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水道水は飲めるだろ!

私は普通に水道水が飲める。

だが、今は飲める人が少ないようで…


「うわ、水筒忘れた!」 


終わったって顔をしているのは女バスの仲間笹野(ささの)琴美(ことみ)だ。まあ、今の異常気象というか、地球温暖化をもろに直撃している中学生が水筒を忘れるなど死活問題だ。


「水道の水飲めばいいじゃん」


私が言うと


「水道水なんて不味いもの飲めない。ぬるいし」


琴美はため息をつきながら言う。

こんなときに味を気にしても仕方ないと思うのだが。


「私のスポドリを譲ってやろう」


バスケ部一の男前女子の服部(はっとり)夕輝(ゆうき)が言う。


「ただし、高くつくけどな」


こいつがそう言うときはだいたいコンビニでチョコでも買えということだ。


「今度の練習試合のとき返す」


琴美は渋々スポーツドリンクを受け取った。


「まいど!」


夕輝はやってやったと言いたげな顔をしている。


「てか、みんな水道水飲まないの」


「不味い」


そんなに不味いかなと思う常日頃だった。

都道府県によって水道水の味って違うらしいですよね。私の感覚的に東北とか中部地方らへんの水が美味しそうな気がします。

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