表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/38

血液型

昼休み


「みんなって血液型何型?」


優未が言う。


「私はO型だよ。それっぽいってよく言われる」


生花が自信満々に言う。


「私もO型。だいたいのことは雑だしね」


優未もO型らしい。


「蘭は?」


優未が首を傾げる。


「B」


そう。私はB型だ。Bだけ言うと何かの選択問題みたいだな。


「えっ! そうなの?」


「そうなの」


二人とも予想外という反応だ。


「A型だと思ってた」


二人ともそう思ってたらしい。


「私に几帳面なとこあると思う?制服をハンガーに掛けるのが面倒で放置しとくようなやつだぞ」


「あー。たしかに。A型じゃなさそう」


認められるとそれもそれで喜べない。


「そういや、O型って他の血液型にも少しなら輸血できるらしいよ」


優未がそう言う。


「えっ!なんで!」


生花がはてなを浮かべている。


「何かの抗体がなにやらでなんかなるらしい」


優未多分忘れている。


「うえー。すごいね」


生花は素直に受け止めている。何がなにやらで分かるのだろうか。


「なんの話してるの?」


クラスのアイドル李子ちゃんだ。


「血液型の話」


「へー。面白そう!ちなみに私は少数派のAB型だよ」


「えっ!」


予想外の血液型だった。偏見はいけないなと思う常日頃だった。

B型って言うと警戒されます。そんなマイペースじゃないと思うんですけど。真面目にしっかり生きてますよ!昔私のいた中学のクラスはO型が多かったです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ