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未来・・・?
「何をしてい・・・、グハァ!!」
とりあえず、この時空間に逃げ込んで来たはいいが、ここは一体どこで、一体、あの時から何年経った・・・。
「・・・?」
何か、流れ着いた施設の中に不自然な壁を見つけた。・・・これは・・・?・・・!!扉!!誰もいない。この場所は一体なんだ??
・・・!!これは!時空間転移装置!!・・・これを使えば・・・。
俺はためらうことなく、その装置を使用した。
「・・・まずは・・・。」
この時空間から一先ず、自分に何も関係しない時空間へ逃げる。そしてゆっくりと時空間を覗き見て、これからのことを決めようか。
「・・・待ちなさい!!」
誰か女の声が聞こえるが、生憎、装置は動き出している。
「くっ、これじゃあ・・・。」
そこから転移が始まり、その女の声も消えた。
ククク、さあ、俺の計画を今度こそ成功させるようじゃないか。