男子バスケ部の噂の先輩
私はバスケ部だ。
外周が面倒だなと思ってるだめな部員だ。
背が高いという理由だけで入部した。そんな上手くない。
今日は体育館が割り当てで使える。みんなは喜んでいるが、ダルい。家帰ってゲームしてー!
「ねー。今日って女バスの割り当て?」
バドミントン部の空だ。私が机に突っ伏しているとこにやって来た。
「そだよー」
空は部活は本気でやってるので、絶対面倒だということをバレたくない。
「もう片方のコートって男バスだよね」
そうだったけと思いながらも頷く。間違ってても別にいいし。
「男バスかー。うっさいんだよなー」
私がそう愚痴るように言う。でも、クラスには男バスのやつも一人いるのでこそこそっと言った。
「でも、先輩にかっこいい人いるじゃん」
うん?いたっけそんなの。別に男バスとはあまり喋らないし、興味もない。ただうっさい印象しかない。モテる先輩ねー。誰かいたっけ。あっ!
「橋本海羅?」
女バスの先輩から海ちゃんモテててズルい。あいつが彼女作るより私が先に彼氏作りたい。って騒いでたのを思い出していた。
「そう!かっこよくない?」
私からしたら背が高い人という印象しかなかった。
「そうかもねー」
テキトーに返した。
もうあの先輩かっこいいとかみんな喋ってるんだなと思ってびっくりした常日頃だった。
恋愛ってみんな何歳くらいにしました?私は結構遅かったのでこんなこと思ってたなと思い出して書きました。