長にそう聞かれた。


「いや、それが俺にもわからないんだ」


不思議なことにその一部分の記憶がないのだ。

まるで、そこだけ切り取られたかのように。


「俺は…一体……。」


その後少しの沈黙があった。

そしてミロクが喋ろうとした瞬間に奥から誰かが呑気にスキップしながらやって来る。


「ミーロックちゃーん!どーおしーたのっ?」


すごく空気の読めない発言をしたため、場の空気はより一層気まずいものになってしまった。


そして、その男は見た目はチャラっぽくて顔はまぁまぁイケメン。

啓介はこの男が誰だかわかっていた。

間違いない。あいつは たかやん だ。


「おぉ、たかやんか、お前とことんKYだな。」


やはりたかやんだった。

たかやんとはいつもあっていたから、よく覚えている。


「んー?いいんだよ別に!ねぇねぇ、この人誰?」


「あぁ、啓介だよ」


「あ、よろしくどうぞ(笑)」


啓介は誰だかわかっていながら丁寧に挨拶した。


「啓介?なんか聞いたことあるような無いような、聞いたことあるって思ってもそれは気のせいかも知れないような、なんだっけ?えっと…んと、なんだっけ!?あ、もう喉のこの辺まで来てるよ!なんだっけ?!」


「俺の操作主だよ。」


ミロクがそう言うとたかやんは思い出したかのように口を大きく、目をぱっちりと開け叫んだ。


「あぁー!そうだった!操作主か!そっかそっかー!納得納得。」


みんなはたかやんをガン見した。

たかやんは自分が何故ガン見されているか気づいていない。


「ひょ?みんな、どうしたの?なんで見てくるの?」


「なんでお前気づかねぇんだよ」


ミロクがそう突っ込むと、たかやんは少し考えた

そして、やっと気付いたようだ。


「あぁー!!!ここここの人!現実世界(リアルワールド)の人じゃ?!なんでここにいるの?!」


今度はみんながため息をついた。


「だから今それを探ってんだよ…!」


「あ、そういうことか!」


たかやんやっと理解したようだ。

すると村長が口を開いた。


「とにかく、ここへ来てしまった以上一緒にクエストをこなしていくしか無いのじゃ、ミロクたちと一緒にクエストに行ってこれるかの?」


「え?お、俺が…ハンター?!」


「そうじゃ」


啓介は驚いた、急にハンターをやれなんて言われると思っていなかったのだ。


「よぉーし、啓介!今日からよろしくな!」








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眠いので短くなってしまいましたww

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