春夏秋冬4-4
冬ーーーー
明白神が、眠りにつく季節。
南西のアント族は、食料を求めて東へと移動を始める。
アント族は、砂漠地帯に住み、すり鉢状の穴を造り、そこに獲物を落し入れて食料としていた。
昆虫族で、頭に長い2本の触角を持っていた。
蟻やバッタ、カマキリの姿をしている。
アント族は、全て一匹の女王アントから生まれて、集団を作って暮らしている。
冬の季節を過ごすため、アント族は、湿地帯に住むウタ族を探し回る。
水生種族のウタ族は、冬が来て暗黒神の影に、おびえながら移動の準備を始める。
ウタ族は、頭に一角の角を持ち、川岸や海辺で暮らしている。
人型をしていて、背中には大きな甲羅があった。
川の水位が下がり、魚たちが川下へ移動を始めるのを見て、ウタ族はアント族が来た事を知る。
何千万の数のアント族が、ウタ族を襲い、捕食を始める。
アント族は、水を流し、吸収して、豊かな大地を、たちまちの内に大砂漠地帯へと変貌させてしまう。
水なしでは生きられないウタ族は、やむなく西の土地への移動を開始する。
こうして冬が終わり、惑星シバルバの季節は巡り、また春がやって来る。
各種族は、明白神と暗黒神に守られながら、春・夏・秋・冬の移動を繰り返し、惑星シバルバの1年は、いつものように 過ぎて行く。
そう、未来永劫変わらない、一年が来る はずだった。
これから起きる重大な事件が、無ければ!!!
大宇宙のビッグバンから生まれた、惑星シバルバ!!!
そこは、陰の神「暗黒神」と、陽の神「明白神」に守られた惑星だった。
陰と陽から五行が生まれ、九星の種族が生まれた。
その大自然の法則からかけ離れた、シバルバ族の「コアトル」!!!
そして、未だ登場していない遊牧の民「ゴ族」!!!
21世紀最強の英雄譚!コアトルの冒険は、いよいよこれから!!!




