【2話 コロシアム】
「うぉぉぉ!行けぇ!」
「粘着戦法してんじゃねぇ!やれー!」
「(やっぱ盛況だなぁ娯楽なさそうだし戦いが
娯楽だよなぁ,,,)」
ここはコロシアム,戦士や奴隷階級が戦う世界,
誑かすもあり,虐殺は無しで公平な戦いにする,
戦いの全てが完成された世界。
「うぐ⁉︎硬え!」
群れで狩りもあり,まぁそれは敵が強い場合だが,まぁ奴隷階級なんかが強い戦士に勝てる筈は
無く。
「なんだそれは?なまくらか?木偶の剣だな」
「鉄製の剣が,,,うぶ⁉︎」
戦士は木刀で雑魚を引き千切る,蹂躙,数を凌駕する逆リンチ状況である,淡々と戦う冷酷な
戦士と弄ばれて死ぬ奴隷,それを見て金を
落とさせるのだ,酷い制度だが娯楽として
確立してしまって居る。
「しかもあの戦士ダメージ軽減あるじゃん」
ダメージカットにはレベルがある,99.999,,,9が
庶民やの限界値,平均並みの凡人なら100から
120%まぁダメージを受けると回復するレベル
まで至る,あの戦士は完全軽減と言って,全てのダメージが喰らわないダメージ軽減である。
「つまりは,刃物も打撃も効かない,可哀想に」
そして僅か3分に30人の命が奪われたのだった。
「ふむ,,,なら俺も参加して見るか,公平の名のもとにある虐殺,才能格差,いいじゃねぇか!」
こうして平本がコロシアムの奴隷側に入る
のであった。
「さぁ始まりました!右腕のアンスvsダークホースヒラモト!」
「うぉぉぉ!やれ!」
「ダークホースやれ!」
「(うわぁ〜片腕だけ異常にデカい,キッショ)」
「へっへっへ,蹂躙ダァ!」
やつは飛び上がり,早速に拳を振り下ろした。
「喰らえ![ワンパンチ/一撃打倒]!」
その打撃は,当たらなかった,それて床に
当たると地面にクレーターが生まれる。
「へ,避けるのは得意なようだn」
瞬間平本が軽く拳を振り上げた。
「へ〜,あっそ」
軽く振り下ろした,瞬間。
「⁉︎(この俺の右腕で受け止めきれない⁉︎)」
瞬間,太物の内部が筋肉断裂して膝関節が外れる。
「うが⁉︎」
「待てよ」
平本が回復魔法を気付かれないように付与する。
「は?」
「まだだよな?まだまだだよな?事前情報で
知ってんだよ俺は」
過去この右腕のアンスは,精神空間と呼ばれる非物理的構造の部屋をノックで破壊したり,
太陽の熱すら効かなかったり,異能力が通用
しなかったり,収納空間言わば時間の捻れた
ゲートを掴み,殴ったり。
時空を超えたパンチは宇宙空間も余裕で破壊したり,ワンパンが想像に容易い男であった。
考えただけで複数の星々の全体の意識を変えるようなマインドコントロールを持った異能力者すら,倒した実績がある。
だがしかし。
「ひぃ⁉︎腕がぁぁぁ⁉︎」
「これが,戦士か?せの字すらねぇカスだな,
蹂躙だなんて不相応だぜお前」
グジャリ,回復速度を超えて身体の全てが
破壊し尽くされる。
「勝負あり!勝者ヒラモト!」
「はぁ?まだ潰したりn」
「ストップだよ,ヒラモト」
「レフェリー,,,分かったよ」
こうして一回目の戦いが終わる,次は。
「ふん」
さっきの完全軽減を持って居た戦士だ。
完全軽減それは,全部そろってて,欠けがない,肉体に弱点は無く克服の余地すら初めから無い,もはや肉体は完璧に等しい,その完全性は,数学なら証明できる=正しいってルールがちゃんと成り立ってる,哲学的なら上位存在は完璧!みたいに,何にも不足がないって感じで急所がない。
「はぁ,,,はいバイバイ」
バゴーン!瞬殺,体が爆砕する。
「何が軽減だよ,デコピンすら至らぬ一撃でよ」
指を動かすだけで余波は,雲を割り,空震する,
余波は何重にも重なり,星全体を軌道をずらして
しまう程に揺らす,が軽く修正と手加減でカバー。
「はっはっは!コロシアムの5本指である!我は
クリスタル!」
クリスタル,やつは単なるデコピンの余波で宇宙の破壊が可能,破壊不可な壁を破壊,軽く動くと時速5兆光年の宇宙船でも100億年かかる距離を0.1秒だけでたどり着き,少し力を入れたら
時を飛ばすより早く動けて戦いながら成長する戦闘の天才と呼ばれ,戦えば戦うだけ強く成る
指数関数的にレベルは上昇し続けて行く。
だが。
「う〜ん,,,弱い」
腕を折るどころか,ガードを貫通して,貫かれる。
3回戦目,強すぎるせいで,最後ねって言われた。
「なんでやねん」
「しか無いだろ」
こうして最終決戦,コロシアムの指を使役する
最上級の階級,武王とバトルするのであった。
「我に負けはないぞ,塵芥が」
武王ラバッカス,奴はその負けないが本質的な
根底にある。
もしも〜だったらなんと言う可能な世界は
全部,実際にどこかに存在してる,今の世界は
その可能な世界の一つに過ぎないのだ。
哲学や論理学で可能性を考える際には当たり前の考えの基盤,その可能世界は全部ホントに
存在してる,物理的なパラレルワールドだけじゃなくて,数学的な世界とか神秘の概念とか抽象的な存在までもちゃんと実在する,あり得るもの全部が現実なのだ。
そして現実でも虚構でも,矛盾してても,意味不明でも,思いついた時点で全部実在してる,
ありえるかどうかが実在の条件だが,完全不可能な世界もOK,なんでもアリな現実である。
その全体像は,数値的現実なのだ,ありとあらゆる集合を全部まとめた最大の集合を1面にした
現実,普通の数学ではそれは作れなくて,作ろうとすると矛盾が起きちゃうとか,無関係な
無矛盾と矛盾を平行して内包した哲学的にすべての存在を包み込む器が数値的現実。
その中にすら,ラバッカスの敗北の概念や世界,
可能性の世界から分岐する,不可能な世界に
成る,更に不可から敗北を否定する,全ての
敗北と負けの概念,世界を完全否定して居る。
だがしかし。
「我は勝つ故に我あr」
「ウルセェ敗北者」
バゴーン!敗北の現実を叩きつける。
「優勝者平本!!!」
「なんか圧勝過ぎて怖いよ」
「応援を途中から戦士にしちゃった」
「なんだあいつ」
「(うわ〜観客にすげぇ嫌な目向けられてるよ,
ぷっくっはっはっはっは!)はっはっはっは!!!」
「弱いから悪いんだぞ?」
こうして平本はコロシアムを後に
するのだった。