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一話『白銀と凶兆』

——夢を見ていた。


 ひび割れて不完全な視界の先に一人の少女が見える。

 四、五歳ほどだろうか。白銀の長髪に青い瞳が特徴的な、まるで天使を思わせる幼い少女だった。

 分厚いガラスの向こうの実験室に囚われた彼女。椅子に四肢を固定され、傍の台にはメスや注射器が置かれている。


(なんだ、俺は何を見ている)


 自分の記憶を必死に遡っても、彼女の姿はない。けれど、どうしてだろうか。白い天使のような少女を知っている気がするのは。


(彼女からは俺は見えな……いや、どうして俺は見えないと知っている?)


 彼の傍に誰かが居て、教えてくれたような気がした。夢らしく整合性の取れない感覚に襲われて、何が事実か分からなくなる。


でも、それでも。彼女の瞳だけは真実だと思った。


——今にも溢れてしまいそうな涙を必死にこらえる真っすぐな瞳だけは。


 彼女を助けたい、そう願って。

 かつて彼女を救いたい、そう願った。

 不意に脳裏によぎるノイズ。声のようなナニカ。


「灰月…、お前…選……なけれ………ない」


 その瞬間、少年の意識は急速に遠のいて。


▲▼▲


「起きろ、仁。いつまで寝てるつもりだ」


 聞き覚えのあるガサツで頼りがいのありそうな少女の声で、『灰月仁(はいつきじん)』は目を覚ます。黒髪に金眼に左目下の泣きぼくろ、ある程度は整った容姿に中背だが鍛冶仕事で引き締まった体つき。極東帝国ではごく一般的な風貌だった。

 仁はゆっくりと体を起こす。高校の『工房』の中は相変わらず煤と埃の匂いに満ちていた。


「すみません、カレン先輩。俺、何時間くらい寝てましたか」


「ぐっすり三時間は寝てるぞ。今はもう八時だ。とっくの昔に辺りは暗くなってるよ。いくらオマエでも学校に寝泊まりはダメだぞ」


 仁は廃材を寄せ集めて作られたソファから立ち上がると、声のする方へと目を向ける。


「相変わらず寝起きの顔は酷いな……うなされてたが、また『東京』の夢か?」


「いえ、そうじゃないんですけど……でも変な夢でした。現実じゃないのに妙にリアルで……何だったんだアレ」


 視線の先にいる少女は『狐火(きつねび)カレン』。仁の二つ上、三年生の先輩。

 少し日焼けした肌に言葉遣いとは真逆なほどに丁寧に整えられた金髪。顔立ちは野性的で肉食獣のような危険な色気と野性的な魅力を放つ。頭に生えた狐耳が特徴的な狐人きつねびとの少女だ。

 しかし、何よりも先にその惜しげもなく晒された上半身に目が行ってしまう。作業着のファスナーは全開で身に着けているのは零れそうなほど大きな胸に巻いたサラシだけ。細いウエストも相まってなんとも煽情的なカッコウである。


「というか先輩、またなんて恰好を。目のやり場に困るのでちゃんとしてくださいよ」


「前を閉じると前がキツイんだ。別にいいだろ? こんな格好でも見るのはオマエくらいだしな」


「良いわけないでしょう。アンタは工房長なんですからしっかりしてください」


 呆れ半分の仁の指摘に適当な返事をしながらカレンはファスナーを引き上げる。もっとも色っぽさはほとんど変化がないのだが。


「にしても、一年生が根を詰めすぎだ、仁。疲れた時こそ家に帰ってゆっくり休め。あったかい風呂でも入って、飯を食べて、横になる。そうすれば少しは気も休まるさ」


「そうですかね。いや、そうなんでしょうね」


 寝ぼけ眼をこすりながら、仁は暖炉の中で揺らめく炎を見つめていた。疲労が取れ切っていないからか全身が痛い。むしろ固いソファの上で寝たせいで痛みがひどくなっている気さえする。


「そういえば、先輩がこんな時間まで残ってるのは珍しいですね。いつも六時くらいには帰ってるのに」


「誰のせいだと思ってる」


「ああ、すいません」


「まぁいいさ。先輩として寝ている後輩を置いて帰るわけには行かなかっただけだ。私はここの工房長でもある訳だしな」


 狐火カレンといえば学校でも有名人。魔術も魔道具も凄腕で知られている。加えて、面倒見もいい。仁の才覚を最初に見抜いたのも彼女だった。


「先輩、まだ少し時間いいですか?」


「いいぞ。今日は爆睡中の後輩を待てるくらいには暇だ」


 彼女は信頼できる先輩であると仁は思っているし、だらしないところ以外は尊敬もできる。だから、彼女なら自分の背中を押してくれるんじゃないか、そう願って。


「……俺の魔道具を見て欲しいんです」


 仁の工房の一室は狭い。いや、失敗作が部屋の半分を占領しているためにそう感じる。道具だけは綺麗に整えられているのがいかにも職人の作業場といった様子だ。


「で、私に見てほしいのはどれだ? この双短剣か、それとも両刃剣? 相変わらず変な武器ばかりだな」


 人食いの怪物『怪異』に人間同士の戦争。今日も世界中で武器の需要は絶えない。剣や銃はごくありふれた日常の延長。むしろ、戦闘用の魔術に比べれば武器単体での危険度は低いまである。

 この世界で怪異が初めて現れてから二千年以上、変わらない事実の一つだった。


「そこにあるのじゃないです。それは全部出来は良いけどアレを再現できてない失敗作なので」


 積みあがっている魔道具は一流の職人が作ったものには劣るが、それでも学生が作ったとは思えない品ばかりだ。


「ちょっと待っててください……えーと、あ、あった」


 落ちている魔道具に触るカレンを気にせず、仁は失敗の山の奥から丈夫な革製の覆いが掛けられた一振りの魔道具を取り出す。


「これは槍、いや大剣か? 見たこともないな」


 覆いがあればカレンでさえ何か分からない一振り。おそらくそれが何かわかるのはこの世界で仁しかいないだろう異形の武器。

 仁が覆いの端を引っ張ることでそれは姿を現す。


 それの外見を表すのなら長大な大剣に槍のように長い柄を取り付けた武器というのが正しい。

 刃には刀のように美しい波紋が走り、柄は持ちやすいように調整がされている。実用的な美しさを備えた一振りだ。無理やり分類するなら剣槍というのがふさわしいか。


「……まるで吸い込まれるような」


 どこか上の空といった口ぶりでカレンは感想を口にする。

 仁の作る魔道具はどれもピーキーな仕上がりだが、出来栄えそのものは学生という枠では他を圧倒している。


「驚くのはまだ早いですよ、先輩。こいつの本領はここからです」


 そういうと、仁は剣槍を構える。仁の体格では動くことすらできない印象を受けるがイメージに反して仁の手は重さを感じさせない。

 刀身を手でなぞる、と同時に部屋の中に突風が吹き荒れるような感覚が二人を襲った。もちろん本物の風ではないのだが。


魔素(エーテル)が刀身に吸い上げられている⁉」


 驚きも通り過ぎて、夢の中に居るかのような、ひどく目の前の偉業に対して実感のわかない感覚に陥るカレン。


「まだ課題も多いですけど。他人の魔術まで吸収できないし、吸い込む魔素(エーテル)量を調整したりは出来ません。偶然の産物ですよ。その代わりに吸収した魔素(エーテル)を使用者に無理やり流せるようにしてみましたけど……」


 だから、と前置きして仁は続ける。


「他の魔道具で更に補助すれば、俺も魔術が……」


 そんな仁にカレンは冷たい声で応じる。


「仁、オマエの身体、今殆ど感覚無いだろ。歩いてみろ」


「いや、大丈夫ですって。ほら」


 一歩を踏み出そうとして、倒れこむ仁。起き上がろうとするが体は言うことを聞かない。


「過剰な魔素(エーテル)に充てられたせいだ、分かるだろう。身体に取り込まれる量が多すぎる。最悪、中から破裂して死ぬぞ」


「じゃあ、それを一気に使い切るくらいの魔道具を!」


「仁、オマエは賢い。そんな大規模な魔術を発動させる魔道具は大きすぎるか、脆すぎるかで人が戦場で持ち運べない、分かってるだろう」


 倒れこんだままの仁を担いで、カレンは彼を壁へと(すが)らせる。身体の感覚は戻りつつあるがまだ痺れて満足に動かせない。


「それにこれが量産出来たら? 確実に世界の均衡を壊す代物だぞ。間違いなく異端審問所の封印対象行き。オマエは異端審問官になるどころか、良くて一生監視下に置かれることになる」


 彼はなりたかった。全てが燃え尽きた灰の海で、自分を救ってくれた異端審問官のように。


「そうだとしても俺は言われたんです。生きて人を助けろって、あの人に。だから、俺はあの人みたいな異端審問官にならないといけないんです!」


 期待はしてない、と言えば嘘になる。剣槍の危険性は仁自身が一番よく分かっているつもりだ。でも先輩なら背を押してくれるんじゃないか、そう思っていた。

 憐れむような視線。カレンは「東京の生き残りとしての意見だが」、と前置きして、


「そうだ、私たちはあの地獄から生き残れたんだ。わざわざ自分からあんな地獄に戻らなくてもいいじゃないか。子供の私たちにできることなんて無かった、引け目を感じる必要なんてないんだよ」


 カレンの声は純粋に仁を心配していた。仁は彼女の言葉を破る術も気力もない。だってどう考えても、彼女の言葉が正しいのだから。


「それと……私が告発する可能性は考えなかったのか?」


「先輩はそんな人じゃないって信じてますから」


「はぁ……あきれる。私はもう帰るぞ。何も見てないからな」


 カレンはそう言って部屋を出ようとして、振り返える。


「今夜は雪が降るらしい……風邪をひかないように気をつけろ。煮詰まったときは気分転換することだ。工房に寝泊まりしたり、徹夜はもってのほかだぞ」


 仁がなにも言えない内に扉が閉まり、風の音だけが残る。


「……言ってくださいよ、嘘でもいいから。俺は異端審問官になれるって」


 誰かに認めて欲しかった、肯定してほしかった。自分に出来ることを突き詰めれば、理想に手が届くと。


「何で、何で、俺は魔術が使えないんだよ……」


 何度も繰り返した問い。答えが返ってくることは無いと分かっている。

 鍛え上げた魔術で、軍では対処不能な怪異の討伐や危険な在野の魔術師を取り締まるエリート魔術師集団。それが異端審問所、世界の秩序を保つ超国家機関。


 魔道具職人としての仁は天才だ。だが、彼の目指す異端審問官に必要なのは別の、魔術を扱う才能だった。

 彼にあったのは舞台に上がる役者を支える力。彼自身が舞台に上がれるはずは無くて。


「違う……才能のせいにするな。才能が無いとしても、俺はならなくちゃいけないんだ」


▼▲▼


 まだ違和感の残る体を引きずって、仁は鍛冶台に向かってハンマーを振り下ろしていた。熱くオレンジ色の鋼を打つ度に快い音がして、火の粉が舞う。


 そして、短く詠唱。それはいつも通りの光景、待ち受けるのはいつも通りの結果。


「炎よ、熾れ——『発火ファイアスターター』」


 炎が起こることはなく、世界には何の変化もない。

 魔術の才能は生まれつきで決まるが、初歩的な魔術すら使えないのは極めて珍しい。少なくとも、仁の知りえる限りでは彼以外にはいない。


「……もうこんな時間か」


 仁が壁に掛けてある時計を見ると十時を少し過ぎたあたり。また作業に熱中しすぎてこんな時間まで残ってしまった。


「たしか先輩が雪が降るとか言ってたか。早めに切り上げて家に帰った方が良いだろうな」


 とは思ったものの、今まで使っていた道具はまだ熱く、片付けるにしても少し待たなければならない。それに失敗作を少し処分しなければ、部屋が一週間後には使えなくなっていそうだ。

 失敗作を斬れないように紙で包んで、適当な袋の中に入れる。あとはこれを学校裏にある特殊廃物用の底の見えない縦穴に投げ込めば、ゴミ捨て完了という訳だ。


「ふう、寒いな。十一月なのに年明けみたいだ」


 工房の外はすでに雪が降り始めていた。地面にはすでに雪が積もりはじめ、本格的な冬の訪れを感じる。子供の頃には大はしゃぎで雪の上にダイブしていたが、今となってはさっさと暖かい部屋に戻りたいというのが本音だ。


「星が良く見える。冬になって空気が澄んできたからか?」


 ゴミ捨て場まで雲の間から見える星を眺めながら歩く。外の寒さは厳しいがここまできれいな星空を見られるのなら悪くないと思えるくらいには美しい夜空だった。流れ星でも見れれば満足だと思ったその時、


「ん? 何だあれ。流れ星……いや、こっちに来てないか⁉」


 それは夜空に軌跡を描く青白い流星のように見えた何か。未確認飛行物体とでも言うべき得体のしれない空と街の上空を覆う魔術障壁を裂いて落ちてくる弱く美しい光が偶然目に入った。しかも、落下地点はあまり離れているわけではない。


(不味い、なんでもいい、隠れられる場所……でも、綺麗だ)


 早く隠れなければ衝撃波で吹き飛ばされる、そう分かっていながらも体が動かない。恐怖で足がすくむのではない、むしろ恐怖すら吹き飛ばされてしまうほどにこの蒼白の流星に魅入られてしまったから。


 流星は凄まじい速度で落下。一瞬だけその光は強く眩しくなる。そして、目も開けていられないほどの閃光が迸って、


「あれ? 何もない」


 恐る恐る目を開けた仁だったが、そこは大きな川の岸だとか見渡す限りのお花畑の真ん中でもなく、今までと何も変わらない学校裏のゴミ捨て場。


(もしかして幻覚? 最近は徹夜続きだったし……本当に休んだ方が良いんだろうか)


 が、そんな仁の心配を間違いだと言わんばかりに目の前の雑木林の遥か先で弱弱しく、あの蒼白の光が一瞬だけ瞬いて……呼ばれている気がした。


(なんだ? 本当に隕石でも落ちてきたか? ……まさか怪異?)


 仁はゴミ袋の中から適当な剣を取り出して構える。あの剣槍ほどではないが切れ味だけなら自慢の一振り。それに彼自身も日々の鍛冶仕事でかなり鍛えられた体つきだ。

 戦うための技術は素人だが低級の怪異相手ならある程度マシな戦いができるはず、少なくとも逃げるくらいならできるだろう。


「……行くか」


 雪が降る中、学校の裏山へと足を踏み入れる。

 たどり着いたのは神秘的な雰囲気を感じる場所だった。そこだけ何も無いおかげで真っ白な雪で地面が完全に覆われている。

 ただ裏山にこんな場所がるなんて話は聞いたことが無い。林の奥で生徒が滅多に来ないとしても噂にならないのが不自然なほど奇妙な空間。


 木が広場を囲むように生え、伸び放題の太いツルが防護ネットのように侵入を拒んでいた。自然というには人工的すぎる。


「これ本当にツタなのか? この剣、木材くらいなら簡単に切断できるはずなんだけど」


仁が剣でツルを何度も斬りつけてようやく人がギリギリ通れそうな隙間が完成する。

 広場に足を踏み入れて、真っ先に目についたのは。


「あそこの地面だけ妙に盛り上がってる」


 少し離れた所に妙な盛り上がりがある。あたりは平坦なので、何か埋まっています、と言わんばかりによく目立つ場所だった。

 剣を構えて近づく仁。しかし、そこにあったのは隕石でもなく新種の怪異でもない。到底予想できないものが雪に埋もれかけていた。


「これは……人だよな」


 雪に埋もれていて分からなかったが、そこには白銀の長髪に人形を思わせるほどに白く透き通った肌の仁と同じ十五、六歳ほどの少女が気を失い倒れている。彼女の顔立ちはどことなく夢に出てきた少女に似ていた。

 人間とは思えないほどに整った容姿の少女。街中で出会ったならば誰もが見とれていたかもしれない。が、こんな森の中では美しいを通り越して恐ろしさしか感じない。


「なんでこんなところに……いや、見た目通りの人間なのか?」


 怪異の中には人間の姿をコピーし、人間を油断させておびき寄せるものもいる。仁がかつて遭遇した怪異は一見、人間と区別できない精度での擬態を可能にしていた。

 脳裏に焼き付くもっとも古い記憶、鮮烈すぎる体験を思い出して体が強張って。


(つまり目の前のコレは人間でない可能性の方が高い。異端審問所に連絡して討伐を……いや、怪異に逃げられたらどんな被害が出るか分からないんだ。俺がここで)


 目の前の少女が青い流星なら想像もできない高さから地面に落ちて死なない化け物ということになる。どう考えても人間ではありえない、怪異としか思えないことだ。

 歴史を見れば怪異の起こした虐殺は数えきれない。そして、化け物は化け物でしかない、それを仁は身をもってよく知っている。


 仁はこの胸に渦巻く感情が『殺さなければ』という恐怖心なのか『駆除しなければ』という義務感なのか分からない。けれど、どちらの覚悟も決まらぬままにその手を剣にかけていた。


 その時だ。風に簡単にかき消されてしまいそうなほど小さく凛とした美しい声がしたのは。


「——死にたくない」


 剣を構える。目の前の存在を斬り刻むために振り上げて、


——固い感触があった。


「……これで良いんだ。間違ってるかもしれないけど、これで」


 初めて感じた強い衝撃に仁は思わず剣を手から離す。まだ手はブルブルと震え、収まりそうにない。

 剣は少女の隣に突き刺さっている。もちろん刀身には血の一滴たりとも付いていない。

 死にたくない、その言葉が白い焔に灼かれた街を彷徨うかつての自分に重なった、重ねてしまったから。


 ——今夜、白き星の少女と灰かぶりの少年は出会った(再会した)


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