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4.門。

ギリ間に合った...かな?

.....疲れた。さっきここに歩いてくるときよりも格段に疲れた。兄さんの施設の植物の手入れを始めて早2時間。ようやっと全部に水やりをするところまでは終わった。水やりつつたまに「万華の蓮眼」をつかって元気のなさそうな植物を見分けたりしていた。万華の蓮眼には視たものの状態が書いてあるので、どんな状態かは基本一発で分かった。正常そうな植物を視たら危ない危ない状態だったので今は一からもう一度視ている所だ。

...にしても便利だなぁ、このスキルは...

触れなくても発動することができるので正直視るのがとても楽だ。まぁ、そんなこんなで後もう少しで全部の植物を視終わりそうだ。兄さんに報告するか。

「兄さ〜ん、もう少しで終わるよ〜」

「おぉ、そうか。ありがとな、トール。とりあえずその作業はそこが終わったら終わりでいいぞ。俺はまだ作業があるからとりあえずそこら辺でちょっと待っててくれ。」

「わかったぁ。」

とまぁ、そんなことらしいからちょっと影で休むか。

...にしても驚いたなぁ。兄さんがこんな施設で働いているとは...

ていうか、この施設すごいな...金色の食べ物なんて見たことなかったなぁ...

「おーい、終わったからそっちに行くまで待っててくれ。」

「分かったぁ。」

そういえばこの商品ってどこで売り出してるんだ?村では見たこと無いんだよなぁ

「よし、村を出るから一回帰って支度してこい。」

「え!?今から?」

いや、急すぎじゃないか?ていうかそもそもあんまり村の外出たこと無いんだが?

「??そうだが何か?」

「...まじすか?」

「???まじ...だ」

ん〜、これは何言っても無駄そうだなぁ...

「分かった。んじゃあ一回家帰ってまた来ればいい?」

「おぉ、それで頼んだ。んじゃあ一旦俺はこれで。」

「ん。じゃまた。」

ふぅ...ん?またこれ往復しないといけないの?...これ村出る以前に大変じゃない?

...まぁ仕方ない。まぁ丁度いい昼時だしついでにご飯も食べてくるか。

帰るのめんどいってどういう事だよ...まぁ帰るかぁ...

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てことでなんやかんやあって帰ってきた。やっぱ遠いなぁ...まぁ慣れるようにしていくか。

「ちょうど誰もいないなぁ...珍しく姉ちゃんもいない...」

僕達3兄弟には実は姉がいる。まぁ基本は自分の部屋に引きこもっているだけ...いわゆるニートというやつだ。そんな姉がいない...外にでているという事はかなり珍しい事態だ。

まぁとりあえず今は兄さんのとこに戻るかぁ...

_____________________________________

...これ正直修行いらなくない?

いや、必要だとは思うんだけど歩くだけで大分脚痛いんだよなぁ...

兄さんはまだ戻ってきてなさそうだなぁ...

ちょっとそこで座ってようか。

村の外出るってことは多分店に仕入れに行くんだろうなぁ...

ここから隣の街まで350海里あるぞ?これ今日帰ってこれるのか?

「おぉ、いたいた。」

「あ、兄さん。ちなみに一応聞くけど何しに行くの?」

「隣町の店にこの収穫したものを売りに行くんだ。」

「ちなみに移動方法は?」

「それは心配するな。俺に任せてくれ。」

「ならいいんだけど...」

本当に大丈夫か?まぁなんとかしてくれるかな?

「トール、もう準備はできたか?」

「ん。もう大丈夫だけど...」

「んじゃあ行くか。」

「でもどうやって?」

「???普通に最初に行った時に使った魔術使ってだけど...」

普通に使うなよぉ...しかも移動系の魔術って希少じゃなかったっけ?

「まぁ施設の後ろにあるからついてきな。」

「...わかった。」

兄さんについていってみるとなんか白い模様が入った扉があった。

「でっかぁ...」

扉は施設の5分の1位の大きさだった。なんか全体的に大きさおかしくない?視れるか?

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名称︙次元門[ディメンション・ゲート]

部類︙時空魔術

系統︙移動系魔術

説明︙同じ門同士をを繋いでいる。一度訪れた場所ならば建てることができる。

使用条件︙門は一度に3つしか建てることができない。どこの門に行くかは自分で決められる。

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ん〜、便利だなぁ...

「んじゃ、行くか。」

気づくと兄さんが先に門をくぐっていた。

「兄さん待って...もう行ったか...」

速いって...仕方ない。僕も行くか...

そんなこんなで兄さんに続いて僕も門をくぐった。

ていうことで読んでいただきありがとうございました!

あとは遅れてすいませんでした...

書き溜め...しようかなぁ...

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