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1 殺されました

初めてなので下手くそでも許してください

 ――――僕、琴葉葵は、毎日地獄のような日々を送っていた。            貧乏だからというわけではない、むしろ、その逆でとても裕福だった。

 しかし、あまり、いやとても、容姿が兄妹や学校の人達と比べると悪かった。その上、頭が悪かったので、親や、兄妹には、「出来損ない」と言われ、家に帰ると、殴られたり、蹴られたりなどの虐待を受けていた。        


 

 まだ家の中だけだったら良かった。僕は、兄妹と同じ学校に通っていた。兄妹は、そこでも、家にいる時と同じ扱いをした。それを見ていた一部の生徒たちは、最初こそ金持ちだったので手出しはされなかったが、それを見てからは、兄妹が、いないところでは、家と同じように暴力を受けていた。


 しかし、それでも耐えられていたのは、親友の存在が大きかっただろう唯一僕に、優しくしてくれた。

それは同情だったのかもしれない、だが、誰にも優しくされず暴力ばかり受けていた。葵にとってそれはとても嬉しいものだった。

だから、その時は、とても信じられなかった。いや、信じたくなかった。その親友が、僕を、包丁で刺しているなんて―――――     

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