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第81章 ― 火星への到着

「この物語は歴史と普遍的な神話に基づいたファンタジーです。やがて神道の神話も登場します」

「えっと……さ、さっきの小さな中断のあとで……

そ、そろそろ火星へ向かうべきだね……」

ソルは気まずそうに言った。

「て、天球図によると……

火星は、第七宇宙・座標一四四,十六,二百四十八,四。

次元四六六二、現実五一七四八二に位置している。

い、いくつかのワームホールを通過する必要がある……

ぼ、僕についてきて。数分で到着するから……」

全員がうなずいた。

ロドリゴはタニアの方をちらりと見た。

彼女は恥ずかしそうに頬を赤らめ、視線を逸らしたが――

それでもロドリゴは彼女に微笑みかけた。

ソルは純粋な赤い神力でできた戦車を召喚した。

四頭の深紅に輝く馬がそれを引いている。

すべてが半透明で、神の光そのものだった。

太陽神はラテン語で座標を馬たちに囁くと、

戦車は信じられない速度で前方へと射出された。

オルニスケムの一行は、

そのきらめく戦車の中で一体となって移動した。

ロドリゴは周囲の宇宙に息を呑んだ。

地上のどんな夜空よりも美しい。

無数の色、無数の天体。

ワームホールに飲み込まれては数秒の闇に包まれ、

次の瞬間には鮮やかな宇宙の海へと吐き出される。

凍えるような寒さだったが、耐えられた。

およそ地球時間で十五分後、彼らは火星へ到達した。

ロドリゴは遠くに小さな青い球体――地球――を見つけ、

懐かしさが胸に込み上げた。

火星の周囲には、惑星全体を包む半透明の結界があり、

入口は一本の筒状の通路だけだった。

「じ、次元シールドだ……

か、彼らは僕たち全員を、

ひ、一箇所から侵入させたいんだ……」

ソルが言った。

「ポケット次元には、よく入るって聞いたけど……

同じことはできないの?」

ロドリゴが尋ねた。

「だ、だめだ……」

ソルは首を振った。

「ポケット次元は一方通行……

神性を持つ存在は入れても、外には出られない。

で、でもこの種の次元シールド――

パラスを覆っていたものと同じで、

侵入も脱出も不可能だ。

つ、つまり……作った者を倒すまで閉じ込められる。

おそらく、それはアレスだ……」

「中に入ったら、閉じ込められるってこと?」

タニアが、再び指導者としての声を取り戻そうとしながら言った。

「明らかな罠だ。」

ミトラスが断言した。

「だが、女神アテナの予測を信じろ。

我々は必ず粉砕する。」

「同意する。」

全員が答えた。

「アレスの配下には戦神が十二柱いる。

我々は――マラクを除けば――九。

アテナとホルスが合流すれば、

十一対十三になる。」

ミトラスは続けた。

「いいか、マラク相手に

マナやイコルを無駄遣いするな。」

「敵マラクは我々が引き受ける。」

マラクの指揮官が答えた。

「もしベヒーモス、イギギ、ネフィリムが出てきた場合、

我々も戦う必要がある。

だが、まずは我らマラクの力を信じろ。」

ミトラスは言った。

マラクたちは一斉に叫んだ。

「そして忘れるな。

マラクのアンピエルを救出する。

彼の奪還は最優先事項だ。」

ミトラスは念を押した。

全員がうなずいた。

「すぐ行くわ、アンピエル。」

エポナは強い意志を込めて言った。

「よし。」

ミトラスは拳を握った。

「ならば、あの臆病者どもに

本物の戦争を叩きつけてやろう――

そして見せてやる。

オルニスケムが、なぜ彼らの上に立つのかを!」

全員が叫び、結界の入口へと向かった。

――その頃、火星では。

アレスは玉座に座っていた。

一人のマラクが近づき、

アテナの軍勢がゲートに接近していると報告した。

アレスは立ち上がり、

深紅のマントを翻した。

「ならば――」

彼は邪悪な笑みを浮かべて言った。

「今日こそ、

我らがレルへ帰還する日だ。」

「ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もぜひお楽しみに。」

「翻訳に間違いがありましたら、お知らせください。」

「とても感謝しています。」

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