表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一兵卒から勇者になると大変だ  作者: シャーク
1/4

プロローグ 好奇心旺盛な王女がいると大変だ

完全にノリで書いてます。マジでヤバいです。

シャークの別の作品もあり、アカウントに繋げないとかでゴリラの作品もある……。

これもしかしなくとも終わってる?

 カンカンカンとけたたましく警報が鳴り響く城内。


「何事だ!」と大臣達が騒ぎ立てる中、ただひたすらに走り続けている男が居た。


 彼の目的はただひとつ、王様に今の状況を伝えることだ。


 ーーーーーーーーーー


 時は少し遡り、二時間前。


 この国の王女、コロンは城の庭を歩いていた。


「あ~あ、暇だわ~何か面白い事とか起きないかしら」


 彼女は面白い事、危険な事が大好きだ。いつも危険な事をしては、大臣達に止められている。それは今日も例外では無い。最近までは王女が危険な事をしないように、影から見守っていた諜報部の人達と鬼ごっこをして遊んでいたのだが、その人達は魔族が最近変な動きをしているとのことで出払ってしまっている。


「あっ!そうだわ、王女と言えば魔王に連れ去られるのが当たり前と、この前父上がおっしゃっていたわね……魔王さ~ん! (わたくし)を連れ去ってくれないかしら~?」


 彼女は、王女が魔王に連れ去られるのは当たり前だと王様が言ったと、言っているが実際そんなことは無く、王様はそういう事例が多いから気を付けろと、言っただけに過ぎないのだ。だが、彼女はそんなこと覚えていない、面白ければそれでいいのだ。


『その願い聞き届けたり』


 突如、頭の中に声が響き渡った。


「貴方はもしかして魔王さん?!」


『是。我は魔を統べる者、そなたは我が王宮へ来たいのであろう?』


 声の主は自らを”魔王”と名乗った。


「えぇ! 勿論よ」


『魔王と聴いても、態度を変えぬか……良かろう! そなたを我が王宮へと招待しよう』


 高らかにそう声の主が宣言すると、王女はあっという間に姿を消してしまった……。


 ーーーーーーーーーー


 この出来事から二時間後、城内は混乱に陥るのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ