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ガチャ066回目:モンスターリザルト2

「ショウタくん、ゴブリンの確認終わったわよ」

「こっちも終わりました! 上質な薬草類の調達、ありがとうございます!」

「じゃあレイチェルさんからお願い出来ます?」

「はーい。こちらになりまーす!」


・リーフ草 判定S 8本×(120G+特別報酬80G)=1600G

・リーフ草 判定B 34本×40G=1360G

・リーフ草 判定C 18本×20G=360G

・リフレス草 判定A 6本×150G=900G

・リフレス草 判定B 13本×50G=650G

・リフレス草 判定C 15本×25G=375G

・解毒草 判定S 9本×400G=3600G

・解毒草 判定B 15本×80G=1200G

・解毒草 判定C 20本×40G=800G


 累計:10845G


「判定AやSは勿論ありましたけど、今回はBやCも沢山ありましたね……」

「ああ、ゴブリンの集落で無造作に置かれてたので、それも持ってきました。やっぱり品質は終わってたみたいですね」

「あ、そういうことでしたか! なら安心しました。ショウタさんがせっかくの素材を粗末に扱うなんて想像できなかったので」

「あはは」


 まあ、何にせよそんなゴミでも塵も積もれば、俺達が採取した金額の5割くらいにはなってるみたいだし、ついでに確保しておいてよかったな。


「ではショウタくん、私も伝えるけど数が多いから、ゆっくり確認してね」

「お手数おかけします」


・ゴブリンLv2:4体×15G=60G

・ゴブリンLv3:9体×20G=180G

・ゴブリンLv4:10体×25G=250G

・ゴブリンLv5:27体×40G=1080G

・ファイターゴブリンLv5:7体×60G=420G

・ファイターゴブリンLv6:5体×70G=350G

・ファイターゴブリンLv7:9体×80G=720G

・ファイターゴブリンLv8:20体×100G=2000G

・レンジャーゴブリンLv5:5体×45G=225G

・レンジャーゴブリンLv6:6体×50G=300G

・レンジャーゴブリンLv7:11体×60G=660G

・レンジャーゴブリンLv8:21体×80G=1680G

・スピアゴブリンLv5:3体×60G=180G

・スピアゴブリンLv6:4体×70G=280G

・スピアゴブリンLv7:11体×80G=880G

・スピアゴブリンLv8:19体×100G=1900G

・ナイトゴブリンLv5:4体×80G=320G

・ナイトゴブリンLv6:6体×100G=600G

・ナイトゴブリンLv7:5体×120G=600G

・ナイトゴブリンLv8:14体×140G=1960G

・ホブゴブリンLv8:2体×1000G=2000G

・キングゴブリンLv19:1体 20000G

・キング特別報酬:30000G


 累計:66645G

 合計:77490G+依頼報酬100000G

 残高の60480Gと合わせて、所持金は23万7970Gとなった訳だ。


「おー」

「ところで坊主、ここだけの話なんだがよ」

「なんです?」

「お前、今日だけで武具の売買だけでどれだけ稼いだんだ?」

「あー……40万ほどですね」

「マジかよ。そっちの方が全然美味ぇじゃねえか」


 まあこっちはイリスのおかげで本来利用できない武具を再利用した結果だしな。本来は1/10くらいになってればいい方じゃないか?


「まあ、こんな風に稼げるのはしばらく無いんじゃないです? 他のダンジョン次第ですけど」

「問題はそこなんだよなぁ……。ミランダ、街周辺の詳細な方の地図を見せてやれ」

「分かりました。ショウタさん、ちょっと待っていて下さいね」


 ミランダさんはパタパタと部屋を出ていき、それを見ていたレイチェルさんが意味ありげに微笑んだ。


「あの機密情報てんこ盛りの地図を出すなんて、グレインさん、ショウタさんの事気に入りすぎですよー」

「へっ、どうせならコイツに確認してもらったほうが楽だしよ」

「機密ってもしかして、ダンジョン跡地の情報が載ってる地図とかですか?」

「その通りよ。小僧もどうせ、次は他のダンジョンに行こうとか考えてたんだろ?」

「まあそうですけど」


 と言ったところでミランダさんが戻って来た。そしてテーブルに地図を広げ、再び俺の隣に座った。


「さて、坊主。見ての通りこの街の周辺にはあと4つダンジョンが存在していた」

「あー……。もしかして、この辺に出現するモンスターと同数ですか?」

「お、分かってるじゃねえか。東に1つ、西に2つ、北に1つだ。次はどこにいく?」

「じゃあ順当にゴブリンの次に弱い奴で」

「ならキラーラビットだな。そいつは東だ」


 おっさんが地図に記されたダンジョンの場所を指で指し示す。そこは東に伸びる道を辿って、そのまま小川を跨いで真東に視える森の中にあるようだ。


「ここも洞窟があるんですか?」

「いや、ここでは森の中心部辺りがダンジョン化していたと記録が残っているが、詳しくは分かってねえんだ。坊主が見つけた例の装置もあるとしたらその辺りだろうが、もしあるとするなら見つけるのは至難の業かもな」

「ま、なるようになりますよ」


 ボス(目印)さえいてくれれば、後は『特殊鑑定』で視れば一発だからな。


「ちなみに常駐依頼には、キラーラビットの肉と毛皮と角がある。それぞれ1個ずつ買い取るし、こいつらも品質によって値段が変わるから注意しろよ」

「分かりました。ただ、行くのは明後日ですね。流石に明日は休みを入れようと思います」

「ほっ、良かった。ショウタくんやっと休んでくれるんだ」

「このままずっと働きっぱなしなのかと心配してたんですよー」

「まあ、休みもたまには必要ですから」


 単にエルフのお姉さんから借りた本が読みたいだけだけど。

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