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2話 ライムリアとの死闘 前編

これからミロクとたかやんの死闘が始まる。

その為の準備を行う。

まずは、装備を考えなければならない。

今から倒しに行くのは【雷神龍 ライムリア】だ。

相手は雷属性なので、雷耐性値が強い防具で挑む必要がある。

そして、相手の弱点は火属性だ。

それにより、火属性攻撃が可能な武器を装備するのがいいだろう。


「うーん、どれでいこうかなぁー。俺はこの大剣でいこうかな!」


そういいながらミロクが手にしたものは、真っ赤に染まった、あからさまにこれは火属性だとわかるような武器だった。

その大剣はとても大きく、更にとても重くと不便な点ばかりだが、攻撃力の高さではずば抜けて大きいものだった。

ミロクはその大剣を担いで集会所へと向かった。


その頃たかやんは―――――


「火属性だろー?多分ミロクはあの大剣で来ると思うんだよなぁー。だったら俺は二丁拳銃かな。なんてったって向こうは動きが遅いっていうデメリットがあるわけだから、こっちは早く動けたほうがいいに決まってるよな!よし!」


と、たかやんは独り言を呟きながら、あ、いや、叫びながら装備を着々と決めていた。

そして二丁拳銃を腰のポケットにしまい、集会所へと向かった。


そして二人は集会所で合流した。


「あぁー、やっぱりミロク大剣できやがったw」

「な、なんだよ。変えてくるか?」

「いや、俺はそう来るだろうなと思って相性考えて装備してきたんだ!」

「おま、すげえなwさすがたかやんだ!」


たかやんは自分の予想が当たったことに嬉しげな顔をしてアイテムの調達を終えた。

回復薬、爆弾、罠、食料、その他個人で必要なもの、を持ち、クエストへ出発した。


クエストの現場は「無人島」だ。

ここには至る所に雑魚モンスターがうようよしている為、大型モンスターだけに集中して攻撃することが若干困難な場所でもあるため、ここでのハンティングは上級として扱われている。


そして二人は無人島に到着した。


「ハァー、ここ来るの久々だなぁー!」

「おい、たかやん、あまり浮かれんなよ?ライムリア結構強いからな?」

「わぁってるよ、んな事!早速行こうぜ!」


二人は無人島の中を彷徨いながら、ライムリアを探していた。

すると、雑魚モンスターが急に攻撃してきた。


「痛っ」


傷は切り傷程度だったが、まぁまぁ深く刺さっていた。


「おい、お前、いきなり俺に噛み付くとはいい度胸じゃねえか…」


ミロクは噛まれたことに対して苛立ちを感じた。

そして斬りつけようと、大剣を下ろし、大きく構えた。

その時、たかやんが拳銃でバン!っと一発かました。

するとその銃弾はモンスターに直撃し、即死だった。


「ぅおい!俺が思っきりたたっ切るとこだっただろ!」

「ミロクの武器は隙が大きいからこっちで撃ったほうが早いと思ったんだ。しかも、今はソムイルを倒してる場合じゃないだろ?さっさとライムリア倒そうぜ!」


ミロクはそうだなと頷きそのまま探しに向かおうとした。

するとその時、後ろから大きな音が聞こえた。


「ん?なんだいまの音。」

「ライムリアさんのご登場だ!」


そう、ライムリアが空から舞い降りてきたのだ。

ライムリアは、ドラゴン。空を自由に飛ぶことができる。

※どんなモンスターかはご想像にお任せします☆


ライムリアは羽を使いゆっくりと着地した。

だがしかし、ライムリアはまだ、ミロクたちの存在に気づいていない。


「お、まだ気付いてないようだな。」

「ゆっくり近づいて、溜め切りしてこい!」

「任せな」


ゆっくりゆっくりとライムリアに近づいていき、真横にたった所で大剣を大きく構えた。

が、その時、気づかれた。


「グ…グオオォォォォォォ!!!」


ライムリアは大きく咆哮した。

そしてミロクは剣を思いっきり振りかざした。


「うるせえぇぇぇ!!!!」


その大剣はライムリアの胴体を斬りつけた。


「よっしゃ行くぞぉぉ!」


二人の死闘が始まった。

たかやんは、すごいスピードで、走りながら正確に顔面を撃ち抜いていた。

ミロクは大きな大剣をブンブン振り回し、ライムリアを斬りまくっていた。

するとライムリアはちょっとだけ飛び、口から雷球をこちらに吐きつけて来た。

その雷球はミロクに直撃した。


「ぐあぁっ!」


ミロクは感電してしまい少しの間体が言うことを効かなくなった。

その隙を逃さず、ライムリアはミロクを抑えつけ、大きな口でミロクを噛み付けた。


「うああぁぁぁぁぁ!!!」


ミロクは叫ぶことしかできなかった。

するとたかやんは2つの拳銃をクロスさせて力を溜め込んだ。

そして両方の銃で一気に撃った。


「離れろォー!!」


その銃弾はライムリアの顔面に直撃した。


「グオォォォ!!」


ライムリアの大きな角が砕け散った。

それと同時にライムリアはよろけた、その隙を逃さずにミロクはすぐさまその場を離れた。


「助かったぜ……」

「あぁ、早く回復薬を飲め!すぐに来るぞ!」

「わかった。」


ミロクは回復薬を飲んだ。

すると傷がみるみる修復していく。


「元気百倍!ミロークマン!」

「おい、いいからさっさと攻撃に参加しろ!」


ミロクがつまらんボケを繰り出しているときに、たかやんはたくさんの攻撃を受け、からだがボロつてきていた。


「おお、ワリィ、よし、行くぜぇ!」


そして、ミロクが戦いに参戦し、攻撃を開始した。

ミロクの大剣はライムリアによく効いていたようだ。

だんだんライムリアも弱ってきている。


「よし、ミロク!こっちに落とし穴仕掛けとくぞ!」

「おっけ!」


そして落とし穴を仕掛け終わるのを見計らって、ミロクは落とし穴のある方へライムリアを誘導した。

ライムリアは見事に落とし穴にかかった。

その場で何もできず暴れているラムイリアの顔面の部分に二人は大きな爆弾を設置した。


「よぅし、たかやん!撃てぇぇ!!!」


たかやんは全力で溜めた銃を爆弾めがけて撃った。

すると爆弾は大きな音をたて爆発し、ライムリアの顔面はボロボロになった。

角が2本とも折れてしまったライムリアは、とてもかっこ悪かった。

するとライムリアが怒ってしまい、大きく咆哮をした。


「ぐあぁー!うるせぇーなぁー!」


するとライムリアは、空の方へ顔を向けて、また大きく咆哮した。

そうすると空はがだんだんと暗くなっていくのが分かった。

そして…


「グオォォォォォ!!!」


ズドン……バアァァーン!!!


空から雷が落ちてきた。

そしてその雷がたかやんとミロクに命中した。


『うあぁぁぁあ!!!!!』


二人は声を合わせ倒れてしまった。

いくら雷耐性の高い防具であろうと、雷をモロ受けてしまったら、大ダメージだ。


更に二人は感電してしまい全くからだが動かなくなってしまった。

果たして二人の運命は……?!





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