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朝起きると、女子になっていた!?  作者: わくさん?
「さぁ、小説の始まり始まり~!!」(意味不)
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第一話「先生の声に飽きたらいろいろと変えてみよう!」

 「いってきまーす」

と、急いで自転車を倉庫から引っ張り出し、全力で自転車を漕いで、通学をする俺の名前は加藤和司。

ド田舎で、コンビニに行くのに家から十五分。ゲーセンに行こうと思えば、三十分程度だ。

本当に周りを見渡すと、桜が咲いている木が辺りほぼ全体に立っている。

そして、奥にはいくつもの畑があり、所々に、川が穏やかに流れている。

今日は、高校の入学式。

八時から始まるのに、寝坊をして、現在の時刻が七時四十分。

息を切らしながら、自転車を漕いでいるうちに、高校に着いた。

急いで自転車を駐輪場に置き、体育館に駆け込み、椅子に座って、深く腰を掛け、ホッと息をつく。

俺がこれから通う那丹惟高校は、偏差値が六十の公立高校である。

何部屋あるか分からないほど大きい校舎。

そして、三百メートルトラックが作れる程の大きい運動場。

そして最後に体育館。

十万人以上入りそうな広々とした体育館。窓が全て全開にされていて、心地の良い風が来る。

急いで来たため、汗の勢いがなかなか止まらない。

持っていたハンカチは気がつけば、びしょびしょに濡れていた。

そのハンカチを元のポケットに突っ込んだ。

周りは同じ学校の中学生だったグループで話をしたりして、賑やかになっていた。

俺は、誰も中学が一緒だった友達と離れ、こんなド田舎まで、一人で引越してきた。

何故、俺が引っ越してまで中学の友達と離れたかったのか。

それは、俺がいじめられていたから、だから極力、友達は避け、遠く離れた高校に一人で引っ越して来た。

親は引っ越すことを否定しなかった。もちろん、息子の人生だから好きにやらせてあげようとでも思っているのだろう。

それはそれは、もの凄くありがたい。

父さんは、漁業をしており、いつも帰りが夜の12時とかだった。

母さんは、スーパーの店員で、帰りは夜の10時とかだった。

二人とも、帰りが遅く、俺はいつも、母さんが晩飯のために置いていったお金を使って、コンビニ弁当を買っていた。

俺はここに来て、あることが分かった。

まさかの、校舎の中に食堂があるというのだ。

だから、俺は真面目に勉強をして、遠く離れたこの高校に入学したと言うわけだ。

そう思っている間に入学式は始まっていた。

俺は、少し崩れていた姿勢を正し、校長先生の話を聞くことにした。

キーンコーンカーンコーン。

学校中に鳴り響くチャイム。

俺は、指定された教室に入った。

そこで見た光景は今までの教室とはレベルが違った。

エアコンがついており、黒板がテレビの画面みたいになっていた。

心の中はかなり動揺していたが、何とか落ち着いて自分の席に着いた。

机を見れば、ようこそという言葉が画面に映し出されていた。

タッチしてみると、様々な項目が出てきた。

教科書、ノート、読書など...

どうやら、この机はいちいち教科書を持ってきたりしなくても、この机の画面の中のデータに全ての教科書などが入っているということ。

他にもどんなことになっているのか、机の周りを見てみた。

すると、イヤホン・ヘッドホン差込口なんてものを見つけた。

支給されたイヤホンをつけてると、画面に何かが表示された。

{先生の声に飽きたらいろいろと変えてみよう!}

と、表示されている。

イヤホンからは先生の声がはっきりと聞こえる。

左にスライドしたりしてみると、先生の声を変更する。という、項目があった。

開くと、いろいろなモードが出てきた。

[かっこいい男子の声][かわいい女の子の声][ツンデレ女子の声][あの声優さんの声]

など、イヤホンから流れている先生の声を変えることができるモードらしい。

試しに、[ロリの声]を選んだ。ただ普通にロリが好きだから。

すると、本当にロリの声が流れてきた。しかも、すげぇかわいい声。

他に、[ツンデレ女子の声]を選ぶと、先生の口調がツンデレになった。

これはこれで良い。

ども!作者のわくさんです!

ご愛読ありがとうございます!

初めての作品で、文句はいろいろとあると思いますが、これからも楽しい作品に仕上がるように頑張っていこうと思っていますので、応援よろしくお願いします!

また次回にお会いしましょう!

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