2 初めての女の人の友達?
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……………とはならなかった。
今までずっと虐待を受けていたせいかあまり痛みを感じなかった。
僕は、何故か「人間って簡単に死ぬんだなぁ」と他人行儀だった。もしくは、現実逃避だったのかもしれない。
そうして僕の意識は、闇の中に消えていった。
────目が覚めると、目の前には、綺麗な青空と平原が広がっていた。
「えっ?あれ?」
僕は、死んだはずなんだがなんで生きてるんだ?というかここどこだ?橋の下にいたはずだ、自分を刺した友達もいない
「まさかここは、天国?」
「そんなわけないでしょ」
「うわぁ!」
めっちゃビックリしたぁ
「そんなわけないってことは、まさか、地獄なのか?別にそんな悪いことなんかしてないのになんで僕が地獄にいかなきゃならないんだふざけんな、顔か、顔なのか?くっそぉ最悪だ」
「それも違うわよ」
「地獄じゃない?じゃあここどこだ?というかあなたは、誰ですか?」そう言って後ろを振り返ると、紫色の綺麗な目をしている銀髪の女の人が立っていた。
「やっとこっちを見たわね。さっきまでずっと自分の世界に入っていて全くこっちに気づいていなかったから話しかけちゃったわ。とりあえず私の名前は、ノアよ。この場所は、うーん....世界の狭間って言ったら分かるかしら?」
―――――全く分からん
「まぁ、そうゆうところだと思ってくれれば良いわ」
「はぁ、じゃあなんでこんなところにノアさんは、いるの?」
「ノアで良いわよ。そして、私がこんなところにいるのはねぇ………私が、凄いからよ!!!!!!」
―――――なんだこいつさっきまで普通だったのに病気なのか?もしくは二重人格者?まさかナルシス―――――
「そんな目で見るな!それと思ってること筒抜けだから変なこと考えたら潰すわよ」
「なんだって!心が読めるなんて………プライバシーの侵害だ!」
「聞きたくなくても聞こえるのよ!あなた今の姿分かってる?」
「分かってるさ、どれだけ僕のことを馬鹿にするんだ。―――――えっ?」
「その様子じゃ分かってなかったみたいね。」
「な…なんで、“体”がないの?」
「今あなたは、魂むき出しの状態なの、本来死んだら魂は、その世界の輪廻の輪に戻ってまた新しい生命として生まれるはずなんだけどあなたは、その輪廻の輪から外れてきたみたいね。....ねぇ突然だけど、これも何かの縁だから、あなた私がいた世界に一緒に行かない?」
―――――「断ったら?」
「そのままあなたは、消滅してさようならね。」
「喜んで、一緒に行かせてもらいます。」
「よろしい、じゃこれから宜しくね。えーと」
「葵、琴葉葵、葵って呼んで」
「分かった、改めて宜しくアオイ。」
「宜しく、ノア。」