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俺の異世界生活終わりました!  作者: Ruru
1章 はじまりの街
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5. ゴブリンの巣

 ゴブリンの巣に足を踏み入れる。パット見た感じはただの洞窟だ。それ以外にはなにもない。


 ただ、かなり奥に続いている。そしてかなりの量のゴブリンがいる。


 まだはいってから数分しか経っていないのにもう10匹くらい殺しただろうか。


 慣れてきた。


 異世界での魔物討伐ってこんな感じなんだな、初めての感覚だ。誰だってそうだろうけど。


 そしてさらに数分歩いていくと少し広い場所に出た。見るからに他のより強そうなのが何匹かいる。流石にキングってほどじゃないがそれなりに強いだろう。これはちょっと強そうだ、少し身構えるか。




 なんて思っていたが、結構あっさり終わった。確かにそこらのゴブリンよりは強かったがそれでも弱いことには変わりない。結果リーダー格を倒したあとに周りを一掃するといういつもと同じ作業をしただけであった。せっかく異世界に来たんだからちょっとは骨のある戦いがしたい。


 いや、別に俺は戦闘狂ってわけじゃないんだけどね?ホントだよ?


 でも流石にあっけなさすぎる、もっと奥に行けばなんかいるかもな。




 そう思いながら歩くこと数分、さっきよりさらに広い部屋にたどり着いた。いかにもな部屋だ、数十匹はゴブリンがいる。それに、奥にはとてもでかいのが一匹、おそらくゴブリンキングだ。


 やっと骨のある戦いができる!

 と何故か高揚してしまった。俺、もしかしたら戦闘狂だったのかもしれない。


 まあ別に異世界だしなんでもいいよね!


 別に戦闘狂だからってなんだって話だ!


 まあ今はのんきなことを言ってる場合ではない。どうやらこっちに気づいたみたいだ。一斉に襲いかかってきた。


 流石に単体だと弱いが集団で襲い掛かってくるとだいぶ厄介だな。対応が追いつかない。それに数十匹だと思っていたが、ちゃんと見ると100匹を超えてそうだ。てか超えてる、もっと多いかもしれない。


 それに気づかないうちに後ろにまで回り込まれている。流石に分が悪すぎる。ここは一旦引くか。


 仕方ない、命より大事なものはないんだ。流石に無茶してせっかくの異世界生活を終わりにしたくない。


 追ってくる奴らは流石になんとかできる。それに、前からも何匹か来ている。多分予め隠れていたのだろう。俺が逃したゴブリンが伝えた可能性もあるな。


 とりあえず一旦少し広めの部屋に逃げよう。少し休憩してからもう一度向かう。


 これの繰り返しでなんとかしよう。

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