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星の扉  作者: 斎木 涼
第一章 Begining――発端
3/16

 「……切りやがった」

 まだ怒っていることは、想像に難くない。

 「怒ってても良いから、今は出てくれよな、ったく。我が儘な女王様だわ、マジで」

 半眼になりつつ、舌打ちをしたライヒアルトは、深呼吸一つ。

 見なくとも覚えてしまったメール内容を、再度脳裏に呼び覚ました。

 取り敢えずは、ここシェスティンの部屋に設置されているだろうと思われる盗聴機器の類いを探索する。手際良くそれを発見するが、思ったよりは少ないのは幸いだ。

 手持ちのダミーデータを読み込ませ、暫くの時間を稼ぐことには事足りるだろう。伊達に実戦経験は積んではいない。

 「オーケーィ。落ち着いて考えろ、オレ」

 額に手のひらを当て、ライヒアルトは自分にそう言い聞かせる為にそう呟いた。

 まずはこの招集を受け、自分達はどうすべきであるのか。

 一つ目。

 大人しくここに残ってドナドナされる。

 二つ目。

 ここから逃げ出す。

 三つ目。

 正面切って戦いを挑む。

 一つ目はあり得ない。リヴァーシアンである自分達は、どう良く見積もったとしても実験動物間違いなしだ。

 残るは二つ。

 逃げるか戦うか。

 シェスティにこの二択を迫れば、間違いなく『戦う』を脊髄反射で叫ぶだろうが……。

 それはあまりに分の悪い選択だ。

 いくらエースであるとは言え、相手は戦闘機の一機や二機で完膚なきまでに叩きのめせる筈もないし、例え暫くの間沈黙させたとしても、その後ろには本隊が待ち受けているのだ。

 では二つ目の逃げると言う選択はどうだろう。

 軍事コロニーがその場を移動することはない。来るとしてもここの守備隊である。

 この場を逃げると言う点においては、それで何とか凌げるだろう。

 完璧なバックアップがあるのであれば、これが一番マシだ。

 だが逃げた後が問題ではある。

 三つ目の選択と同じく、銀河連邦軍から脱走兵として追われるのは避けようがなかった。

 ただ誤魔化す時間さえ稼げれば、逃げると言う選択が一番マシだろう。

 顔を変え、名を消し、情報を改変する。それを可能とする時間さえ稼ぎ出せれば、そしてこの地を捨ててしまえば――。

 まずはこのコロニーから逃げる。

 次に時間を稼ぐ方法として、このコロニー近くの小惑星群へと逃げ込む。灯台下暗しと言う具合に。

 小惑星群には、それを違法占拠し住み着いている人間が大勢いる。そこから他星系へと渡る手段もあるにはある。

 「問題はやっぱ、オレら自身だよねぇ」

 軽く流した髪を掻き上げる様にして、溜息一つ。

 彼らは十把一絡げの軍人ではない。

 それがネックだ。

 彼らの纏うクリムゾンレッドの軍服は、伊達ではない。

 性格の問題はさておき、実力の程は折り紙付きである。

 誰もがその色を目指し、憧れ、纏う者達を畏敬と共に羨望する。

 時折それに興味を示さない者もいない訳ではなく、この時代にもそう言った人物が一名いるのをライヒアルト達は知っていた。

 しかもそれはノーマルだ。

 テラノーツではリヴァーシアンしかいない現状で、ノーマルが候補に挙がり、けれどそれを興味なしと蹴りつけた人物は、現在アカデミーにいる。

 名をアレーシャ・カラシンと言った。

 ここから二.五万光年離れた地で彼らに来ているのと同じ内容が、アレーシャにも同時に読まれているのだが、当然の様に彼は知らないことであった。

 カラシン家は、六大氏族には及ばぬまでも、古い血脈を続けている一族だ。過去にリヴァーシアンを出したこともある。

 とまれ、彼らの問題は羨望の赤服を着用するエースであると言うことだけでなく、そのエースすらがこぞって入りたがると言う第七艦隊に所属していると言うことにもあった。

 第七艦隊は、常勝であることからついた通称『ラッキーセブン』とも呼ばれ、十三ある艦隊の特務艦隊たる第九を除く全ての頂点にあったのだ。

 特務を除くとは言っても、別にどちらかがどちらに劣ると言う訳ではない。ただ特務が遂行している任務は、特殊なそれである為外には漏れることはなく、比較のしようがなかっただけだ。

 得体の知れない艦隊、それが第九艦隊である特務だった。

 任務は元より、構成人数も人員も、部隊構成も知るものは極々一握りにしかいない。

 知られているのは、特務のトップガン達はクリムゾンレッドではなく、グラファイトの軍服を纏っていると言うこと、そして彼らのエンブレムの形状、旗艦の名称のみだ。勿論、潜入中であれば巧妙にそれは秘匿されている。

 また情報部や技術部とは密なる関係を保っているとは言われてはいるが、それは特務がここまでの秘密主義を貫ける理由の一つである六大氏族のフリードル家が後ろに控えているからだと噂されていた為だ。フリードル家は、前の情報部部長と蜜月であったのだ。

 そんな隠された艦隊のエースより、そしてその他の艦隊のエースより、彼らの名や顔は当然だが売れていると考えて間違いがない。

 誰しも一目見ただけで把握すると言う訳ではないが、目端の利く連中には誤魔化しようがない。

 そして外星系へ渡る手引きをするのは、そう言った目端の利く連中だった。

 銀河連邦軍のエースが軍の伝を使わず、非合法的にこの宙域を抜け出そうとしている。これが彼らにとって、美味しい話でない訳がない。

 「はっきり言って、不味すぎる」

 『勿論オレ達が』

 唇を噛み締め思案しているが、ライヒアルトだけであれば、顔を変えることなど何の躊躇いもない。情報改変には少々時間はかかるだろうが、それでも得意分野だ、出来ないことはない。

 だが、彼の婚約者であるシェスティンの綺麗な見目を変えるのは想像するだに辛い。

 取り敢えずは、彼女を呼び戻す為にコールはし続け、平行して他に何か打てる手を見つける情報はないかと探し始める。

 残り時間は四十八時間を切った。

 時間との闘いに、流石に図太いライヒアルトも心穏やかではいられない。

 「ったく、親父も何やってんだか」

 コロニー内の情報を呼び出す為、目くらましをカマしつつ本来とは違う方法で色んなところをこじ開けて――勿論足跡などは残してはいないが――、そう毒づく。

 「……て、オレ、カッコ悪」

 一旦父親を脳裏に浮かべた後、氏族の力で何とかなると思っていた自分をそう評す。

 六大氏族の総領息子の自分に呼び出しが来るなど、彼自身は考えてもいなかった。いや、考えていないと言うことは、つまりのところライヒアルトの認識が甘かったのだ。

 現実はどうあれ『人は平等である』と謳っているのが銀河連邦であるのだから。

 彼らはその理念を、今回も忠実に守ったに過ぎないのだ。

 ただそれでも、何故今なのだろうと言う思いはある。何かしらの作為が感じられた。

 「――?」

 コール音は未だ不通だが、こじ開けたメールサーバーで意外な物を発見した。

 「ヴェンツェル?」

 彼らに着ているのと同時、何故かヴェンツェルにも召集令状が届いていた。内容は寸分違わぬものだ。

 先程の感覚が更に強まる。

 「マジで怒ってても良いから、早く出てくれよ」

 コール音にすぐさま反応できる様しつつ、親指を顎に当て、ふむ、とばかりに思考を始めた。

 ヴェンツェルと連絡を取るべきか否か。

 何故か彼とは気があった。更に驚くべく事に、気難しいシェスティンとも何だかんだと上手く付き合っているのだ。

 ヴェンツェルは実力で言えば、認めるのも癪だが自分達と匹敵するだろう。なのに一般兵と同じ扱いだ。

 その理由を聞くと、彼は意味ありげに笑い、誰にも言うなと念押ししてから囁いた。

 ヴェンツェルは今から五年以上前に起こった事故の、唯一の生き残りだった。

 その事故は、やはり特務として動いていた第九艦隊の旗艦ユースティティアが、当時激戦地区とはほど遠い第一象限にある辺境星系にて、突如として行方を絶ったことから始まる。公式の発表では、ワープアウト時に当時の敵方の戦艦と接触し、その時の衝撃により再度亜空へと飛ばされたとなっていた。φドライブ時に起こる磁場の乱れが検出され、それが通常のφドライブの際に見られる数値より遙かに異常な値を示していたこと、更にその場に漂っていた残留物から推測された結論だった。

 そしてその半年後。

 その場から、遙か彼方のペルセウス腕に近い第三象限の果てで、ユースティティアが発見された。そこは事故の地点からバジル地帯を挟んだ、ほぼ正反対の地帯だ。半年の間、どんなに捜索の手を伸ばしても見つからなかった戦艦が、そんなところで見つかるのは何故だ。

 ユースティティアは在りし日の姿も想像出来ないほどに、無惨な有様だった。内部の方も当然の様に、千年も昔に朽ち果てた都市の様にしんとした沈黙に覆われ、既に動かなくなった人間の残骸が一部は点々と、また一部は一ブロックに整然と集められ、または緊急避難用のポッドに入っていた。恐らく、集められていた遺体の方は、ワープインの間に亡くなった者達で、そこここに倒れている者は、そこから何らかの方法で抜け出た後、エマージェンシーすら出せず、そしてコロニーやコミューン、ステーション、惑星などにも寄れずに亡くなった者達、そしてポッドに入っている者は、最後に残った者達なのだろうと、発見した者達は囁く。

 何処にも寄港した記録がないと言うことは、勿論のことながら生存するために必要な諸処のものが補給出来ないと言うことだ。ランデブー要請も出てはいない。半年と言う年月が過ぎて、クルーが死亡しているのは当然だ。

 だが。

 そこでヴェンツェルだけが生き残った。

 彼だけが、その他の人間には棺桶となったポッドに入って無事だったのだ。殆どのポッドは、エネルギーが遮断されて使い物にならなくなっていのだが、幾ばくかは、辛うじて稼働しており、その中の一つにヴェンツェルが眠っていた。

 あまりに都合の良すぎる状況に、至当に出る不審。

 しかしながら彼が特務艦隊所属故に野放しにすることは出来ず、何より彼はリヴァーシアンだった。

 当時、どんなことがあったのか、そしてどんなやり取りが飛び交ったのかは解らない。

 だが現実、ヴェンツェルは今現在ここに生きている。

 そして生きて今は、彼らと同じく第七艦隊の僚友となった。

 何故第九艦隊所属から、第七艦隊所属へと変わったのかと言う理由は、未だ教えて貰ってはいないが。

 ライヒアルトはふと思い出す。

 公式では語られていない事実が存在したことを。

 軍が発表しなかったこと、そしてヴェンツェルが口にしなかったこと。

 けれどライヒアルトは、軍に入隊する際、父から聞いて知っていた。

 そのユースティティアと共にあった戦艦の話だ。

 本来、軍には存在する筈のない、情報部所属の戦艦である。

 戦艦を持たない筈の情報部の極秘に建造していた戦艦が、ユースティティアと共に行方不明になっていたと言うのだ。

 そしてその情報部の戦艦は、未だ見つかっていなかった。見つかったとしてもその存在は抹殺されている可能性もあるが。だが少なくとも、今のところその情報を耳にしたことはない。

 当たり前ながらこのことが外部に漏れるのは、あってはならない。議会で可成り強い発言力を持っているからこそ、ライヒアルトの父は知っていたのだ。

 確かその時、当時の情報部の部長がその未だ行方不明の戦艦に乗り込んでおり、一緒に行方不明になっていた筈。

 特務と情報部。

 これ以上ないくらいに、胡散臭い二つだ。

 流石にヴェンツェルも、事故についての詳細は言わなかった為、本当に情報部に戦艦があったのかと言うことも正しい情報かどうかは解らない。

 だが今から考えると、自分の出自についてだけ口を割ったと言うことは、何処か腑に落ちないものを感じる。

 当然、あの事故に関しては、心理的操作は受けている筈だ。口を開こうとしても、通常であれば受けた操作に遮られ、言動に制限が働くか、酷い場合にはショック状態にも陥ることがある。なのに彼は、話している時にも、それに苦しめられている様には、到底思えなかった。

 そして今ここに、自分達と共にヴェンツェルの名が並んでいる。

 呼び出し続けてる端末の音が、不意に変わった。

 漸く彼の女王様の気が向いたらしい。

 少しばかりの安堵を乗せ、ライヒアルトは彼女の名を呼ぼうとした。

 「シェ……」

 『うるさい!! 何度も鳴らすな!!』

  怒鳴り声から始まった応答は、いかにもシェスティンらしかった。

 何時もなら、ここでライヒアルトがゴメンと返すのだが、今回は違う。

 「怒ってても良いから、とにかく部屋まで戻ってきてくれ」

 『はぁ?! 何で私がっ!! 用があるなら、お前が来いっ!!』

 そのままオフにしようとしたことを悟り、ライヒアルトは必死の形相で言い募る。

 その間にも、もしもシェスティンが戻って来なかったら、自力で引きずってこなければと考えている為、彼女の居場所を突き止める為、周囲から聞き取れる音に耳を欹てることは忘れない。

 「そんなこと言ってる場合じゃないんだよっ。頼むから、戻っ……」

 ぶつりと切れた。

 せめて最後まで言わせてくれと思ったが、そうも言ってられない。シェスティンのことだから、きっと人気のない所に行っている筈。

 「もう、マジ勘弁だわ……」

 まあ、呼び戻すのが大変な訳だが、それでもライヒアルトの方が出て行ったのではないことが僥倖だった。ここに残っているのがシェスティンであれば、この召集令状に気付くのは更に後になり、それに伴い初動も遅れることになったのは間違いがない。

 取り敢えず、迎えに来いと言ったのはシェスティンだ。では迎えに行ってやるさと踵を返した時、先程途切れた端末からコールを受けた。相手方のID表示はオフ。

 「んっだよっ!! こんのくっそ忙しい時にっ!」

 ID表示がオフと言うことは、シェスティンではあり得ない。彼女がライヒアルト相手に、表示を隠す訳がないからだ。

 だが何の気まぐれかオフでかけ直したと言う可能性が0%ではない為、それを放置して行く訳にはいかなかった。

 「ライヒアルト・フィッシャー・ディースカウ! 何だっ!!」

 可成り人相が悪くなっているだろうが、構う事はない。知った事かとばかりに怒鳴って返す。取り敢えず、これがシェスティンなら、後で謝り倒すことは間違いないだろう。

 だが。

 『どうした、荒れてるな。まさかあれしきのことで、そうなってる訳でもないだろう?』

 落ち着いた声の主は、先程見たばかりの名の持ち主、ヴェンツェル・ヘーガーであった。




 漸く探し当てたシェスティンの腕を掴み、暴れる彼女を物ともせずにライヒアルトは耳元で低く囁いた。

 瞬時に凍り付くシェスティンは、そのままライヒアルトに引きずられる様にして部屋まで戻って来ることとなる。

 周囲に人の気配がないのを確認し、二人してシェスティンの部屋へと入ると直ぐさま我に返った女王様が激昂した。

 「貴様っ!!」

 体重を十分すぎるほどにかけて、ライヒアルトの足の甲を踏み抜き、怯んだ隙に思いっ切り拳を顔面に見舞う。

 「痛いっ!」

 叫んだのは、殴られたライヒアルトではなかった。

 あまりの理不尽さに脱力しそうになる彼だが、突き出された腕、その手首を見て青ざめた。彼女の手首が真っ赤に変わっている。渾身の力で握りしめていたのだろう。

 「ごめん……。でもあんたコール切っちゃうし、着いてきてくれないし……」

 それでも、ごめん、痛かったよなと、自分の足と顔面そっちのけで女王様を気遣う下僕っぷりがいっそ見事だ。

 「……もう良い」

 彼女自身も、悪いとは思っているのだが、それを素直に出す様なシェスではない。

 自分のベッドへ向かい、乱暴に腰を落とすと、苛々と爪を噛む。

 「シェス、爪なんか噛むな。形悪くなるぞ」

 その様子はまるで子供だ。

 だがしかし、彼女の苛立ちは良く解る。部屋まで戻る経緯は元より、凍り付いた内容のメールにも原因がある。

 『何故自分達に?』

 そう言う思い。

 軍部に所属している者は、皆年に一度はドックに入る。その際、何か異常が見られた場合や、リヴァーシアンであれば更なる変異が存在した場合、それが軍属であることに支障を来せば、何かしらのアクションが来る可能性はある。そう、今回の召集令状の様な、第一線で活躍出来なければ、裏で社会に貢献せよとばかりな内容が。

 だが今回の結果は、そう言ったものがない。

 何ら異常がない場合、自分達が一時的にも戦列を離れる事になれば、軍にとってもそれなりのマイナスになると言うくらいには、自分達のことを自負している。

 現状、ある程度は銀河系内部の様子は、彼らがエースと呼ばれることとなった一年半前に起こった内乱を期に落ち着いてきている。だがそれでも、未だ宇宙海賊(スペースパイレーツ)は横行するし、僻地辺境での独立運動なども勃発していた。

 この第一象限内の連邦軍コロニーへと帰投は果たしているものの、また直ぐ第二象限内にあるここから数十万光年離れたイリス星系第四惑星まで『お出かけ(出撃)』して『パーティー(鎮圧)』する予定なのだ。

 なのに何故?

 どうして?

 答えが出よう筈もなく、そしてシェスティンから苛立ちを取り除くことも出来ぬまま、ライヒアルトは殴られることを覚悟で口を開いた。

 「シェスティン、ここから逃げるぞ」

 その言葉に、彼女は弾かれる様に顔を向けた。


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