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ハンターさんへの試練

久々の更新!



俺はその後もなかなかリアルなハンター生活を送っていた。

そう、なかなかリアルなハンター生活を送っていたのだ。

そのまま順調にミロク達の始動のおかげで啓介は

確実に腕を上げていったのだ。


「よし、俺も大分戦えるようになったかな!!」


「そうだな啓介!」


するとたかやんがこう呟いた。


「そろそろ来てもおかしくない頃だよな。」


たかやんがそう呟くと二人の視線はたかやんに集まった。


「そうだな…。」


「え?どういうこと?え?何?え?」


何のことだか理解できていない啓介はすごく動揺していた。


「ちょ、ちょっと待って、いや、マジで何?」


ほんとうに困った表情を浮かべている。


「いや、そろそろ来るはずだよ。」


「あぁ、心の準備しておけよ」


「えぇぇぇぇ……」


啓介からすると本当に謎なことだろう。

そして言われたとおり心の準備をしておこうとした。

その時だった。


「啓介!来たぞ!」


奥からつかつかと歩いてくるのは村長だった。


「な、なんですか…??」


村長は啓介の前に立ちすごい目つきで啓介をガン見していた。

そして村長はゆっくり口を開きこういった。


特殊任務(スペシャルクエスト)じゃ。」


特殊任務(スペシャルクエスト)…???」


「そうじゃ、このクエストをクリアすることに成功すると、お主は一般ハンターの仲間入りじゃ!」


そう、今まで啓介は見習いハンターとしてハンティングをしていたが一般ハンターになることにより行動範囲も広がり、使用武器の種類も増える。更にもっと難易度の高いクエストに挑むことが出来るようになるのだ。


「え…そ、それだけですか?」


「そうじゃが…何かあるのかの?」


「い、いえ!なんでもないです…」


(ミロクとたかやん。あいつら…後でしばいてやる。。。)


ミロクとたかやんは奥のほうから啓介のことを指さして笑っている。

アイツらは話を盛って啓介をビビらせていたのだ。

軽いドッキリだ。


「最高だなwwwwwww」


「マジバカうけなんですけどみたいなwwwwwwwww」


こいつらはこういう奴だったのだ。


「それで、スペシャルクエストの内容を教えて下さい。」


「内容は無いよう。」


「…………え?」























「今回の特殊任務は【氷滅鬼 ベリオルグ】を倒してきてもらいたい。お主のレベルならそんなに難しくはないと思うがのう。」


「あぁ、余裕だよ!やってやる!」


「ふぉっふぉっふぉ。威勢がいいこと。」



【氷滅鬼 ベリオルグ】

とても冷えている氷結山の頂上付近にいると言われている。

見た目は鬼のような体に氷でできている金棒を手にしている。

相当大きな攻撃力をもち、とても危険なモンスターだ。

しかし、守備力は極めて低いとされているためスキを突いて大ダメージを与えるのがセオリー。


「とりあえず武器は炎属性でいこう!防具は氷属性に強いやつだな。よし。あとはアイテム!足りねぇぶんかって来ないとなあ…。あ!クソ!ハイパーウォーマー無いじゃん!買わねえと!あとはー、回復薬と薬草と砥石と地図買ってこよう!そのあとアイツらの喧嘩も買わなきゃな!ふん!」


そのころミロクたちは――――


「ぬおぉぉぉりゃあああ!!」


ミロクは大きな大剣で斬り払った。


「グギャアアア!!」


戦っているモンスターはシアンタ。


【剛狼獣 シアンタ】

上級モンスターの中でも上位に入る素早さを持つ狼。

白銀に輝く白い剛毛と耐えぬ輝きを放つ鋭利な刃が特徴的。

その素早さが故に光のラインを生み出す。


「くそっ!大剣で来るとかマジミスった!早いのにこっちオセぇから当たんねえ!」


「ギャルルルルル…」


「おおりゃっ!!」


ミロクはおおきく振りかぶって斬りかかっていった。

しかし、シアンタも同時に突っ込んできてしまった。

明らかに大剣を振り下ろすよりも先に噛み付かれてしまう。

まずい!と思ったが時既に遅し。

ミロクはおもいっきり噛まれてしまった。


「ぐあああ!!!」


「ガルルル…グゥグアルル!!!」


「くっそぉぉぉ、いてえええ…」


ミロクは倒れてもがいているとまたシアンタが攻撃態勢に入った。

そして飛びかかってきた。


「くそっ…!」


その時。


パァン!!


「……!!」


「グギャアア!!」


「たかやん!」


「なんで死にかけとんねんアホ!さっさと倒すぞ!」


「おぅ!」





友情って素晴らしい。













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