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街の外れの薬屋から城までは、馬車でおおよそ3時間。その間エマは矢継ぎ早にフェリクスに質問されていた。




エマは親がいない事。



生後3ヶ月の時から東の森で魔女のベアトリスに育てられた事。



ベアトリスは魔法の師匠である事。



3ヶ月前に成人した事。



成人した翌日にベアトリスが亡くなった事。



今は一人で東の森に住んでおり、魔法薬を売って生計を立てている事。



趣味は読書と魔法陣の研究である事。




ベアトリスから貰った黒いマントのフードはなぜか人前では外れない事。




極端な方向音痴である事。




人見知りである事。




特に隠す事でもないので、質問全てに答えた。





「苦労しているんだな。」



「…そうなんですか?」



「そうでもないのか?」



「…はい。衣食住に困っておりませんので。」

「…全ては師匠のおかげです。」



「そうなのか。」



そんな話をしているうちに、城に到着した。




そして早速エマは城内で迷子になった。

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