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6話 ハンターさんの友情深まる


「よぉーし!昨日我慢したから、今日はたくさんやるぞぉー!」


啓介が気合を入れてそう言うと、ミロクの体が解放された。


「ん?お、おぉぉぉ!!動けるっ!動けるぜぇー!」


そう、ミロクは約38時間ぶりの解放だ。

そのためミロクの体は大分鈍っていた。


「今日は何のクエストに行こうかなー、、、あ、そうだ!たかやんに謝らないと」


ミロクはクエスト一覧表のところに行った。

そこにはたくさんのクエスト情報と誰がどのクエストに行ってるかが記入されている。


「んーっと?たかやんはー……あ!あった!」


そこには確かにたかやんと記入されていた。


「ゲッ!あいつ…ベルギディウス行ってんのかよ…!」


【毒眼龍 ベルギディウス】

ドラゴンの中では小型タイプ。

小型が故に素早い動きで相手を翻弄してくる。

あいつと目が合うと超音波で猛毒を浴びてしまう。


「仕方ねぇ、俺も行くか…」


ミロクはたかやんに会いに渋々ベルギディウスの討伐クエストに行くことになった。


今回の戦場(バトルフィールド)は、「渓流」だ。

渓流は穏やかな場所でここでのハンティングはどちらかと言えば下級向けだ。


「さぁーって、たかやんは何処かしらー?」


ミロクが探していると、たかやんらしき人物が走ってくるのが見えた。


「ミ、ミロクゥゥゥゥーー!!!!た、た、助けてくれぇー!!!」


「え?」


たかやんの後ろにはベルギディウスがついてきていた。


「ええぇぇぇ?!」


ミロクはベルギディウス見つかってしまったようだ。

ベルギディウスはミロクに毒を吐いてきた。


「ぬおっ!あぶねぇ!」


ミロクは間一髪の所を躱した。

今回ミロクは、片手剣で来ていた。

そしてたかやんは大剣だった。

たかやんはその大剣で思いっきり下からベルギディウスを斬り上げた。


「うおぉぉりゃああ!!!」


その斬り上げた大剣はベルギディウスに、そしてミロクにも当たった。

ミロクは中に吹き飛ばされた。


「うそぉん…(泣)」


ミロクはそのまま地面に叩き付けられた。


「あ!悪い!見てなかった!」


「お、おぉ…気にするな…。」


ベルギディウスは咆哮した。


「ピギャアァァ!!!」


「よーし!行くぞミロク!ぶっ倒せぇー!」


「ごめん、俺、動けない…w」


「ちょ、えぇぇ!?」


ミロクは地面に叩き付けられと時の衝撃で、体が痺れていた。


「ちょっと休憩…」


「ったく!しゃあない!俺が相手だ!」


――――30分後


集会所にミロクとたかやんの姿が。


「今回の報酬は¥8,300です!」


「うほっ、大金!」


たかやんとミロクはなんとかベルギディウスを倒したようだ。


「いや、昨日は悪かったな、おとといも」


「あぁー、大丈夫!気にすんなって!」


「おぉ、まじか、ありがとう!」


「あぁ!早速クエスト行こうぜ!」


こうして二人に友情は更に深まったのであった。






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