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3話 ライムリアとの死闘 後編

「くっ…からだが…動かねぇ……!!」


雷をモロ食らってしまった二人は、からだが麻痺していて全く言うことを効かない状態に陥ってしまっていた。

ゆっくりとライムリアがこちらへと寄ってくる。そして、鋭利な爪でミロクのからだをおもいっきり引っ掻いた。


「ぐあああぁぁ!!」


体が動かないため抵抗できずやられるがままに攻撃されていた。

ミロクは、何度も何度も引っ掻かれていて、からだは傷だらけだった。


「ぐう…!うああぁぁああ!!やめろぉぉぉ!!!!」


それを横目で見つめるしかないたかやんはある意味ミロクより辛かったはずだ。

自分の仲間がズタズタにされてるのにそれを見守ることしかできない。


「ちくしょう…!動けよっ…!!!!」


いくら頑張ってもやはりからだは動かなかった。

するとライムリアが今度はたかやんの方へよってきた。

そして今度はたかやんに攻撃を始めた。


「…!!ぐあああああぁぁ!!!!死ぬっ!死ぬぅぅぅ!!!」

「たかやぁぁぁぁん!!!ちくしょう…ちくしょぉぉ!!!!」



「光り射す閃光よ、今ここに新たな静寂を産み出せ。光の制裁」


「グオォォ?」


ライムリアの動きが止まった。

そのライムリアのからだには無数の光の矢が刺さっており、関節を止められていた。


「雷鳴に轟く稲妻よ、今ここに新たな激戦を打ち破れ。緑の宝札」


ミロクとたかやんのからだにあった無数の傷がみるみるうちに回復されていく。

そして、麻痺も溶けた。

体が自由に動く。


「大丈夫ですか?怪我の方は完璧には治りませんので、無理はしないで下さい。」

「あ、ありがとうございます!あのォ、どちらさまですか?」

「ほら、よそ見をしてはいけません。ライムリアが動き出しますよ?」


謎の男がそう言うと、ライムリアは大きく咆哮をした。

そして、ライムリアは口から雷球を飛ばした。

その雷球は謎の男の方へと飛んでいった。


「光り輝く天使よ、今ここに我の身を守りし一枚の壁を産み出せ。魔法の鏡」


謎の男がそう言うとその雷球は当たるギリギリにして消滅した。


「な、何だ、今の技…。すっげぇー!!」

「ミロク、さっさとこいつぶっ殺すぞ!」


ライムリアはもうすでに十分弱っていた。

ここからがラストスパートだ。

ライムリアは尻尾を武器に、振り回してきた。

ミロクは大剣でガードし、すぐに攻撃に繋げられるように準備をしていた。

たかやんはそもそも遠距離系なので尻尾なんて当たらないため、ずっと撃ち続けた。


「ぅおりゃ!!」


ミロクは大剣でライムリアの頭をたたっ切った。

するとライムリアは倒れた。


「今がチャンスだ!ミロク!思いっきり斬り付けろ!」

「あぁ!おーっりゃァ!!!とりゃあ!ふんならばぁっ!」


ライムリアはズタズタに斬られ、頭は銃弾でバシバシ撃たれた。

そしてライムリアはそのまま立ち上がることはなかった。

そう、ライムリアを倒したのだ。


「ぃよっしゃあー!」

「キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!」

「ようし!早速剥ぎ取りだ!」


二人は持参してる剥ぎ取りナイフでライムリアの素材を剥ぎ取った。

そして、そのまま集会所へと戻った。


「はい、こちら報酬金の¥5,400です!」

「ありがとうございます。」


お金もいっぱいゲットしたし、今回は報酬が良かったのでミロクは満足そうな顔をしていた。


「あ、そういえば、さっきの人だれだったんだろう?」

「あぁー、後で見つけたら礼を言わなきゃね」


と、二人で話しているときに、その人はやってきた。


「やあ、二人とも。ライムリアの討伐お疲れ様。」

「あ、さっきの!」

「噂をすれば…だな」


その男はさっきまで防具のせいであまり良く顔は見えなかったが、今は顔がよく見える。

そして、ものすっごいイケメンだ。


「あ、先程はありがとうございました!」


二人は深々と頭を下げ礼を言った。


「いやいや、ただ通りすがっただけですから」


嘘へたくそっ!通りすがったって、無人島までなにしに来とんねん!


「あの、もし宜しければ、お名前を…」

「あ、私は まいける と申します。」

「まいけるさんですか、これからも色々お願いします♪」

「はい!あと、こちらから一つお願いがあるのですが…」

「なんでしょう?」

「あの、あなた達と共に行動させていただけませんか?いわゆるパーティーを一緒に組みたいのです。」


なんと、まいけるさんから、パーティーに入りたいという申請がきた。

こっちが頑張って誘おうと思っていたところだったのですごく嬉しかった。


「ほ、ほんとうですか?!」

「是非、よろしくお願いします!」

「いいんですか!?」

「えぇ、もちろん!」

「ありがとうございます!!」


こうして、一人仲間が増えた。


「ちなみに、もうお分かりでしょうが、私は”マジシャン”です。」

「やはりそうでしたか!すごく役に立ちました!ありがとうございました!」


コレで、ソルジャー、ガンナー、マジシャンが出揃った。

これからもミロクたちのハンター生活は続く。





2話に渡るライムリアとの戦いが終わりました!


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