ヒトは何を神と呼ぶ
西暦2020年
北極 調査隊駐留基地
「な、何だ、これは……」
そう呟きながら、調査隊員の男は後退りした。
ここは北極、昨日まで何もなかったはずの基地の目の前には、巨大な光り輝く何かが空に浮かんでいた。
その物体は少しずつ光り始めた。着実に光が蓄積されていく。
ここは危険だ。そう感じた男が逃げようとした瞬間、限界まで蓄積された光が爆発する。
男の意識は、そこでぷつんと途切れた。
その日、世界は一変した。
突如、北極に現れた、巨大なエネルギー体によって。
『天使』と名付けられたそれは、地球上のいかなる生物とも似つかなかった。
意思の疎通は不可能、しかし、天使が人間の味方などではないことを、その行動が証明した。
天使は、突然人間に対して攻撃を始めた。
いかなる防衛策も、天使の前には無力だった。
天使が出現し、どこかに消えるまで。その三日間の間に、六大陸は全滅の憂き目に合い、世界の全人口は十億人までに減った。
だが、人類にとっての不幸はそれに留まらなかった。
天使の攻撃によって破壊された都市から出現した、謎の敵。
今度は『魔獣』と名付けられたそれによって、人類は、絶滅の窮地に追い込まれた──────
意思の疎通は不可能、しかし、天使が人間の味方などではないことを、その行動が証明した。
天使は、突然人間に対して攻撃を始めた。
いかなる防衛策も、天使の前には無力だった。
天使が出現し、どこかに消えるまで。その三日間の間に、六大陸は全滅の憂き目に合い、世界の全人口は十億人までに減った。
だが、人類にとっての不幸はそれに留まらなかった。
天使の攻撃によって破壊された都市から出現した、謎の敵。
今度は『魔獣』と名付けられたそれによって、人類は、絶滅の窮地に追い込まれた──────
意思の疎通は不可能、しかし、天使が人間の味方などではないことを、その行動が証明した。
天使は、突然人間に対して攻撃を始めた。
いかなる防衛策も、天使の前には無力だった。
天使が出現し、どこかに消えるまで。その三日間の間に、六大陸は全滅の憂き目に合い、世界の全人口は十億人までに減った。
だが、人類にとっての不幸はそれに留まらなかった。
天使の攻撃によって破壊された都市から出現した、謎の敵。
今度は『魔獣』と名付けられたそれによって、人類は、絶滅の窮地に追い込まれた──────




