表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

58/59

目指せ、能力制限レベル1、十五階層クリア!

マユリ「縛りプレイします!」


レニー「縄で縛るのですか?」


ハツネ「レニーちゃんそれ以上はダメ!」



 さあカラフルダンジョンで遊ぶよ!


 今回はねぇ、能力制限レベル1で十五階層のボスを目指すよ。現在の本館は二十五階層で五階ごとにボスを配置してるから今日は三回ボスと戦うことになるよ。


 能力制限はあるけど神のスキルがいくらか使えるのでたぶん行けるはずだよ。


 まずは雑魚の相手。スライムは放っておけば逃げるから魔力温存で行くよ。今回はレベル上がらないから戦わない方がいいからね。


 魔女娘とえんぴつウサギ、ハンコネズミがかなり厄介な連携をしてくる。私はサブマシンガンを選択、ブロックの影から少しづつ削って倒していく。着弾してもほとんどダメージが出ないよ。ナイトメアモードだね!


 三階まで降りたけどけっこうクタクタだよぉ。アサルトライフルだと重くて取り回しが大変なんだよねえ。威力は高いんだけど。三点バースト付きのハンドガンの方が楽かも。装備変更。このハンドガンはフルオートも実装してるけど魔力切れが怖いから使えない。レベル1は厳しいね。魔力を回復させつつ一階一階降りていく。


 ようやく最初のボス部屋の前に着いた。セイフティーエリアで魔力の回復を待つよ。最初のボスは魔女娘パーティー。五色の魔女娘がお出迎え。五階のボスは何回か入れ替わってるけどね。ハツネお姉ちゃんとしては細かく変更した方がチャレンジする人たちも楽しめると思って変えているらしい。コロシアムもいろいろ作ってるのに頑張るよねえ。エンターテイナーなんだよ。


 細かくカートリッジを入れ換えて鮮やかな着色を狙っていく。魔女娘はカラーリング耐性は低いけどこちらはレベル1、なるべく同色で狙っても一体辺り四発は必要だった。転げ回り敵の弾を躱し障害物に隠れながらハンドガンで狙い打つ。同色でヘッドショットならさらにダメージが伸びる仕様になってるらしい。華麗なる彩色(キルショット)なら一発で倒せたよ。なかなか当たらないけど~。


(カレー:レベル1も面白いな)


(ヨミ:態勢を整えつつ的確に素早く撃つ、実戦のようだ)


 なんとか五体を倒して宝箱をゲット。色抜きポーションが三つ入ってる。一本使って進むよ。


(ユノ:アイテムも現地調達なんだ?)


(レニー:厳しいけど楽しそうですわ)


(ミリアム:あたし最初のボスでやられるわ)


(アンジー:ギリギリのプレイが求められるわね)


 スピードが速い敵はなるべく倒して、遅い敵はスルー。宝箱はなるべく開けていくよ。MPを回復するマナポーションげっと。でも安全チキンプレイで行きまーす。物陰からピシピシ着色、安全地帯で休んでキルショット狙っていくね。


 敵が中型の猫ニンジャ、足止めアルラウネ、刷毛塗りオークとかになってスルーするのが難しくなってきたよ。小ボスで体力二百%の猫ニンジャとか出てきた。通路に突然出てくるもんなぁ。まあランダムエンカウントとしたらしょっぱいけど。


 こいつをカラーリングしたら休もう。


 動きが速いなぁ。アサルトライフルに変えようか。爆撃カラス出たよ。ウザいかも。物陰からカラスをカラーリング。なかなか当たっても落ちないよ~。スナイパーライフルがいいのかな? 攻略に全知は使わないよ? ナビさんはたぶんベッドで寝てる。またシーツと枕変えないと……。


(仰ぐ:ちょっとナビさんそこ変われ)


(カレー:これは仰いでるのかなぁ?)


(サソワレ:エロ仰ぎ?)


 エロ仰ぎ?! 普通に仰いでいいんだよ?


 とりあえずカラスと小ボス猫シノバナイを倒したからボス部屋行くね~。小ボス猫は金色のニンジャとかなんだ。豊○秀吉付きのニンジャなのかな? リボン首に巻いてるし派手。忍べ。


(カレー:シノバナ~イ♪)


(サトリ:きっと大道芸人に扮して忍び込むのだ)


(アリス:ありそう)


(ハツネ:こっちの人にネタ通じないからね?)


 私もここからはシノバナイ系くノ一衣装で行くよ。派手な襟巻きとか網タイツとかミニスカートとか、忍ぶ気がないシノビ衣装だよ!


(アレックス:……エッチ)


(アンジー:確かにエロいわ!)


(アレックス:アンジー?!)


 文学女子アンジーは最近アリスとハツネお姉ちゃんに染められてるんだよ。……ピンチがヤバイんだ!


 さてさて、それじゃ十階ボスを倒したらラスト五階層、頑張るよ!


 でも十階のボスはオーガ、そう、奴だ。ウォーターバッグシューター!


 あ、いきなり姿を消した?! 探知系スキル直感だけ!


 撃て撃て~!


 アサルトライフル乱射でなんとか捕まえたよ! 姿が見えたらこっちのもの! 手榴弾。


 どーん、と派手に散ったね! アイテムは固定ダメージだから有り難いね! 20%削れた!


 でもボスだからHP多いんだよね。300%もあるよ。削りきれるかなあ?


 あいた! ウォーターバッグ範囲広すぎ! 躱せない。こっちは細かく削っていくしかないね。アサルトライフルならかろうじて5%削れるから武器のランク落としたくないんだよねぇ。ロケットランチャーは無いし。


 とにかくライフルは威力の分重くてMPを食う仕様にしてあるから、大変だ。マシンガン掃射の方が効率はいいかも? 装備チェンジ。今回のボスのカラーは赤。金とか銀とか虹色なら耐久力高くてアウトだったよ。難しい~。


 こまめに削って隠れて移動して不意打ちして削って隠れて、とやっていく。


 削って隠れて移動して……。うーむ、すごい時間かかるよ。仕方ないけど。


 なんとか倒したよ~。宝箱にロケットランチャー一個くらい入ってないかなぁ。ガチャ。あ、いつものクセで……アラームのトラップが発動。敵が集まってきまーす。


(ユノ:若干トラウマな鍵開けが通用しなくて笑ってしまった)


(カレー:意外な落とし穴www)


(ヨミ:マジレスすると戦場に宝箱ないよw)


(サソワレ:民家から色々パクってそう)


(カレー:勇者だから仕方ない)


 ふう、なんとか乗り越えたよ。みんな、宝箱はうかつに開いたら駄目なんだよ?


(カリン:つ鏡)


 じゃあ気を取り直して。敵が強くなってきたよ。不意打ちトレントに砲台シェパード、爆撃カラス、小人軍隊、仲間を呼ぶ狼男、落書き小悪魔。中型だからタフだ。なるべくなら戦いたくないね。宝箱。ガチャ。うん、ノーとらーっぷ!


(ユノ:なにがなんでもいきなり開けていくスタイル好きかも)


(レニー:絶対シーフやらせたくないですわw)


(仰ぐ:レニーちゃん慣れてきたねえ。仰いどこ)


(サニア:女神様を仰いでくださいぃ~)


(アリス:サニアリッタがツッコミを入れた?!)


 だんだんこっちの人が掲示板慣れしてきたんだよ。爆撃カラスウザいなぁ。そこにシェパードが見えない位置から砲撃してくる。ヤバいからあ!


 さすがに全部と戦ってられないのでブロックの上を走るとかしながら戦闘を回避。さっさと十五階層クリア目指すよー。宝箱も開けていく! お、出た出た、ロケットランチャー!


 携行武器が多くなると動きは鈍くなるんだよね。この際だからアサルトライフルをパージするよ。さあて、ラスボスまで行けるかなぁ。


(仰ぐ:苦戦するマユリっていうのも新鮮でいいな)


(アレックス:武器の使い方は参考にしよう)


(マレイン:アレックスは銃器作っちゃいそうだよなぁ)


(クリス:法案できるまで待てよ?)


 魔法世界だからねえ、銃器くらいはできそうなんだよ。基本的な物理現象は地球とあんまり変わらないからねぇ。そこに魔力を物質化できる魔法は組み合わせやすいと思う。


 爆撃や砲撃を躱しながらなんとか今回の最終予定、十五階層のボスの前まで来たよお!


 ボスはブラシレオン! こいつを一人でカラーリングするのはきつそうー!


 ロケットランチャー。ちゅどーん。おお、50%も削れた。でも総HPはボスだから500%だ。雑魚なら100%なんだけどね……。ホワイトクロウ100%は一人だとかなりキツいんだよ。うおー、レオン速い! デカあい! 猛獣の勘で避けてくるのやめようね?!


 とりあえずロケランパージしてマシンガンで。軽量になってやりやすいよお。ハンドガンスタイルもありだよね! 普通の銃火器と違って反動がないのがカラフルウェポンのいいところ!


 やっぱり細かく削る見る方には退屈な戦いでなんとか倒したよ。キツかった~!


(カレー:おめでとうマユ姉)


(ユノ:今度やってみるか)


(ミリアム:楽しかったな!)








レニー「なるほど、これを縛りプレイというのですね」


アリス「ふいー、やれやれだぜ」


ハツネ「そういうとこ教えるの難しいよな。教えないと爆死するし」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ